というわけで、昨日予告しておりました「明日海りおメモリアルブック」の感想を書きたいと思います!
とはいえ、感想なんて一言で終わってしまう…「買ってよかった!!」
しかしそれでは流石に感想もクソもない!ということで、「メモリアルブック興味あるんだけど、買おうかどうしようかな~」と思っている方向けという感じで、ざっくりと全体の構成とそれについてのコメント、という形で。
表紙・裏表紙
表紙は事前に書影がでていましたのでギィだとわかっておりました。
変わらず素敵なギィです。なんというか、ギィはりおちゃん(明日海りおさん)が多分心のどっかで持っているみたいな、本人が気づかないところにある部分がゴリゴリっと前面に出されたような役なのかなーなんて思っています。
「ロケの場所もええ感じやねえ」なんて思って気軽に裏表紙を見たら、あらあららあらららららエドガー様じゃないですか。まず1死しました。
まさかエドガーやると思っていなかったので…。
巻頭ポートレート(個人)
巻頭ポートレートは、りおちゃんが多分演じてきた中で心に残ったキャラクターかなと勝手に思っております。
・ギィ(金色の砂漠)
・松枝清顕(春の雪)
・Z-BOY(STUDIO 54)
の3キャラクター。
ギィはもちろんのこと、私はZ-BOYがりおちゃんが演じているキャラクターの中で一番好きなので、死にました。2死目でした。
なんでしょうね…舞台化粧じゃないので大人になったなあ~!!というところから始まり、相変わらずコイツチャラチャラしてるな~!!とか勝手に妄想が膨らみました。
ちょっとはいいヤツになってるかなとも思ったのですが、あんまり変わってなさそうですね、対外的には…。
清様はね、本当に「大人になられましたね」という感じ。
同時に、「やっぱりあのタイミングでしか出来なかったんだな」と。
スカピンのショーヴランなんかは今こそもっとよくなると思っていますが、清様やルイス(アリスの恋人)、アーサイト(二人の貴公子)なんかはもう今では出来ないお役だなと思っていまして、今回メモリアルブックの写真をみて「やっぱり無理だな~」と思いました。
逆にりおちゃんが演じる本田を見たいですね。転生した清様を狂おしく追いかけてほしいものです。
巻頭ポートレート(2ショット)
続いては2ショットです。各2~3ページほど。
・華優希さん
・瀬戸かずやさん
・柚香光さん
・水美舞斗さん
との4人とのツーショットとなっており、それぞれテーマ?が違います。
華ちゃん(華優希さん)とはエドガーとメリーベルの扮装の「ポーの一族」ショット。どんどん水車をくるくる回していけ!!と言いたくなります。
お顔は似ていないのに、なぜこうも自然に兄妹に見えるのでしょうね。
あきらくん(瀬戸かずやさん)とは、なんとりおちゃんは女装!あきらくんの男くささを前面に押し出すため?の策なのでしょうか、わかってますね~!!と拍手を送りたくなります。
りおちゃんに限りませんが、ゆきちゃん(仙名彩世さん)といい、ちなつちゃん(鳳月杏さん)といい、「自分のファンが何を求めているのか」を敏感にキャッチしてそれを惜しげもなく出してくるという方々が本当に好きです。
舞台化粧ってところもまたいいですね(多分素化粧で女装したくないんだろうなってことなんでしょうけど)。
次はれいちゃん(柚香光さん)とは、しっとり絡み?の2ショット。みりれい好きな方多いですからね、これも完全に需要にマッチした供給と言えるショットではないでしょうか…!
モノクロなのもまたいいですね。れいちゃんは目鼻立ちが非常にはっきりしているので、モノクロがとっても似合って格好いいなあと。だいもん(望海風斗さん)なんかもそうですよね。
最後、マイティー(水美舞斗さん)とはまるで兄弟のわんこ?兄にゃんこと弟わんこがじゃれ合っている??ような微笑ましいショットの数々。
マイティーの太陽のような笑顔が眩しいです。弟可愛い!!
ちょっとまさみりを思い出すような…そんな可愛らしい二人の爽やかな仲良しショットが収められています。5月の日差し!
本編(?)
歌劇やらGRAPHやらの過去記事が収められています。
研1くらいのものからごく最近(ゆきちゃん退団くらいまで)のものまで掲載されていますので、「りおちゃんの記事見たいけど歌劇やGRAPH買うのもな~」という方には非常にオススメです。
私はバックナンバーを買い漁ったりしていたので、2009年くらいから「おーこれ持ってるわ」という感じで。
凝った編集があるわけではないですが、「楽屋日記」といった回ってくるコーナーはもちろんのこと、座談会でもりおちゃん部分だけを切り取って掲載されていたりと非常に緻密な編集がされていますので、ファンアイテムのくくりで言えば至高の逸品と言ってもいいかもしれません。
彼女の人柄や役作りについての考え方であったり、舞台への考え方がしっかりとわかりますし、学年を経ても変わらない部分と変わってきた部分が読んでいくだけでわかるので、「明日海りおの資料」としての面白さもあると思います。
最後のスチールコレクションはお顔の変遷がすぐにわかりますし(過去のぷくぷくも可愛いし、最近のシュッとした男らしさもカッコイイのです)、ポスターコレクションも華やかで見ていて飽きません。
買おうか迷っている方へ
最後に、買おうか迷っている方へ。
もしあなたが
・明日海りおが好き
・過去の舞台の写真とかトークが見たい
・89期絡みが見たい
というのであれば、買う価値は高いかなと思います。
しかしながら、
・昔から歌劇・GRAPHは買っている
・特に追加写真などは興味がない
というのであれば、新たに追加されている部分(過去の雑誌からの抜粋以外の部分)は表紙・裏表紙・巻頭ポートレートくらいなので、買う価値は下がるかなと。
退団に向けてのメッセージやインタビューなどは一切ないので、あくまでも「オマケつきの明日海りお資料」という感じですね。
私はもう資料だいすきなのでたまらん!!のですが、「退団されるしせっかくだから~」という方の購買対象にはどうかな?とも思います。
確実なのはキャトルや取り扱い書店での立ち読みかな…と身も蓋もないことを言ってしまいますが、興味があるなら3,300円の価値はある!とは強く申し上げたいところですね。
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