本日、ようやっと(…といっても公演3日目ですが)花組、わがご贔屓の退団公演でもある「A Fairy Tale / シャルム!」を観劇してきました。
(お友達がチケットを取ってくれたのです!神!)
まだまだ公演は始まったばかりなので、ネタバレはナシ!で雑感をざくざくーーーっと書きなぐります。いつもよりも文章が乱れている可能性が非常に高いですが、ご容赦ください。
お芝居「A Fairy Tale」
実際に観るまではあまり情報を入れないようにしていたのですが、簡単に感想を見るとどうやら賛否両論のようで…むしろ否が強め?という印象がありました。
私はそもそも植田景子先生の紡ぐ世界が大好きなので、100人中90人が「駄作」といっても「めっちゃ好きやわ」っていう自信はありました(笑)。
が、いやいやこれ、めっちゃいいお話じゃないですか……!!
同時期の退団公演として、どうしても星組さんの「食聖」と比べて観がちではあるのですが、比べたところで意味はない。
本当に変わらず、景子先生の世界はあったかい。
うまく表現できませんが、熱いものが中に入るようなお話ではありません。
ただ、そこからじんわりと人の温かさを知るような、柔らかい、まるで羽毛のようなふんわりとした温かさがそこにありました。
妖精(精霊か)のエリュは、非常に男前でございました。
なぜか景子先生が書くとクリス(ハンナのお花屋さん)同様に、多少ストーカー気質を持ってしまうのか……?という部分はありますが、そこも愛せます。はい。
妖精と聞くとやはり柔らかい、可愛い、繊細という印象を持ちがちですが、骨太で男前な精霊さんでした。決してパックのような可愛い(パックも男らしい部分がありますけどね)妖精さんではないので、安心していただければ!
「シャルム!」
退団公演のショー……ということでかなり身構えていたんですが、いやいやばってん、普通によかった。
普通に良かったと言うと非常に語弊がありますが、退団を意識せずに楽しめる構成に感じられたという印象です。
正直ボロボロ泣いてしまうのではと心配していたのですが、稲葉先生のまとめ方が非常に美しく、ショーとして楽しめるものだったので普通に楽しんで終わった……という感じでしょうか(笑)。
いや、多分組子全員で踊るシーンやら、黒燕尾のシーンやら泣けるポイントはたくさんあるんでしょうがとりあえず「たのし~!!」で終わってしまって……。
正直泣くよりは楽しい!と思えている方がいいので全然問題ないんですけどね。
個人的にはショーよりお芝居の方が好きです。もしかしたら少数派かもしれませんね。
また火曜日に観に行く予定なので、改めて詳しく感想をかけたらと思います。
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