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思ったより言外が多いのか!「NOW ON STAGE(花組 A Fairy Tale/シャルム!)」感想その1(お芝居について)

「NOW ON STAGE(花組 青い薔薇の精/シャルム!)」感想その1(お芝居について)

今日から9月ですね!

東京先着は相変わらず撃沈致しました

 

そんな悲しみの中、昨日の21時から今作品「A Fairy Tale-青い薔薇の精- / シャルム!」のナウオンが放送されました。

出演者はりおちゃん(明日海りおさん)、華ちゃん(華優希さん)、れいちゃん(柚香光さん)、あきらくん(瀬戸かずやさん)、マイティー(水美舞斗さん)の5人となり、なんとなく寂しい雰囲気。ちなつちゃん(鳳月杏さん)がいなくなっただけ…のはずなのですが…(それならみれいちゃん(城妃美伶さん)を入れてくれてもと思ったり)

 

そんなナウオン、内容は濃くて楽しかったです!特にお芝居に関して「なるほど」と思うことも多く、今回のお芝居は「分かりづらい」という声もあるようで、その理由がもしかしたら…?というところも。

(誤解があったらいけませんので注記しますが、分かりづらいというのは個人の感想・意見のひとつであり、分かる(伝わる)から(気がするから)その方が偉い!という意図はありません)

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今回は「受けのお芝居」

りおちゃんがエリュの役作りの感想で、「今までは自分から動いていく役が多かったけど、今回は自分で動くことは少なくて、周りからのお芝居で成立する」的な事を言ってまして、なるほどな!と。

 

確かにトップスターで周りの空気を受けてというのは珍しいのかもしれません。

 

特に最近の作品では天草四郎、カサノヴァとグイグイいくタイプ。

もちろんお芝居はキャッチボールと言われるだけあり、一方的に自分の感情をぶつけるようなものではダメで、これまでの作品でもりおちゃん自身(だけでなく演者全員ですが)その場にいる人達の空気などを受けて発信はされていたでしょう。

しかし今回のお芝居ではその発信が非常にこれまでと比べて少なく、周りのエリュに対する空気で作品を成立させる、といった形といいますか…りおちゃんがもっと俯瞰する位置にいるのかな?と思いました。

 

なのでエリュ自体の行動は少ない(ほぼ行動するのはれいちゃん演じるハーヴィーですし)上に、感情をあらわにするシーンも多くありません。

だから「お話が結局何いいたいのかわからん」と思う方がいるのかも…と思いました。

 

言外のことが非常に多い

また、このお芝居は言外のことが非常に多いです。

例えばマイティーの演じる庭師ニックはハーヴィーを孤児院から引き取った、とハーヴィーがエリュたちに話してくれますが、幼い頃の回想シーンは一切ありません。

その上でこの二人がどのような関係を築いていたのかを表現しなければならないから難しい、といったことをれいちゃんも語っていた…ような気がします(すでにウロ)。

 

また、ニックとシャーロットの母、フローレンス(みれいちゃん)との関係。

ニックがフローレンスのことを想っていることを、当然(庭師という立場からも)隠さなければなりません。が、隠してしまうと花を心から愛する、精霊も信じているであろう二人の共通項、思い合う理由というのが全く見えなくなってしまいます。

 

マイティーは「感情を出しすぎてはいけないけど、出さなかったらお客様に全く通じないので難しい」と言っていましたが(感情がつい顔に出ちゃうタイプなので押し引きが難しいみたいなニュアンスでした)、この作品は他の役、他のシーンでもセリフに出すことなく、ちょっとした演技や空気感というニュアンスで感じさせる表現が多いため、難しく感じてしまう方も多いのかも、と思いました。

 

他に印象に残った点

全然ナウオンの話じゃなくて芝居の解釈の話になってますが…あまりネタバレするのも、ね!と。

ただ、「お芝居いまいちピンとこないわ」という方も、ナウオンを観ることでちょっとみやすくなるんじゃないかな?とは思いました。

 

他に印象に残ったナウオンでのシーン…。

 

ししょう~~!!

今回のお芝居で、少女から大人の女性までを演じる華ちゃん。

りおちゃんはラスト付近のエリュにかけるセリフ(ネタバレなので割愛します)が大好きなようで、「ああ~~!!わかりますぅししょう~~!!!って感じ」と感想を残していました。

 

 めっちゃみんなすごい顔してる

時は金なり!が合言葉のヴィッカーズ商会を束ねるあきらくん。

「活を入れた後、(社員)みんながめっちゃすごい顔してる(ひどい顔だったかも…)」とのこと。無理難題言っているからしゃーないね!

 

また、りおちゃんと歌対決するシーンもあり。「あの時のみりおさんの迫力がすごくて…」「精霊みんなおこってるからね!

 

舞台稽古でドヤ顔

ハーヴィーの職場に行く精霊さん、登場の仕方がなかなかおもしろいんです。

りおちゃんはそれをいたく気に入っているらしく、れいちゃんに「舞台稽古の時出てきたあとドヤ顔してましたよね」と言われ「精霊はなんでもできるからね!(ドヤァ)

 

私の子供のように思えてきた

ゆーなみくん(優波慧さん)の奥さんのうららちゃん(春妃うららさん)が職場を訪ねるシーンがあるのですが、その時にエリュの気持ちに変化が生じます(お芝居上)。

そのあたりについてりおちゃんは「私の子供のように思えてきた」とのこと。

それに対する「えっ!?」って感じのれいちゃんが面白いんです…。

 

というわけで今回はお芝居部分の感想?になりました。

次はショー部分の感想も書きたいです!

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