明日海りおさん掲載「婦人画報」2月号増刊感想。「ポーの一族」の世界を追求した写真・インタは必見!

掲載誌感想
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「婦人画報 2020年2月号」の、ポーの一族特集がある増刊を購入しました。

もう増刊は売り切れの模様。インタビュー記事自体は通常版でも見られます

表紙から素晴らしい雰囲気がぷんぷんしているのですが、合わせてインタビュー内容、演出をつとめる小池修一郎先生へのインタビューが楽しめます。

さらに、本誌の内容も個人的に満足度が高いものだったので、これはしっかり書かないと!ということで、今年最後の記事はりおちゃん(明日海りおさん)でしめたいと思います(笑)。

「ポーの一族」関連については個人的に大満足!

他の記事が面白くなかったら微妙かな……と考える方もいると思いますが、個人的にはその他の紙面内容も楽しめたので、合わせて軽くご紹介しますね。

「ポーの一族」関連についてざっくり知りたい!という方はこちらを参考にどうぞ!

  • 増刊版は表紙&ポストカード(りおちゃん&バーチーの2枚ずつ)
  • 二人へのインタビューは詩的な感じ
  • 小池先生の出演者への雑感や、観客への予想もあり
  • 「ポーの一族」年表のページも!
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ポーの一族関連記事は短めながら読み応えアリ!

それでは「ポーの一族」関連のお話から。

増刊版では通常版と少々内容が違うそうで、私は通常版を購入していないのでわからないのですが、少なくとも

  • 表紙が明日海りおさん&千葉雄大さん
  • ポストカードふろく

は、増刊版のみ!です。

記事内容が違うという点がわからないんですよね……。

気になる方は大きな本屋さんで目次などを比べてみてもいいかもしれません。

増刊版の掲載ページ数は全部で5P。うち3Pは写真のみ。2種類のお衣装を着たお二人が楽しめます。

表紙、めっちゃかっこいいです。

とりあえず見てほしいのはなんといっても表紙ですよね。

いやいや、めっちゃ格好良くないですか?

お二人の表情や衣装も格好いいんですけど、私が一番惹かれたのは背景(植物)です。

黒地に繊細な植物、そしてお二人……。いやー、スタイリッシュ。

あまり黒い表紙ってないと思っているんですよね、特に新年付近は。

なのに「ポーの一族」の世界、雰囲気を入れ込んだようなこのセッティングが非常に嬉しいというか、「ありがとう!!」と言いたい気持ちになります。

もともと黒系のしまった表紙は格好良くて好きなので、

しびれますね!!

もちろん、中のグラビア写真も素敵!

りおちゃんはちょっと男役顔というか、エドガーを降ろしている感がありますね(笑)。

バーチーはちょっと大人びた雰囲気かな。笑顔が控えめの、ツンデレでいうツンモードみたいなお顔です(でもかわいいぞ!)。

ポストカードは表紙写真を含む4種類ついていて、これはきちんと取っておかなければ……!と思わせるクオリティの高さ。

背景のお花も美しいので必見です!

インタビューはまるで詩のようで、そこはかとない不思議さが。

インタビューは全部で2P。上部3分の1ほどは写真が掲載されているので、容量としては少なめな方でしょう。

個別ではなく、二人同時に行っている形です。

だいたいこういった雑誌のインタビューは、最初にライターさんから見た二人の客観的な紹介から始まり、後は質問→回答という形で進む構成が多いかな、と思っているのですが、この婦人画報はちょっと違う印象を受けました。

それこそまるで、二人のバンパネラという存在と相対した人が、後世に残すように記録をしたような…インタビューさえも「ポーの一族」のコンテンツのような、詩のような不思議な世界観です。

どこか現実ではないような雰囲気の中、お二人がこぼす言葉の雫をしっかりと拾い上げているようなライターさんの手腕にうなります!!

実は二人は最近初めて顔を合わせたわけではなく、とあるテレビドラマで実は挨拶を交わしていた…など、個人的な新情報もあり、「へー!」と驚きました。

正直インタビュー内容として、

全くこれまでと違う!ってことはないです。


しかし圧倒的な雰囲気力がすごい!

残された書物を読んだような気分になりました。

小池先生の言葉に考えさせられる。私もそう言いそう。

二人のインタビューだけでなく、演出をつとめる小池修一郎先生へのインタビューも掲載。

私はなんども先生の言葉に唸らされているのですが、今回もそうでした。

僕にはもう、初日の幕間の喧騒が聞こえるようです。称賛の声?いえいえ、「私たちが待っていたのはこれではない」とか「エドガーが変わってしまった」だとか、だいたいそんな評価になるでしょう

婦人画報 2021年02月号増刊 「ポーの一族」特別版

「宝塚と別物なのは当然」と頭で思っていても、こういうふうに思う部分は出てきそうだな……と今から思っていたり(笑)。

宝塚というまさに虚構の世界にいたりおちゃんのエドガーが、外の世界に出てどのようなエドガーになるのか、どのような輝きを放つのか……。

やはり不安な部分もあります。正直、あの虚構のままにしてほしいという気持ちもゼロではありません。

それでも彼女の決断を応援したいと思いますし、より現実に近づいた世界でどのような立ち位置を持つのか、非常に興味があります。

「ポーの一族」年表は個人的に嬉しい!

そして2Pに渡って掲載されている「ポーの一族年代史」。

パズルのピースのような物語たちを時系列に並べてくれていて、個人的に非常にありがたいです。

作品は初期のものはもちろん、最新作の「秘密の花園」まで網羅。

少女漫画の専門家の方の解説も読み応えがあり、先生が漫画という世界に与えた影響の大きさを改めて感じさせてくれる濃い内容です。

全体を通して関連ページ数は8Pなのですが、

そう思わせない密度の濃さが強い魅力です!

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その他の記事も魅力的。個人的に気に入った記事を紹介

その他にも気になる記事が色々とあったので、簡単にですがご紹介!

分厚い雑誌なので様々なジャンルの情報が載っていて、雑誌全体を通して読み応えがありましたよ。

イギリス王室のお話が。これもりおちゃん関連(無理やり)

「買える!英国王室の愛用品」というタイトルで、エリザベス女王をはじめ、チャールズ皇太子やウィリアム王子、キャサリン妃が愛用しており、かつ自分たちでも購入可能な商品を紹介。

ファッション関連のものはもちろん、食器や好きな紅茶、ジャムや化粧品まで結構な数。

中には日本のブランドも入っていて嬉しくなったり。

イギリス王室と言えば「KING&QUEEN展」でナレーションをつとめているりおちゃん関連とも言えますよね!言えませんかね!?

2021年の開運カラーの掲載も。こういうの個人的に好きなんです

2021年、星座別の開運・ラッキーカラーの特集も。

こういうのは個人的に好きで、ついつい見てしまいます(笑)。

そのカラーが使われているファッショングッズも紹介されていて、それらはまあ、お高いのですが見ている分にはええ感じです(笑)。

簡単な2021年に向けた動きのアドバイスもあり、参考にしつつラッキーカラーのアイテムを持ってみようかな、と思わせてくれます。

他にも色々とありますが、全体的に楽しめました

他にもあったまる世界のお鍋のレシピや、お取り寄せできる美味しいお鍋の特集であったり、アイスランドの美しいオーロラの写真だったりと、多角的なアンテナを張った記事で楽しめる内容が多かったです。

目次を見るだけでも「取り扱ってるジャンルすげえな」と思えます

表紙からの特集はもちろん、全体的に満足度が高い一冊!

というわけで、今回は「婦人画報 2021年2月号増刊『ポーの一族』特別版 」の感想でした!

表紙や「ポーの一族」の特集は面白いのはもちろんですが、素の今のお二人からも「エドガー&アラン」の雰囲気がにじみ出ているようなグラビアであったりと、世界、雰囲気を構築するクオリティの高さがすごかったです。

あまり普段雑誌は買わない……という方でも、この増刊版は楽しめるんじゃないかなと思いました。

また、これは私の個人的な気持ちなのですが、ほしい部分だけでなく他の誌面にも価値を見出したい!という方にも、今回の婦人画報は非常におすすめできるかなと。

興味がある方はぜひ、一度チェックしてみてください!

2020年末現在、Amazonは定価の在庫がないようなので、楽天など定価で購入できるお店がおすすめです。

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