祝初日!月組「出島小宇宙戦争」予習…したけどよくわからん

月組
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※アイキャッチ画像は宝塚歌劇ホームページより

今日が月組「出島小宇宙戦争」の初日!
私は初日チケットは持っておらず、もうちょっと後で観劇します。

しかしこの作品、「デジタル・マジカル・ミュージカル」と冠されていますがサッパリわからない。
私は予習をしていくタイプ(歌劇の座談会などは必ずチェックします)なのですが、それを読んでもイマイチわからない。

…と、色々と謎が多い分ワクワクも多いこの作品ですが、現状わかってそうなポイントを自分なりにまとめてみました。

この記事には「歌劇2月号の座談会」「タカラヅカニュースの稽古場レポート・稽古場風景」の内容が含まれていますので、ネタバレは少しでも嫌!という方はお控えください。

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舞台は日本…とよく似たどこかの惑星

舞台は日本かと思いきや、日本とよく似たどこかの惑星という設定。「BADDY」に通じるものがありますね。

なのでカゲヤスなど、名前も漢字ではなくカタカナ表記になっているようです。

お話の始まりは、投獄されていたカゲヤスが、幕府の人間から宇宙人がいると噂されている出島の調査を命じられるところからスタート。
そこで、相棒のリンゾウと共に調査を開始する…というストーリーだそうです。

登場人物は大きく「地球上の人間」と「月の人間」にわかれます。
大体月を意味している名前の人は月の人間だと思っていい感じ。

「稽古場レポート」に出演していた菜々野ありさん(アルテミス役)はそうみたいですね。
蘭世惠翔さん(ヘレーネ役)も月っぽいけど、ギリシャ神話のヘレネー神は別に月とは関係がないんですよね。ただ、神に召使えていたようなので(半神だけど)、シーボルトのメイドとしてはふさわしい名前なのかも。

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曲は色々!太田先生なのも個人的に嬉しい

「歌劇 2020年2月号」の座談会によると、谷貴矢先生はいろいろな曲調のものを太田健先生にお願いしているとのこと。

太田先生の作られる楽曲、とっても好きなのでめちゃくちゃ楽しみです。
(「ポーの一族」もそうですし、最近では「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」もそうです)

また、フィナーレもしっかり用意されているとのことで、こちらも嬉しいですね。
座談会では谷先生が「僕が見たいので。」と非常に正直な理由をおっしゃっていたので、期待が高まります!

稽古場風景を見た感想

稽古場風景(映像)を見た感想ですが、まず皆さん思ったであろうことが「ちなつちゃんの着物、派手やな!」ではないでしょうか(笑)。

鮮やかな水色の羽織?あれどこで売ってるの!?レベルですが、それがまた似合うんですよね。素敵。

今の大河ドラマ「麒麟が来る」でも派手な色合いのお着物が衣装になっていますが、あれは史実上合っているのだそうです。テレビでやってました。
ちょっと時代はズレますけど、派手な着物が別におかしくない時代でもある、といいたかったのです!
(そもそも別惑星の設定なので、派手でも全然問題ないんですけどね!)

そして和服風だけでなく、なんと洋装のちなつちゃんもチラっと映ります。
これまた谷先生が座談会で語ってくださっているのですが「(開国前夜という時代設定なので)洋装と和装、両方の鳳月さんが見られるかなと」と、ファンか!?と言いたくなるレベル。

いえいえ、ありがとうございます。はい、ありがとうございます

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こんなに豪華なメンツが出てていいのか…?

風景を見てて思ったことのひとつが「こ、こんなに豪華なメンツが出ていていいのか…?」ということ。

主演のちなつちゃんをはじめ、ありちゃん(暁千星さん)、おだちん(風間柚乃さん)といわゆる月の御曹司がガン首揃えているのはもちろんのこと、安定のるみこさん(光月るうさん)、ゆりちゃん(紫門ゆりやさん)の姿もあるし…

中堅~若手で言えば実力派の春海ゆうさん、芸達者のやすちゃん(佳城葵さん)、ぎりぎり(朝霧真さん)もいるし、蘭尚樹くん、英かおとくん、彩音星凪くん、そして娘役に転向した蘭世惠翔さん…。

もちろん娘役さんもヒロインのくらげちゃん(海乃美月さん)もいるし嬉しいさちか(白雪さち花さん)もいるし!おいおいおい、赤と黒」大丈夫!?とマジで心配になるくらいでした。

その後「赤と黒」の稽古場風景を見ましたが、メインの3人はもちろんのこと、るね(夢奈瑠音さん)、れんこん(蓮つかささん)、礼華はるくんの姿を見かけ、娘役さんもじゅりちゃん(天紫珠李さん)やはーちゃん(晴音アキさん)などもいたので「こりゃ安定ですわ」と思ったのでした。

まじで、月組は層が厚すぎるよ…!!

あとはみとさん(梨花ますみさん)も不思議な雰囲気をまとっておられます。
月の住人の方なのかな…。

ちなちゃんとありちゃんの関係は対等っぽい

私はてっきりありちゃんはちなちゃんの部下的な印象を持っていたのですけど(別にあらすじにもそう書いていなくて、隠密だから部下かな、というくらいのゆる発想です)、稽古場風景を観る限りタメ口で話していたので「あ、対等な関係なんだな」と。

それが嫌とかではなく、逆に面白いな~!っていう感じです。
同じ師に教えられた二人ということで、子供時代のシーンもあります。こちらは下級生の子たちが演じるのですが、これまた楽しみな部分ですね。

あと、これネタバレじゃないの!?という部分も稽古場風景で流されていたので、ちょっと気になっています。実際観たら全然ネタバレちゃうやんってことも多いですけどね…(笑)。

お前が歌うんか~い!!

観ていて「フフッ」となってしまったのは、おだちん演じるシーボルトが「デジタルマジカルマジデジマ」という曲(多分…らんぜくんが言ってたし…)を歌っていたシーン。

ちなちゃんが歌うのかと思っていたら…お前が歌うんか~い!!とつい思ってしまいました。

おだちんは髪の毛を赤く染めていて、それがまた似合っていました。
金髪はよく観ますけど、カラーが入っていることってあまりないので新鮮ですね。

もちろんくらげちゃんもカワイイ

あまり娘役さんのことに触れられていないのが心苦しいのですが、ヒロイン「タキ」役を演じるくらげちゃんは相変わらず美しかったです。

稽古場風景で出てくる時間もそう多くはないんですけど、多分カゲヤスと対面してふっと微笑んでいるところが映ったんですけど、それがまた可愛くて。

また、フィナーレのデュエダンの並びもとても美しいです。ちなちゃんがシュッとしてるのもあるんでしょうけど、まさに宝塚!という雰囲気でした。衣装で受ける印象はまた変わりそうですが。

観劇日が今から楽しみで…

そんなわけで、今から観劇日が楽しみでなりません。

あまりにも情報がなかったので「どんなに駄作でもちなちゃんが出ていればいいよね」くらいでお友達と話すレベルではありましたが(笑)、きっとデジタルでマジカルなものを見せてくれるはず!

今日観劇の方はぜひ、楽しんできてください!

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役替りの中大兄皇子が非常に美しかったのは記憶に新しいですよね

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