今日は花組公演初日ですね!
始まってしまった~……という気持ちもありますが、初日から大盛況のようで!よかったです!
しかし珍しく雨。横浜アリーナ公演では梅雨の中突然2日間のみ晴れさせるという晴れ男ぶりを披露してくれたりおちゃん(明日海りおさん)ですが、今日はダメだったようですね…かのちゃん(花乃まりあさん)でも来てるのかな!?と母と話していました(笑)。
しつこいようですが私は25日の日曜日が初日なので…めっちゃ楽しみにしています!レポ読むかどうか迷う……迷う!
……というお話はさておき、先日観劇しました「チェ・ゲバラ」のキャスト別感想をひたすら細々と書いていきたいと思います。
ネタバレ部分も多いかと思いますが、終演を迎えた作品のためご了承ください!
轟悠さん(エルネスト(チェ)・ゲバラ役)
やっぱり存在感がすごいです。素敵です。
私は宝塚を観るようになったのが非常に最近ですので、轟さんが声が掠れているように感じてしまって「喉が!大丈夫かしら!」と思ってしまうのですが、多分ハスキーなお声なんですよね、もともと。
とはいえあまり高いキーはお得意ではないのだろうと思っていますが。
以前、神家の七人を観劇した時に、高音のお歌がつらそうだったので……。
今回の「チェ・ゲバラ」ではあまり高いキーはなく歌いやすそうな感じでした。その人その人にあったキーがいいですよね。オリジナルなんだし。
自身の理想に燃えるエルネストを本当に熱く演じてらして、とっても格好良かったです。小柄な方なのですがそう感じさせない体型バランスやオーラはさすがです。
どこまでも自分の理想を追い、実直に進んだ「チェ・ゲバラ」という人の精神をストレートに演じているように感じました。
風間柚乃さん(フィデル・カストロ役)
そんな圧倒的な存在感を持つ轟さん演じるエルネストの親友を演じたのがおだちん。
いや~…合ってました!すごかった!まさに研15!(byありちゃん)
二人で並んでもバランスがよく、舞台でも負けません。
きちんと「対等」な雰囲気が出ていて、かつ空気の合わせ方というのでしょうか、とにかく二人の並びがしっくりくるんです。すごい!
祖国キューバのために立ち上がり、革命をなすも思うようにいかない。そしてエルネストとも袂を分かち……。
とはいえ、彼はエルネストが革命家として生まれるキッカケを作った人間。
正直ただの(辞めてきた)医者の話を信じ切って行動するのはちょっと危なくないですか!?と言いたくはなりますが、そこはまあ、ほら、お話だからということで納得させました。
得難い戦友・親友だったこそ彼とソ連を天秤にかけて悩む姿にぐっときます。それに対するエルネストの返答も。
おだちん、歌も非常に安定していて聞きやすい声で。本当に新人公演学年なの!?と言いたくなるくらいです。月組の傑物ですね。これからが本当に楽しみです。
天紫珠李さん(アレイダ・マルチ役)
じゅりちゃん!!ヒロインおめでとう……!!!!と言いたい!!
じゅりちゃんは元男役なだけあり、芯が強い女性がとても似合います。顔もちょっとキツめですしね。可愛いですけどね。
出番としては特に多くない……のですが、その聡明さやエルネストへの愛情など、アピールすべき部分といいますか、そのキャラクターがどのような人間なのかを伝えるための必要な情報をきちんとそのシーンで出していて、アレイダという女性がとても理解しやすいお芝居をしているなと感じました。
ドン・キホーテを使った会話、なんとも大人な雰囲気で素敵。
歌は男役から転向したこともあり、高音がやっぱりちょっと辛いときもあるのかな……と感じることもありましたが、今回は非常に美しい高音でびっくり!じゅりちゃん成長してる~!!嬉しい~~!!と、誰なんですかと言われそうな立場から応援していました。
いやでもほんとに、今後の月組娘役の中心を担える立派な存在になってきていると思います!これからも頑張れ……!!
とりあえず今回はここまで!次回はミゲルやルイスあたりも書きたいです!
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