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【花組】バルビ神父を演じる水美舞斗さんの演技がとっても良かった話「CASANOVA」(宝塚) 感想3

マイティーのバルビ神父の演技がめっちゃ良かった話

昨日は芹香斗亜さん主演の「群盗」の初日、そして本日は雪組公演「ファントム」の千秋楽ですね。

この2つの公演やライブビューイングに行かれる方も多いかと思います。

そんな中私はまだまだCASANOVAの世界に浸りきっております…。は、早く次が観たい…

CASANOVA関連の他の記事はこちらのページに全てまとめてありますので、興味がある方はそちらもご覧いただけますと幸いです。

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さて、今回は「バルビ神父」役を演じた水美舞斗さん、マイティーの演技がめちゃくちゃ個人的にいいなーと思ったのでそのことをひたすら書きたいと思います。

メインキャストの方々も書きたいですが…まだ観劇する機会があるので、もうちょっとじっくり観てからにしようかなと…!

(マイティーもメインキャストなんですけども!)

ちなみに、ネタバレはありません。

 

水美舞斗さんが演じる「バルビ神父」について

マイティー演じるバルビ神父は 、神職でありながら女性に手をだした(しかも複数…!!)ため、投獄されることになってしまいます。

そこに現れたカサノヴァ(明日海りおさん)に説得?され、共に脱獄することを決意し、部下ともしもべとも友達とも言えない、妙な関係を保ちつつ共に行動することになります。

このバルビ神父、めっちゃくちゃいいキャラなんですよ!

神職だけど女性が好き!モテたい!というのは成人男子としては当たり前のことですし、それを時代が許さなかったとしてもカサノヴァについて行って脱獄すれば、自分にもおこぼれがくるかもー!と言っちゃうくらいおちゃめ。

しかしながら神への祈りを忘れたわけではないようで、少々法衣っぽいお衣装を着ることもあったり。

カサノヴァとの関係性も絶妙で、バルビは彼のことを「旦那」「旦那様」と言いますが、とはいえやっぱりしもべでもない、かといって部下でもない。

なんでかと言うと、バルビはカサノヴァに対して「なんでも言うことききやす!」というスタイルではないからです。

でも友達というほど気楽な関係でもない。利害が一致した関係と言えばいいのかもしれませんが、どこか二人はちょっと共通しているところがあるのかもう少し深い仲だったり…。

という、なんとも「一言でまとめるのが難しい」関係だと私はとらえたのですが、しかしその二人がめっちゃくちゃいい塩梅のバディっぷりなんです…!

嫌味がなく、どちらも格好いい(設定上バルビはちょっとモサっとした感じなのでしょうが)、スキがない二人です。

 

味と深みがある、「押し引き」が上手いマイティーの演技

めちゃくちゃ前置きが長くなりましたが、そのいい塩梅のバディっぷりを上手く出せているのは、マイティーの演技のうまさにあるんじゃないかと思うわけです。

もともとマイティーの演技が下手と思ったことはないのですが、前回の公演「MESSIAH」を経て、さらに磨かれてきたと思っています。

今回のマイティーは非常に「押し引き」が上手いと感じました。

カサノヴァに対して押し出すところはぐっと押し出す(そうしないと印象があまり残らず、手下っぽいイメージで終わってしまう)、引くところは引く(カサノヴァを前に出す、目立たせる)感覚がすごく鋭い方なのだろうなと思いました。

さらに動き…所作や表情など非常にバルビ神父は「味のある」キャラになっていて、4年間虐げられていたり、本来神職である背景もチラつかせる経験による深みみたいなものも感じられました。

初日を1回観ただけなのにめっちゃ長文になっているのは自分でも非常にキモいと思うのですが、それだけ「めっちゃマイティーええやん…」となったということでご勘弁ください。

 

ダンスと歌は少なめ。だけど存在感は強かった

今回のマイティーはダンスや歌は正直言って少なめです。

ソロで歌うところもほぼないのかな?銀橋に出てくる回数も少なかったと思います。

マイティーはダンスはもちろんお歌もイケてるのでソロの1つくらいあっても…!とは思ったのですが(もしかしたらソロパートはあるかもしれません。が、1曲まるまるソロってことはなかったと思います)、そのおかげで(?)お芝居をじっくり観られたのでそれはそれでよかったのかもしれません。

ダンスと歌は少なめではあるものの、しっかりと存在感があり満足度はめっちゃ高かったです。

 

カサノヴァとほぼ常に一緒にいるバルビ神父。

そんな彼を演じたマイティーは本当に素敵な舞台人として成長しているなあ…と改めて思わされました

本当は若手の気になる方々についても書きたかったのですが、既に長くなってしまいましたので…また次回!

 

 

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