もうすぐ今年も終わりだ~!!ということで、今年の観劇まとめです。
春頃からの新型コロナウィルスの影響により、宝塚関連の舞台は一切中止に。
しかし、夏頃から徐々に公演が再開され、現在は完全に元通り…とは当然行きませんが、また私たちに夢を与えてくれる舞台が帰ってきてくれて、本当に嬉しかったです。
そんな、色々ありすぎた2020年に私が観劇した舞台・ショーをまとめました!
1月の観劇:3本
1月は本公演1本、別箱公演2本を観劇しました。
まだこの頃はコロナなんて知らず、ふつーに楽しんでいた記憶が強いですね……。
雪組「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」
最初の観劇は雪組さんでした。
新年からこんなクソ重いものを持ってくるな!!と言いたくなるほどのハードボイルドなお話でしたが、だいもん(望海風斗さん)の男役としての粋を集めたような役柄で、「男役10年」と言われることの意味、理由を改めて感じられるものだったなと思います。
重い中に浮かび上がる希望や平和といった、改めて人生というものを考えさせられる、作品内容の重厚さも素晴らしいものでした。
…が、新年からこんなクソ重いものを持ってくるな!!(褒めてます)
花組「DANCE OLYIMPIA」
2020年最初のライブ配信は、れいちゃん(柚香光さん)のプレお披露目公演「DANCE OLYIMPIA」でした。
とりあえず踊りまくるみんなの体力が心配になるような構成でしたが(笑)、元気いっぱいで楽しそうにやっていたことが今でも記憶に残っています。
花組「マスカレード・ホテル」
生観劇の花組は、あきらくん(瀬戸かずやさん)主演「マスカレード・ホテル」が今年初でした。
当時雪組から花組に帰ってきたひらめちゃん(朝月希和さん)との並びが非常によく、ちょっと大人な雰囲気が題材と合っている印象でした。
そして、まさかのりおちゃん(明日海りおさん)との観劇バッティングをしてしまった!しかも同じ列!!!という、全くお芝居と関係ない部分ですが、非常に強く心に残った公演でもあります。
2月:2本
本公演が1本と、別箱公演が1本。
御園座も観に行きたかったのですが、どうしても都合が合わなくて断念しました。
ライブ配信もたしか時間が合わなかったはず……。今思えば観ておけばよかった!
この月で公演は一時中断に……。
月組「出島小宇宙戦争」
ちなつちゃん(鳳月杏さん)の主演!東上!とあってめっちゃテンションが上がりまくっていた公演です。
お話もとても私好みでおもしろく、「何度でも観たい~!!!」と思わせるものでした。
フィナーレがついているのも○です!!
考察的な記事も書いたりと、世界にハマっているのが我ながらよくわかります(笑)。
星組「眩耀の谷 / Ray」
まこっちゃん(礼真琴さん)とひっとん(舞空瞳さん)のお披露目公演。
3月から公演が中止となりまして、私はギリギリ1回だけ生での観劇ができました。
まさに「これから始まっていくぞ!」という内容のお芝居と、お名前連呼のショー…と、「こんなに持ち上げまくって、(こっちゃんのメンタルは)大丈夫か!?」と少々思ってしまうのですが……。
プレッシャーに負けずに、のびのびとやってほしいです。まじで。
7月:1本
公演が再開されたばかりということもあり、別箱公演は延期が決定されてもいつ、どこでやるのか?がまだまだ不透明なタイミングでもありました。
その中で大劇場の幕が再び開くというのはとっても嬉しいニュースでしたね。
花組「はいからさんが通る」
ずっとお披露目が止まっていた「はいからさんが通る」からスタート!
スカステでの生中継やライブ配信など、新たな試みがはじまった作品でもありましたね。
内容自体は再演なのでよく知っていますが、違いを楽しむ…という意味で新鮮な気持ちだったように思います。
8月:1本
あれ?意外やな?と自分でも思っているのですが、8月はSAPAだけだったみたいです。
とりあえず東京にはいけないし、はいからさんはもうチケットを持っていなかったし……ということで。
そもそもラインが全然動いてなかったですよね、まだ。
宙組「FLYING SAPA」
梅田芸術劇場メインホールで上演されたこの作品。
花組さんが上演中止、その後星組さんも上演中止となる中、非常に神経を尖らせたかと思いますが、走りきった一作です。
内容も非常に神経を尖らされるようなSFになっていて、大きく物事にジェットコースターが起きるわけでもありません。
ただただ、心に小さな波紋を起こしてくれる、それがいつの間にか自分の中で大きくなっていく……そんなじんわりとした感情の揺れを呼び起こしてくれる作品でした。
9月:2本
ここから本格的に再開しそうかな?という印象だったイメージです。
はいからさんは千秋楽が5日にありましたね、こちらはライブ配信で観ました。
コロナ自体はうーん……ですが、ライブ配信が増えた点はめっちゃありがたいです。
雪組「La Voile」
きぃちゃん(真彩希帆さん)のプレ退団ミュージック・サロン。
無観客の配信のみとなり、やはり少々寂しい部分はありましたが、きぃちゃんの眩しい笑顔にとっても癒やされた1時間でもありました。
本公演では大人な女性を演じることが多い彼女ですが、このときは本来の持ち味である天真爛漫さがめちゃくちゃ出ていましたね。よき!
雪組「NOW!ZOOM!ME!!」
だいもんのプレ退団公演のコンサート。
場所を大劇場へと移し、全ての種類の公演をライブ配信してくれるという、ファン垂涎の至れりつくせりな内容になっていました。
私が観たのはきぃちゃん出演バージョンと、Bバージョンだったかな?(最初のやつ)
初見時は色々と圧倒された部分もありましたが(笑)今思えばいい公演だったなあという感じです(ひどい感想)。
10月:3本
10月は本公演1本、別箱公演2本。
やっと!と言える106期生のお披露目を見ることができました。
翔ちゃん(彩凪翔さん)のDSも観ることができ、こういった対象人数の少ないものは今後配信を常態化してくれないかなあ……と思っています。
月組「WELCOME TO TAKARAZUKA / ピガール狂騒曲」
公演再開後最初の月組さんの本公演。
ショーもいい!お芝居もめっちゃいい!と、非常に満足度の高い2本立てでした。
また、半年遅れの106期生の出演も見逃せません。
ショーでの踊りももちろん可愛いですが、お芝居のフィナーレのロケット衣装がめっちゃくちゃ可愛いんですよ!色も3つ使われいて華やかで。
専科・雪組「パッション・ダムール」
偶然にご縁があり、生観劇がかなった作品です。
全編ショーになっており、途中でMCを挟むことなくノンストップという構成が世界に没入しやすくて、個人的にとっても良かったです。
また、カチャちゃん(凪七瑠海さん)とロマンチック・レビューのマリアージュがすごいな!という印象でした。
彼女を支える雪組の若手中堅たちの活躍も見逃せない、どちらのファンの方も楽しめる内容になっていたように思います。
雪組「Sho-W!」
翔ちゃんのプレ退団DS。
私は昼公演のみを配信で拝見しましたが、非常にしっとりとした大人の雰囲気で、ここまで積み重ねてきた男役の研鑽がいかんなく発揮されているな…という印象でした。
一緒に出演したメンバーとのまとまりもよくて、すごくカンパニー思いな翔ちゃんのエピソードも聴かせてもらえて、MC的にも満足度が高かったです!
そして「BLUE・MOON・BLUE」の影響力の高さに改めて戦慄しました(笑)。
11月:2本
11月は本公演1本とライブ配信1本でした。
こう振り返って観てみると、なんだかんだでコンスタントに公演は行われていたし、それに伴ってライブ配信で色々観させてもらったな……と感じています。
宙組「アナスタシア」
海外ミュージカルの大作として、期待度が高かった作品。
その期待に応えるように、非常に難しく多い楽曲の数々を歌いこなす宙組メンバーの面々に驚きました。
特にヒロインであるアーニャはまどかちゃん(星風まどかさん)にピッタリで、芯のある女の子を等身大に演じているように見えました。
華やかなセットも大きな魅力で、どこかファンタジー味のある物語を大きく彩っているように感じましたね。
星組「エル・アルコン -鷹-」
安蘭けいさんが主演した作品の再演、さらにこっちゃんが大好きな作品ということもあり、ファンの方も嬉しかったんじゃないかなと思っています。
いやはや、こっちゃんは失礼ながら意外と黒ロングのふわふわが似合うんだな~!というのが発見でしたね。
お話は「ダークヒーロー」と言われている通りなかなかのものですが、人間味が溢れていて、ある意味非常にピュアなお話でもあるなと感じました。
12月:1本
12月は宙組さんの「アナスタシア」もライブ配信で拝見しましたが、新作?は1本のみです。
まあ、宝塚の場合、だいたいきっちり年末はお休みになるのでどうしても本数は少なくなるかなとは思いますが……。
今年はタカスペもない分、早く終わったなーという気持ちはありますね。
星組「シラノ・ド・ベルジュラック」
今年最後の生観劇は非常に濃いものでした。
やっぱりイシさんの厚みはすごくてですね、毎回毎回感服します。
特に今回のお話は場の転換が非常に少ないながらも飽きさせない演出になっていて、まさに「あっという間」にお話が終わった、という感じでした。
さらに予想外のフィナーレもついていて、めっちゃ美味しい思いをさせていただきました(笑)。
来年の観劇は雪組さんから!
そして、来年の観劇は雪組さん、だいきほの退団公演「fff! / シルクロード」からスタートです。
さらに、りおちゃんの「ポーの一族」も入ってきますので、来年の1月はかなり観劇で忙しくなりそう……。このタイミングで上演に影響がないことを祈りつつ!
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