今月の「歌劇」が本日発売!
私は相変わらずの定期購読なので、数日前には届いておりましたが、チェックしたのは発売日当日でございます。
先月の「歌劇」はその薄さに驚愕しましたが、今月はしっかりとした厚みが!
さまざまな素敵企画が満載!な今月号はとってもオススメなので、ざっくりと感想を書いていきます。
表紙・ポートレートは珠城りょうさん
表紙及び巻頭ポートレートはたまきち(珠城りょうさん)!
紺や黒といったダークカラーでの写真が多い印象があるたまきちですが、今回のイエローのようなビタミンカラーも非常にお似合いです。
個人的には3・4ページの見開きのショットがお気に入りです!愛らしい!
そのほかの方は華ちゃん(華優希さん)・キキちゃん(芹香斗亜さん)・マイティー(水美舞斗さん)・せおっち(瀬央ゆりあさん)がそれぞれ1Pずつ。
キキちゃん、毛先がピンクになってるんです!カワイイかよ~~!!!
たまきち×れいこちゃん対談。意外と貴重?
そして、たまきちとれいこちゃん(月城かなとさん)の対談。
ふと思ったことなんですが、意外とトップさんと2番手さんがガッチリ対談することってないですよね。
「宝塚GRAPH」で公演終了後(の写真ととも)に現在の公演や役について語る…ってことはありますが、どちらも私服で舞台以外のプライベートなこととか、お互いの共通点とかを話すものって、あんまりない印象なんです。なので貴重!
1期違いなので、音楽学校時代の話から出ているのもこれまた貴重。
二人はお互いに似ているタイプだと思っているのも新たな発見でした。
この企画は全組でやってほしいな~と思いつつ……なんとなくですが、雪組のワンツーはよく話しているようなイメージがありました。なんでだろ。
まさかの翔ちゃんとほのかちゃんが色違い!?
スターさんの入りのときのファッションを紹介する「お洋服拝見!」。
なんと、翔ちゃん(彩凪翔さん)とほのかちゃん(聖乃あすかさん)がまさかの色違いで同じかばんを!
多分バレンシアガの「クラシック シティ」というライン。
翔ちゃんがこちらのピンクで(派手かもと思ったけど一目惚れしたそう)
ほのかちゃんがこちらのブルー……と思いきやパープルかな。
ぱっと見て「カワイイ!」と思ったのですが、流石にそれだけで購入できる価格ではありませんでした……ざんねん!
今回の目玉!「How you doing fromタカラヅカ」
今月の目玉企画と言えるのが、この「How you doing fromタカラヅカ」かな、と思います。
トップスターから路線スターさんまでが、手書きのメッセージにくわえて「今観て欲しいオススメの映画・本」「今観て欲しい宝塚の演目」を紹介してくれています。
いやー本当にたくさんあって!個人的にはもっと娘役さんも……と思うのですが(娘役さんはトップさんだけ)。そこは来月に期待、でしょうか。
それぞれの内容に個性があり、見どころがありすぎて…。
気になった部分のみとなりますが、ピックアップさせてください。
世代的にそうなのか!?
やっぱり気になるのが、スターさんたちの「おすすめの宝塚作品」。
その中でもつい笑ってしまったのが、だいもん(望海風斗さん)とあきらくん(瀬戸かずやさん)が「アプローズ・タカラヅカ!」を挙げていたこと。
この世代の花男は必修科目だったのかな~と思うと微笑ましいです(あきらくんは初舞台なので、印象に残っていても当然ですけども)。
とつぜんのちなみりか~!?
そしてタイトルにも入っていますが、ちなつちゃん(鳳月杏さん)の部分はテンションが上がりましたよ……。
オススメ作品として「Delight Holiday」を挙げてくれています。本当にあれは素晴らしい公演だったので!!
まあそれだとね、ゆーなみくん(優波慧さん)も挙げてくれてますしね。出演者的にも心に残る公演なんだと思うんですよ。
しかし注目していただきたいのが手書きのメッセージ!
「人生には、愛と宝塚が必要だ。」
私を愛して!!!!CASANOVA!!!こんなところでふいにちなみりにかすってしまうとは!!と突然のオタク度MAXな振る舞いをしてしまうほどでした。
みりちなコンビ大好きマンな私ですが、これはいいちなみりでした。
そのほかざっくりと
演目として多く挙げられていたのが「ME AND MY GIRL」でした。ミーマイはやっぱり人気ですね!
あとは「ANOTHER WORLD」や「眩耀の谷」と、星組モノも人気でした。
花組のショーを挙げていた方も多くて、その中でも「Sante!!」を挙げていたあかちゃん(綺城ひか理さん)はお酒が苦手という事実を知りました(笑)。
さらにふろくもあるでよ
さらに今月号はなんと、「ペーパークラフト宝塚大劇場」のふろくがついています!
本文なので写真を載せるのはアレなのですが、チラリ。

こちらのページには小さいながら完成品の写真が掲載されていますね。
現状作る予定はありませんが、作ったら写真でも撮ろうかと思います(笑)。
校長先生の言葉にうなずきたい
最後となりますが、「歌劇」には宝塚音楽学校の校長先生である小林公一氏の連載コラム(?)「夢・万華鏡」が掲載されています。
今月の内容はやはり新型コロナウイルスのことで、入学式ができていないことをはじめ、大震災のときと比べると手も足も出ないと痛切な思いを吐露されています。
その中で、余談として書かれている「収束すればもう一度、2020年をもう一度一からやり直したい気分である。」……これには深くうなずくしかありませんでした。
ほんと、仮に新型コロナウイルスが蔓延していなければ、今頃どのように過ごしていたか。少なくとも劇場に足を運び続けていたでしょうし、だいもんのコンサートを映画館で観れていたはず。
あまり「if」に浸りすぎるのはよくないかもしれませんが、校長先生の気持ちに強く賛同したくなる、そんな「歌劇 2020年6月号」はいろいろとオススメです。しめが強引過ぎる。
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