【宙組】下級生のキラキラがすごかった!「群盗」(梅田DC 2019.02.14)キャスト別感想その2【ネタバレあり】

宙組
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間があいてしまいましたが、「群盗」のキャスト別感想、その2!です。

今回は群盗メンバーとその他(雑)から気になった方をピックアップして、短いですが書いていきたいと思います。

小劇場の作品ながらメインとなるメンバーが多くて色々と書きたい~!とやっていたらかなりの長文になってしまいました。

多少ネタバレ部分がありますのでご注意くださいね。

 

群盗に関する感想記事はこちらのリンクからご覧になれます。 

また、他の宙組公演の感想を見たい!という方は【こちらのリンク】からどうぞ。

 

     

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    群盗のメンバー

    続いて群盗メンバーについて…一言ずつくらいではありますが、皆さん本当に素敵でございました。

    秋奈るいさん(シュピーゲルベルク役)

    この方が一番普通、といったら語弊があるかもしれませんが、人間臭い立場の方なのだろうと思います。

    他のメンバー(リーベはまたちょっとちゃうかな)はある意味大きな意志のもとに群盗を作るわけですが、彼はまた立場が違い、貴族だけ金を吸い上げて自分たちみたいな平民は辛いままだ!それをなんとかしたい!という気持ちでやっているわけです。

    私は正直シュピーゲルベルクの言動には共感はしないものの、ある意味理想に溺れていない、現実を見て行動しているフラットな人物なのだろうと思いました。

    秋奈るいさんについては、失礼ながら詳しくなく…ダンサーさんなのかな?という印象があるくらいなのですが、次からチェックさせていただきたいと思います!

    落ち着きがあるので上級生の方かと思っていたのですが、お若くてびっくりしました。

     

    穂稀せりさん(シュバイツァー役)

    歌うま!というのが第1印象です。

    伸びやかで声量もあり…こんな歌うまを隠していたんだな~~!!!(自分が気づかなかっただけ)

    お役としては一番群盗メンバーの中で真面目かと。
    むしろなんで群盗になってしまったのか

    でもカールが考える「自由」を思わせるきっかけになった人でもあるので、重要な役回りですよね。

     

    華妃まいあさん(リーベ役)

    群盗で唯一の女性、リーベ。

    もともとは酒場の女将の娘さんですが、役人や貴族に対して思うことがあったのでしょう、群盗の仲間に加わった…という感じなのかな。

    カールを愛してしまい、身分違いの恋で結ばれないくらいなら…と内通をしてしまう彼女ですが、気持ちはわからないではない。めっちゃ危険に晒してるけど

    ラスト、カールがもう捕まってもいいんだ…みたいな流れになる時に彼女だけ膝から崩れ落ちるあたり、めっちゃ後悔してるんやろなーとわかりますよね。

    彼女は天河の新人公演でナキア役を好演していたという噂は耳にしておりましたので、その実力は確かなものなのだろうと思っていましたが、その噂に違わぬ印象でした。

     

    愛海ひかるさん(ラツマン役)

    彼女と言えば天河のティトが記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
    いやーあれは泣かされますね…。

    異人たちのルネサンスでもそうですが、その愛らしい風貌からどうしても少年役が多い印象の彼女でしたが、今回は青年役。

    やはり愛らしい印象はもちながらも、しっかりと青年を演じておられました。

    彼女もお歌がうまいんですよね…シュバイツァー→ラツマンという歌い継ぎは非常に耳に心地よいものがありました。

    組の特徴として背が高く、クールなお顔をしている組子さんが多い中、愛らしい雰囲気を持つ彼女はまた違った魅力を出せる方だと思っています。

    宙組生の中でも個人的に彼女を応援していることもあり、これからも頑張ってほしいなーと思います。

     

    湖々さくらさん(グリム役)

    グリムも群盗の仲間ですよね…??多分??

    可愛い可愛い少年。どうして少年は最初に死んでしまうん??

    カールの目指す理想をしっかりと理解し、その上で自身を犠牲にしながらも彼らを前に進ませるという素晴らしい人物でした。

    ここで命を落とすことがなければ、将来はカールの右腕になっていたかもしれませんね。

     

    雪輝れんやさん(シュフテレ役)

    失礼ながら全然存じなかった方なのですが、ベリーショートの金髪と、柔らかい輪郭のお顔からちょっとおさるさんみたいで可愛いな~という印象でした。

    お歌もしっかりしてまして、というか群盗メンバーってみんなすごいクオリティが高くて驚きますね…下級生の知られざる実力を余すこと無く見せてくれた感じがします。

    群盗メンバーはその後が非常に気になるところで。

    俳優になれましたかね…?

     

    風色日向さん(コジンスキー役)

    団体ではなくて個人スキー…とか観劇しながら思っていたことをお許しください。

    そのお名前とお顔は「天は赤い河のほとり」にて知ったのですが、お若いながら落ち着いた印象があり、学年が上がるともっと精悍な印象になるかも…と思いながら観ていました。

    名前つきの出番こそ1幕後半からであるものの、それまでもぱっとお顔を見つけることが出来ましたので、目立つお顔なんだろうなあと思います。

    カールと同じ名前の人を愛するコジンスキー。最終的に彼は彼女の元へ行くことが出来たのでしょうか…

     

    なつ颯都さん(ロルラー役)

    「異人たちのルネサンス」にてロレンツォ役をされることで知りました。

    正直該当公演ではどこにいるか全然判別できなかったので、今回の群盗でしっかり拝見することが出来て嬉しいです。

    第一印象としては「めっちゃ背が高い」。もともと長身が多い宙組さんの中でも「高いな!」と思いました。

    まだまだお若いのに風格も感じられて、大物感がすごい!
    そしてやっぱり背が大きい!!

    群盗メンバーの中でも一番うまいことやってそうな印象がありますので、実はロルラーの今後の心配はあまりしていなかったりします(めっちゃどうでもいい)。

     

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    重要人物の方々

    くくりが雑にもほどがあるんですけど…まあご理解いただければ…!!

     

    凛城きらさん(モール伯爵)

    個人的に一番作中で不幸なのではと思っている方。

    弟には義理の息子と共に謀られ、実の息子は群盗になり、それを後悔して正気を失いながらも生きていかねばならない…というのは非常に厳しい人生でしょう。

    さすがの上手さで、舞台をぐっと締めてくださる存在でした。
    特にソロ曲は低音から素晴らしくて…彼の苦悩やらなんやらがぐっと伝わってきました。

    出番こそそう多くなくとも印象付けるパワーの強さはさすがです。

    フィナーレで拝見した際「あっお父さん元気そうでよかった、ヒゲは?」と切り替えが遅くなってしまいましたが…。

    キレイなお顔なのにおヒゲ役多いですよね…。

     

    希峰かなたさん(ヘルマン役)

    諸悪の根源!でも生まれつきのハンデというのは誰に怒りをぶつけていいかわかりませんし難しいですよねぇ。

    ただ、力だけでなく上手く頭を使うことで人の上に立てるという考え方は非常に大切なことですし、実際フランツと上手く領地を掌握するまでに至ったのですから、やはり大人物ではあったのかなと思います。

    最後はカールにやられてしまうところも因果ってやつなんでしょうかね。

    学年としてはお若いのにヒゲの悪役も似合う!貫禄もあって格好よかったです。
    ちょっとキキちゃん(芹香斗亜さん)に似ている、とお話を聞いたこともあって個人的にチェックしていたのですが、確かに目元の感じがちょっと近いかも…!と思いました。

     

    …と、ゴリゴリと書いてしまいました。

    これから日本青年館で観るよ!という方も多いかと思いますが、お話自体は重いものの決して暗すぎることはなく、フィナーレの群舞はめっちゃ格好良く!

    宙組性の未来すごいキラキラしてる!と思わせてくれる内容になっていました。

    これもブルーレイにならないかなあ…。

     

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