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【月組】「夢現無双/クルンテープ」(宝塚)キャスト別感想・その1(珠城りょう・美園さくら・美弥るりか)

【月組】「夢現無双/クルンテープ」(宝塚)キャスト別感想・その1(珠城りょう・美園さくら・美弥るりか)

GW中運動不足になりがちだし…とストレッチなどをしていたら腰をやられました。悲しい。

明日から月組「夢現無双/クルンテープ-天使の都-」の東京公演が始まりますね。

この公演ではみやちゃん(美弥るりかさん)をはじめとした上級生たち(と、ちょっと若い音風せいやくん)が退団されます。

私は千秋楽のライブビューイングくらいしか行けませんが、月組の生徒さんたちが楽しく健康に千秋楽を迎えられるようにお祈りしております。

 

…というわけで!長らくたまっていたキャスト別感想を書いていきたいな、と。

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珠城りょうさん

■お芝居について

まさにたまきち(珠城りょうさん)にぴったり!と言える武蔵役。

もともとの人柄が誠実を絵に描いたような人だからか、暴れん坊時代もそんなに悪そうには見えない部分もありましたが(笑)、生まれ変わろうと真摯に剣の道を進む武蔵は、芸の道を進むたまきち自身と重なることも多そうです。

 

着物もとてもよく似合っていて、本当に「らしい」感じでした。

殺陣も大変だったと思いますが初日からキレイな動きで、きっと沢山練習されたんだろうなと…。

 

ただやっぱり冒頭の叫びがフラットなトーンなのが気になってしまいます…。

個人的にはもうちょっと抑揚が欲しい感じ!

 

■ショーについて

最初のクルンテープさん?(歴史に弱い)の華やかな衣装、好きです。肩幅すごいことになってるけど(ご自分でも言ってましたね)。

 

たまきちは色で例えると「透明」と言われていて(そう言ってたのはすーさん(憧花ゆりのさん)だったかしら)、すっとどのようなシーンや役にも馴染むと。

それを改めて感じさせられたのが今回のショーでした。

様々なシーンに出ていて、髪型もいうてもそう大きく変わらないのですが(カツラも長い毛が1つだけ)、そのシーンにきちんとハマっているように見せられる。これはたまきちのすごい才能だと思います。

 

みやちゃんとの蓮の花のデュエダンも好きなのですが、カジノの場面が一番好きかな~…あそこのたまきちは本当に格好いい!

デュエダンもめちゃくちゃ好きです。さくらちゃん(美園さくらさん)と並ぶとより包容力が強くなったように感じられますね。

ちゃぴちゃん(愛希れいかさん)とのバチバチな感じもめっちゃ好きなんですけど、包み込むたまきちも素敵です。捨てがたい。

 

美園さくらさん

■お芝居について

今回がお披露目公演となったさくらちゃん。しかしお話の内容が武蔵とお通の恋物語ではなく、どうしても武蔵の成長や小次郎との対決が軸となってしまうため、出番的にはちょっとつらいところがありましたね。

出番自体はあっても武蔵と一緒に出る場面は少なく、かつ歌で自身の動き(向かっている場所や心の動き)を表現しなければいけないこともあり、難しい役どころだっただろうなと思います。

セリフもだいたい「たけぞうさん!」やし…。

 

でもその限られたタイミングでも、キレイな歌声でぐっと心が惹かれます。

さくらちゃんの鈴がなるようなキレイな声、とっても好きです。喋ってる声もキレイなんですよね。

今回はみやちゃんの方が押し出しが強いイメージがある作品でしたが、今後の作品でもっと魅力を爆発させてほしいな~!と期待しています。

 

■ショーについて

出番少ない!!

そうでもない?いや、少なくないですか?メインのシーンが1つしかない、っていう意味で少ないって言っちゃってますが…

タイのアイドル風シーン可愛いです。若々しくてかわいい!とまでは書いたのですが、さくらちゃん、いうてもまだ新人公演学年なんですよね…実際若かった

 

カジノのシーンでれいこちゃん(月城かなとさん)につれられて銀橋を踊りながらくるところがお気に入りです。

バレリーナのくるくる回る仕掛け人形みたいな(通じますかね…)可愛さ。

さくらちゃんは体があんなに細くて華奢なのにバリバリ踊れるのがすごいなと思います。エメラルド仏さんの場面で着用している金色のお衣装の時に毎回「細い…」としみじみ感じています。

 

あと、デュエダンのお衣装と振り付けがめちゃくちゃかわいいと毎回言っていますがここでも言います。かわいい!!!

 

美弥るりかさん

■お芝居について

武蔵のライバル小次郎。美形で線が細い剣士…そりゃみやちゃんだよね~!!という感じですよね。そこに文句をつける人間はいるのだろうか。いやいない。

お化粧もかなり切れ長の目にされていて、いつもはつぶらで大きな瞳も伏し目がち。ミステリアスな魅力がぐぐっとアップされたお顔づくり。

 

長い刀を使った殺陣は大変だと思いますが、優雅な動きでそれを感じさせません。さすがダンサーさんだぜ!

荒削りで愚直といった印象の武蔵と対照的な、優雅で流麗な小次郎像をしっかりと作り上げていたと思います。

 

この武蔵と小次郎はたまきちとみやちゃんだからこそ作り上げられたんじゃないかと思います。

というのも、剣の実力は小次郎の方が高いわけで、セリフでも「私の高みまで上がってこい」みたいなやつありますよね。

それは下級生のたまきちに対して上級生のみやちゃんだからこそ説得力が強く感じられました(別にみやちゃんとたまきちの実力差があるといったことを言っているわけではないです。念の為)。

下級生小次郎が上級生武蔵に対して言っても、まあ役だからそうやろなって納得は出来ますが「やっぱそうよね~」といった共感までは行かないというか。

あのセリフで私は勝手に二人の絆を感じていました。

 

■ショーについて

さくらちゃんのお披露目公演ではあるものの、みやちゃんのサヨナラ公演という印象の方が強く残った作品でした。

ショーでは大きなお目々も復活(?)し、たまきちがいないシーンでガチっと締めてくれる、決めてくれるのはさすがの実力。

プロローグのお衣装、初見では墨汁が乗っているように見えて思わず頭部の飾りばかり見てしまいましたがお似合いでした

 

ぱっと思い出すだけでもプロローグ、中詰、エメラルド仏、サヨナラソングと4箇所でソロを披露していて…うん、出番多いな!

たまきちとのデュエダンも素敵ですが、やっぱり男役群舞の途中でせり上がってくるところが一番印象的です。

あそこ結構破格の演出だなと思っちゃったんですが。

その後たまきちと見つめ合うのがまたいいんですよ…(先輩後輩コンビに弱い)。

 

まだまだ東京で瑠璃色を魅せてくれることでしょう。その輝きが楽しみです! 

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