3月4日に舞台写真集「Le CINQ(ル・サンク)」の「CASANOVA」が発売されました。
ちょうど観劇日だったので購入!
ちなみにこの日の公演では、りおちゃん(明日海りおさん)がナイフをマカロニから上手く取り出せず、マイティー(水美舞斗さん)のもとへちょちょっちょ…と歩き取り出したり、
ゆきちゃん(仙名彩世さん)がもじゃもじゃの似顔絵を描いた後、椅子に座りそこねそうになって「ふふふっ」と笑ったり、カジノにモーツァルトを探しにきたコンデュルメルから隠れるためにマイティーがひっとん(舞空瞳さん)のスカートの中に潜り込んだりと、楽しいハプニングやアドリブが満載でした。
こちらの写真はおわかりですが表紙です。みりゆきの赤いお衣装がまぶしい…やっぱりこのシーン選ぶよね!と納得。

▲ビターエンドとかいうワードを忘れるレベル
花組のル・サンクは「Delight Holiday」以来。
これが発売された時は非常にテンション高く感想を書いていましたが、今回は…
「観たい!」というシーンはバッチリ抑えてある
「ここ写真で見たかったんだよね」という部分はバッチリ抑えてある印象です。
あえていうとプロローグは異端審問シーンが多めで、カサノヴァが女性たちと踊るシーンは少な目かも(その代わり裏表紙にあります)。
今回の作品はたくさんの組子が一度に舞台に出ることが多いので、引きの写真も多いですね。きちんと組子の名前が書いてあるので「この人誰だったのかしら」と気になった組子がいた方でも安心!
1幕は場面が目まぐるしく変わるのでシーンごとの写真は少なめですが、2幕は仮面舞踏会の華やかな雰囲気やゆきちゃんの着るあの青いドレスなど「アップで見たいねん!」というツボもしっかり抑えてあります。
さらにフィナーレでもそこそこページを取っていますし、デュエダンに至っては3カットあります。ありがたい!!
余談ですが、コンデュルメル夫人の指に指輪がないので、結構前の時期に撮影されたぽいですよね。編集などもあるので当然ではあるのですが…
当然シナリオも収録されています
オリジナル作品ということもあり、バッチリシナリオも収録。
何回も見てるのに今更気づいたんかいってことなんですけど、昨日観劇して気づいたことがありまして。
プロローグの異端審問でコンデュルメルが「愛する市民たちよ」と歌いますが、2幕オペラの場面ではカサノヴァが「愛するヴェネツィアよ」と歌っていて、きちんと対になっているんですよね。
(もちろんその後の悪魔に取り憑かれた~という部分は同じだったり)
歌詞もシナリオに掲載されているので、そういった確認がきちんと出来るのは本当に嬉しいです!
プログラムに掲載されていない歌詞が見られるのもいいところ。
でも、個人的にはちょっと物足りない…
他にもみりゆきの衣裳コレクションや、ゆきちゃんの今までありがとうページなど掲載されていて読み応え、見応えあるんです。
あるんですが…個人的には「もうちょっと写真がほしい」と思ってしまいました。
「Delight Holiday」のがシナリオ掲載とかない分写真が多かったからなのでしょうか。
調べてみましたが、写真掲載ページ数は大体同じくらい(44~45Pほど)で、「CASANOVA」のル・サンクはそこにさらにシナリオページ(白黒)が追加されていたので、厚みとしてはこちらの方があることになります。
なので決して「CASANOVA」の方が厚みがないわけじゃないのに…!
それだけこの作品の見どころを思える部分が多い、このシーンも写真として見たい!という部分が多いということなのかな…と考えています。
できればあと10Pほど増量してほしかった…!(多分それでもまだ足りないとか言ってそうですが)
コメント