昨日の公式の発表にて、宝塚の上演(現在は大劇場のみ)が再開される運びとなりました。
ずっとこの日を待っていたファンの方は、私も含めたくさんいることでしょう。
ウィルスが根絶できているわけではないため、諸手を挙げて……というのはしづらい部分もありますが、やはり個人的にはとても嬉しいですし、なんとか今後正常な営業状態に戻れたら……と願ってやみません。
さて、再開発表の追加・補足情報としてかなりの量の情報が出たのも事実。
それを整理しつつ、個人的に気になったポイントについてちょっと考えてみたいなと思います。
再開時の感染対策について
まずは再開時の感染対策について。
休演前に行っていたものにプラスするというかたち(と思われます)で、
・7月末までの約2週間、公演回数を1日1回(13時公演のみ)とする
・1列目の販売はなし。かつ座席の間隔を1席ずつあける
・オーケストラは録音
・舞台上の人数の調整
という措置が取られました。
想定の範囲内といいますか、正直席1つずつあけると席数が……って前に書いた記事でも書いていたのですが、まあこれは仕方ないかな(気持ちとしてはつらい)。
細かく数えたわけではないですが、だいたい1,000席くらいですかね。バウの2倍と思えばいいかもしれませんが……近い席数でいうと「シアター・ドラマシティ(898席)」かなと思います。
ACTシアターやブリリアホールなどは1,200~300くらいなので……別箱くらいの席数と考えればいいかなと。
個人的にはオケが録音なのも悲しいところ。仕方がないとはいえ、宝塚を生で観る魅力のひとつがオーケストラですから。
舞台上の調整はまだわかりませんが、人が密集しあうような振り付けを減らしたり、人数を減らして間をあけるようにしたり……という感じでしょうか。
群舞の人数が減ってしまうとしたらちょっと寂しいですが、仕方ないか……。
販売されるチケットについて
そこでやはり気になるのがチケットですよね。
こちらはシンプルで「1人1枚縛り」。
これは個人的に非常に困るのですが、まあ仕方ない。そもそも近い席での観劇ができないでしょうから、お友達と一緒に行くにしても「同じ公演に行こうね」っていうふんわりした感じになりそうですね。
また、プレイガイドでの販売はなく、一般発売も宝塚歌劇チケットサービスのみ……ということで、かなりの争奪戦が予想されそうです。
さらにファンクラブ分の確保もあるし……どちらかに入っていないとしばらくは全く見れない、なんて可能性もゼロではなさそうですね。
現在でも十分プラチナみのあるチケットですが、今後はさらにそうなりそう。
ただ、万が一感染が起こってしまった際に感染経路を特定できるように、住所や氏名を控える可能性が高いので、転売もしづらくなったかな?とも考えてはいます。
上演される演目・中止される演目について
そして一番気になったのがここ!演目についてです。
当然ながらズレてしまうためいろいろ齟齬が生まれるだろうとは感じておりましたが……なかなかのものだな、というのが感想です。
中止公演:年内全部
まあこれはあれですね、スケジュールの見直しに伴ってとりあえず年内は全部リセットしますよ、というかたちなのかと考えます。
その中でもマイティー(水美舞斗さん)のDSは本当になくしちゃうのではなくて、きちんとやってほしいなあと思っています。
私の中で一番こういうのが潰れそうなイメージがあるので……。
少なくとも年内の本公演はあと3つ
そして、今後のスケジュールについて記載されているところに、
なお、年内は、月組公演(106期生初舞台公演)『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』、宙組公演 三井住友カードミュージカル『アナスタシア』の上演を予定しておりますが、公演日程等は改めて当ホームページにてご案内いたします。
宝塚大劇場の営業再開ならびに宝塚歌劇公演の今後のスケジュールについて
とありますので、今年は大劇場で「アナスタシア」までやるのかな、と予想できます。
別箱公演がどうなるのか、気になりますね……
あと気になるのはやはり別箱公演。
特にだいもん(望海風斗さん)、きぃちゃん(真彩希帆さん)、たまきち(珠城りょうさん)、さくらちゃん(美園さくらさん)の4人が退団を控えていますから、なんとかそれぞれ別箱(ミューサロ)はしっかりとやっていただきたいところ。
だいもんのコンサートはゲストをお呼びして……という部分はなくなってしまいそうですが、それでも開催されるならその方が嬉しいです!私は。
別にきぃちゃんがずっと出てくれてもええねんで……で……。
そして既に中止となってしまった「FLYING SAPA」、「壮麗帝」、「シラノ・ド・ベルジュラック」などがどこに配置されるのかも非常に気になります。
中にはめっちゃ楽しみにしていて、チケットを確保していた作品もあったので何かしらのかたちでやってほしいなと……。
なんにしろ、再開は嬉しいものです
今後のスケジュールがどうなっていくのか、公演期間はどうなるのか(本来の本公演期間より短くなるのか?通常通りなのか?)、そして東京公演の再開はいつになるのか、などなど、気になる点はまだまだありますが……。
大劇場が再開したことから、東京公演もそう遠くないタイミングで再開するのかと思いますが、現状感染者数がちょっと右肩上がりなので少し遅れる(8月以降)かもしれないですね。
ぐだぐだ言ってきましたが、なんにしろ再開は嬉しいものです。
ジェンヌの皆さん、スタッフの皆さんが健康に舞台をつとめられますように、我々もしっかりと体調管理をしてのぞみたいですね!チケット…チケットなあ…。
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