5月5日発売だと思っていたら、5月2日発売でした歌劇!
そりゃそーだ、5日はお休みですもの!
…というわけで、今回は「歌劇 2020年5月号」の感想です。
いやしかしですね、表紙のきぃちゃん(真彩希帆さん)の笑顔がまぶしくて、心のモヤモヤなんかを全部ふっとばしてくれそうなパワーがありますね。
ほんまかわいい。
まだきぃちゃんのことをしゃべる
正直「え!きぃちゃんが表紙!?」と驚きました。
なんでかっていうと、だいたい「歌劇」の表紙って男役スターさん(トップないし2番手)がほとんどだからなんですよ。
最近で歌劇の表紙を飾ったのはちゃぴちゃんこと愛希れいかさんだけです。
彼女は記憶に新しい、2010年代娘役のTOP of TOP的な存在。
そんな存在のちゃぴちゃんであっても、「歌劇」の表紙を飾った経験はたったの3回(2016年10月号・2017年9月号・2019年11月号)。
それより前は(タカラヅカクリエイティブアーツHPで確認できる期間のみですが)、レジェンドな柚希礼音さんの相手役、夢咲ねねちゃんが2013年5月号で飾っているのみです。
きぃちゃんがそこに並ぶ!いやーすごくないですか?すごいよ!すごい!
退団時期も先延ばしになったので、もう1回くらい表紙を飾れないかな…?なんて密かに思ったりも。
巻頭ポートレートもめっちゃクールで格好良かったですよ。さすが(私の中で)メンタル男役。
厚さは残念ながら薄め…
きぃちゃんの表紙が偉大なことだと伝わったかは謎ですが、今月の歌劇はやはり残念ながら厚みは少なめです。
舞台に関する部分がごっそりなくなっているので仕方ないんですけども。
その代わりかわかりませんが、ポートレートが多めな印象で…。
みなさんおきれいです。カワイイです。
あとは、花組および月組のトップコンビからのメッセージ&2ショット写真があるので、ある意味レア!レアを楽しんでいかないと。
個人的にはひっとん(舞空瞳さん)のポートがカワイイです。ひっとん好き。
ひっとんと言えば、「えと文」の現在の星組担当がくらっち(有沙瞳さん)なのですが、めちゃくちゃ仲良しで心がほんわかできるようなエピソードを披露してくれています。
ふたりとも宝塚が大好きで、娘役が大好きで…。そしてなんて美人姉妹なのだろうか。
組子のコーナーからは不安の声も…
組子さんが担当する連載コーナー(「えと文」や「組レポ。」)は従来どおり。
ですがすでに要請に対して行動している時期だったようで、お稽古もなく生活している様子が少しですが読み取れました。
「公演中止が決まって不安」「このまま再開できるのか…」といった不安の声も散見されていて、わたしたち観客側も不安ですが、彼女たちも舞台にいつ立てるのかわからなくて非常に不安なのだろうなと感じます。
もちろんネガティブな内容だけではなく、「だからこそ舞台に立てることの大切さを改めて感じた」といったことや、「毎日が千秋楽だと思って舞台に立つという言葉を実感した」など、皆さん前向きですよ、とフォローはさせてください。
でも、毎日一緒にいることが当たり前だった組子たちがバラバラになってしまうと、皆さん寂しい気持ちが強いんだろうな…。
他にもいろいろ興味深い内容
他にもしょうちゃん(彩凪翔さん)のメイクや衣装へのこだわりや、おかもちの中身を紹介してくれる「しょうウォッチング」も面白いです。
やっぱりVO5使うんやな…!と思ったり(笑)。
あと、個人的におもしろくて好きなコーナーが「夢つづりサイン帖」。これはジェンヌさんが自分のサインを解説してくれるんです。
さらに今月は「スペシャル」として、月組トップコンビが自身のサインを解説、さらにプレゼントという素敵な企画もありますよ。
他には舞台写真が掲載されない代わりに「魅惑の宝塚歌劇~漫画原作の作品を巡って~」という特別企画も。
ベルサイユのばらから始まり、様々な漫画原作の宝塚作品を1Pずつ、結構たっぷりと紹介してくれています。
個人的に残念なのは、退団者の方はどうしても画像が少なめなこと…!!(それでも「ポーの一族」はきちんとあったので安心)
厚さは薄めでも内容は濃いので楽しめる一冊
これまでと比べるとどうしても厚さは薄めではあるものの、企画などの内容は相変わらず濃いので、十分に楽しめる一冊になっています。
まだまだ「おうち時間」が続く方も多いかと思いますが、そのお供にはとてもよい、のではないでしょうか。
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