最近で一番「リアルタイム」な内容のインタビューかも。明日海りおさん掲載「TVガイド Person」感想

掲載誌感想
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書こう書こうとしていたら、花組さんの初日が始まってしまったということでここまで引き伸びてしまいました、りおちゃん(明日海りおさん)のグラビア・インタビューが掲載されている「TVガイド Person」の感想です。

個人的には「写真がよき」「内容もよき」だったので、購入はかなりアリな方かな、と思っております。

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8ページ掲載。インタビュー掲載は4P

りおちゃんの掲載ページは全部で8P。

うち、4Pは写真のみで、残りの4Pにインタビュー及びミニカットが掲載されている、一般的な雑誌のフォーマットといった感じですね。

写真がとてもいいなと思ったのですが、それもそのはず、りおちゃんのフォトエッセイ本「晴れでも。雨でも!」を撮影されたMARCOさんが今回のお写真を担当。

バッキバキに決まっている感じではなく、ナチュラルにその場の空気をそのまま閉じ込めたような写真が魅力だなと感じます。

りおちゃんのナチュラルさが好き!という方は多いと思いますので、そういう意味でもオススメできるかなと。

着ている衣装もシンプル・ナチュラル。カーキのパンツ×ベージュのリネンジャケットと、カーキのセットアップそれぞれよくお似合いです。

品があって、個人的にはかなり好みです。

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インタビュー内容は多岐に。親しい人たちの名前も

インタビュー内容はざっくりわけますと

  • 映画「ムーラン」について
  • 退団後の明日海りおについて
  • 自粛期間中の過ごし方
  • 現在の宝塚への思い
  • 今後の明日海りおについて

といった内容になっていて、それぞれ文字数こそそう多くないですが濃度は高いです!

映画「ムーラン」について

他の雑誌で語ったことよりも、よりりおちゃんのパーソナルに絡めたインタビューになっていると感じます。

オーディションの時の様子や、「どこでオーラを出せばいいんだろう?」という、トップスターらしい?悩みのエピソードも。

共演者の方や、映画での好きなシーンなども語られています。

ムーランとリンクする部分も多い現在のりおちゃん、ムーランにとって男性を演じるのは偽りの姿でしたが、りおちゃんにとって(男役)は「むしろ本当の自分」。

だからこそ次にどのように染まるかわからないから楽しみでもあるとのこと。これはファンも同じ気持ちですよ!

また、ムーランは男性に比べて腕力がない分、知恵を使って戦っていたことに絡めて、男役時代の弱点とはどう向き合ったか?という質問も。

ウィークポイントがたくさんあったので、違う面を鍛えたり、弱点を使った役づくりをした」という、なんとも力強いお答え。さすが根性が違うわ……。

ただ、自分では弱点と思っていても他人から見たらそれが大きな魅力にうつることって、誰にでもありますよね。きっと、りおちゃんもそうなんだと思います。

自分ではこれまで選ばなかった写真をマネージャーさんがいいと言ってくれる」という言葉にそれが出てるんじゃないかな~と思いました。宝塚時代はたしか自分で選ぶんですよね?

退団後の生活について&自粛中の過ごし方

退団後の生活についてはかなりシンプルで、これまで語られていた内容とほぼ同じですね。自粛中に自炊をはじめたエピソードも、ファンの方であればおなじみかと思います。

新たなエピソードとしては、映画を必ず1本観ること……でしょうか?NetFlixにでも入ったのかなあとかぼんやり思っています(笑)。

あとは、インタビューの流れとしては最後の方なのですが、ちえさん(柚希礼音さん)主催の動画のお話もありました。
意外な内容が発覚して驚き!やっぱり娘役さんはあれなんですね、回転が早いというか…(笑)。

宝塚への思い

このインタビューでは、休演期間を取った現在よりちょっと前の宝塚についても言及しています。

特にりおちゃんと関わりの深い、雪組と花組がダイレクトに影響を受けたこともあるでしょう。

りおちゃんはだいもん(望海風斗さん)、れいちゃん(柚香光さん)はもちろんのこと、こっちゃん(礼真琴さん)とも電話をして話したそう。

舞台に対しての愛と、それがなくなってしまったら自分の存在意義って!?という言葉には、彼女の素直な気持ちが出ていますので、ぜひ本誌をご覧ください!

また、だいもんが東京にいたタイミングでもあり、何度か会い「お願いだから退団を延期して」と懇願したそうで……。

自分が退団したからこそ、満足できる形で退団してほしいと強く思ったのかな、と感じました。

今後の明日海りおについて

今後どうありたいかという質問にも興味深い回答が多かったのが印象的です。

元男役だからカッコいいと言われるのもいいし、男役をやっていたとは思えないと言われるのもいい、とどちらに振れてもOKなご様子。

しかし、男性を見て「私だってカッコいいもん!!」って思うのは相変わらずだなあというか、まだかわいいって言ってはいけないのかなあという気持ちにさせられますね(笑)。

同期で個性的な活躍をしているかいちゃん(七海ひろきさん)やみやちゃん(美弥るりかさん)にも言及し、「ジェンダーレスな活動ができるのも元宝塚の強み」と言っていました。

この二人は本当にジェンダーレスだな~と思いますし、それぞれふたりとも方向性が違いながらもカテゴリーが近いというか、面白いですよね。
りおちゃんも色々と二人から刺激をもらっているのかしら……とほっこりします。
いつか3人で歌劇100周年記念番組のようにトークしてくれないかな(笑)。

写真もインタビューも高濃度なのでオススメ。でも高め。

というわけで、「TVガイド Person」は写真もインタビュー内容も濃度が高いのでオススメです。

雑誌サイズも大きめなので、写真も見応えがあります!しかし920円なのでちょっとお高めかな?という感じもします。紙は厚めでいいやつですけどね!

しかしこの雑誌、りおちゃん以外は掲載されている方が全員男性なんですよね……。

ちょっと気になってバックナンバーも見てみたら、前号はみやちゃん、前々号は紅さん(紅ゆずるさん)、その前はかいちゃんが掲載されてました。しらんかったわ!!

でもやっぱり男性ばかり掲載されているので……りおちゃんはまだまだカッコイイんだな!ということで。

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