後ろの方でもちゃんと見える?B席の見え方やメリット・デメリットを紹介【宝塚大劇場】

劇場・観劇関連
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宝塚大劇場の中でも一番お安く観られる「B席」。

「めちゃくちゃ後ろだけど、ちゃんと見えるのかな?」

「B席に座るメリットってあるの?」

などの疑問を解決しつつ、B席を選ぶメリット・デメリットをまとめました。

個人的な意見で言わせてもらえれば、「後ろの席であることに納得していれば、余裕で見えるし楽しめる席」です!

この記事でわかること
  • B席の簡単な解説
  • B席の見え方
  • B席を選んだ際のメリット
  • B席を選んだ際のデメリット
  • B席のチケット入手方法

ざっくりと全席種の見え方を写真とともにチェックしたいならこの記事!
それぞれの席種についてより詳しく知りたいならこちら!
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B席は、2階にしかない実はレア席!

B席は、S席やA席と違って2階にしか存在しない席種です。

また、2階17列(最後列)は昔は当日券として売り出されていたり、宝塚音楽学校の生徒さんが観劇されるのに使われるなど、別扱いされることも多いです。

こちらはWEBチケットサービスの画像ですが、別扱いになってますよね~

席数は473と、A席とはほぼ変わらないものの、それが2階に集中している、そんなある意味「レア」なお席といえるかもしれません。

お値段は驚異の「3,500円」!

そんなレアなB席のお値段はなんと「3,500円」です!

それぞれの席種と価格を比較してみると……

席種お値段B席との差額
SS席12,500円9,000円
S席8,800円5,300円
A席5,500円2,000円

と、かなりの差になっています。

さらに、夏休みや冬休みなど長期休みの際には学生さんを対象にA席やB席が割引されることもあり、もっと安価で宝塚を観られるチャンスも!

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B席は見えない?実はそんなことはない!

「でも、そんなに安いんだからあんまりよく見えないんじゃないの?」

と思われる方もいるでしょう。

しかし、意外と見えないことはありません!

実際に観劇した際の写真を2枚、ご紹介します。

これで3,500円ってお得じゃない!?

こちらは花組公演「CASANOVA」を観劇した際のもの。ちょっと何列目かは失念してしまったのですが、写真の状況から察するに、多分13列ではないかと思います。

この席は46・47あたりのいわゆる0番(トップさんが立つ場所)が真正面にある席なので、中でも良席に該当するかな?と思いますが、普通に良くないですか?

もちろん、物理的な距離はかなり遠いんですけど、全景はバッチリ把握できます。

これが3,500円というのは、安い気が……してきませんか!?

そしてこちらは、月組公演「桜嵐記/Dream Chaser」を観劇した時のもの。

16列の7番くらいで、かなり下手側です。

ここまで端にきてしまうと、下手側(左手側)の花道が少々見えづらいところが出てきてしまいますが、ここでも十分全景が把握できることは、おわかりいただけるかと思います。

ただし上部は見切れてしまう

ただ、席の配置上どうしても上部は見切れてしまいます。

具体的には、大階段の一番上に立っている方は見えません(足元が見えるくらい)。

舞台の正面よりも上から見下ろす形になるため仕方ない部分ですが、大階段の上で立ち回りをするようなことはまずありませんし、「まあ仕方ないな」と思えるくらいかな、と感じます。

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やはり価格が魅力!B席を選ぶメリット

私が思う、B席を選ぶメリットはこちら。

  • 価格がめちゃくちゃ安い
  • センターだったら逆に見やすい
  • 全景を把握したい方なら最高

価格がめちゃくちゃ安い

最大のメリットはこれじゃないですかね、やっぱり。

S席1回分で、B席2回観てお釣りがきちゃいますからね。すごいよ!

この価格で生でお芝居もショーも見れちゃうなんて、すごくない?!と思わず興奮してしまうほどの価格ですよね。

ちなみに、本公演の千秋楽のライブ配信と同じ値段です。

できるだけ回数を多く観たい場合や、買いまししたい時にはA席と並んで人気なのではないでしょうか。

B席ファンの方をお見かけしたこともあります。

センターだったら逆に見やすい

センターブロックに限った話でもないのですが、2階席は1階席に比べて段差がしっかりと設けられており、前の席に座られている方の頭が気になりづらいです。

1階席も千鳥配置になってはいるものの、段差が2階のそれに比べれば、かなりゆるやかです。

そのため、前に背の高い方が座られると一部見づらい……なんて経験をした方も多いのではないでしょうか。

私が感じたことですが、B席は2階席の中でもしっかり段差が設けられているため、舞台のみやすさは実はピカイチなのでは……?と思っています(笑)。

全景を把握したい方なら最高

こちらもみやすさに関わってくるのですが、S席ですとセンター席でも自分の視界にすべての人を入れられるわけではありません。

これは物理的な距離が舞台から近いためで、花道にいるジェンヌさんを見ようと思ったら、どうしても本舞台から視線を外さなければならないんです。

しかし、B席ほど物理的に離れていると、目の前というフレームにしっかりと全景を収めることが出来るので、「全体をざっと把握しながら舞台を観たい」という方には、非常におすすめできる席種です。

B席を選ぶ際のデメリット。席数や見切れが気になるなら

続いて、B席を選んだ際のデメリットです。

  • 席数が少なめ
  • どうしても見切れる部分が出る
  • 結構な段差があるので、ちょっと大変かも?

席数が少なめ

2階席の一部しか該当しないこともあり、席数は少なめです。

そのため、S席よりも早く完売することもままあり、後から「B席で見よう!」と思っても既に残席がないことも珍しくありません。

とはいえ、一般売りが開始されたくらいではまだ残っていることも十分ありますので、「S席よりは取りにくいかも?」というくらいではありますが。

どうしても見切れは出る

先程席の解説でも触れましたが、舞台の正面よりも高いところから見下ろす形になっているため、1階席からなら見える、本舞台の上の部分は見切れてしまいます。

とはいえ、お芝居でもショーでもその部分が重要になることはありませんので、めちゃくちゃ困ることはないでしょう。

個人的には、ショーの黒燕尾の場面で大階段の横から出てくるところが大好きなので、そこが見えづらいというのは苦しい……部分はありますね。

あと、上の方が見切れているとどなたかがいらっしゃって拍手が起こっても「誰や?」ってなることもあります…w

結構な段差(階段)がある

宝塚大劇場の場合、1階席が2階、2階席が3階に配置されています。

それぞれのフロアまではエスカレーターもしくはエレベーターでいけますが、そこからさらに席までの段差(階段)があるので、結構大変と感じる方がいるかもしれません。

移動に時間もかかりやすい席なので、急いで行動したい方にも不向き……かも?

急いで降りようとしてこけてしまったり、足を踏み外す危険性もあるので……

B席のチケット入手方法

他の席と大きくは変わらないのですが、B席のチケット入手方法は以下の通りです。

  1. 宝塚友の会
  2. 各種プレイガイド
  3. カード会社の先行・貸切
  4. 旅行会社のツアー・貸切・販売
  5. 私設ファンクラブ

クレジットカード会社や旅行会社などではB席を取り扱っていないケースもありますので、注意が必要です。

確実に販売しているのは「宝塚友の会」と「各種プレイガイド」ですね。

まとめ:安くて劇場の雰囲気を味わえる席。意外な穴場かも?

B席を一言でまとめますと、「3,500円で劇場の雰囲気を味わえる席」です。

少しの見切れや、物理的に舞台から遠いといったデメリットも抱えるものの、この価格なら納得出来る方も多いでしょう。

まずは安価なB席で観劇してみて、「宝塚って面白い!」と思ったらS席にチャレンジしてみる……なんて流れもいいんじゃないかな、と個人的には思います。

意外な穴場とも言えるB席、一度体験してみてはいかがでしょうか?

ざっくりと全席種の見え方を写真とともにチェックしたいならこの記事!
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