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【花組】やっぱり生で観るのはいいですね「はいからさんが通る」感想1:全体についてざくっと(2020.07.31)

花組
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昨日は約5ヶ月ぶり!に劇場に行ってきました。

劇場の雰囲気も多少変わった部分があったので、その点はまた別で記事にしたいと思っています。

そして観てきました、「はいからさんが通る」!

今回は少尉が行方不明になってしまうまでをネタバレ全開で、気になった部分の感想を書いていきます。

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プロローグで「これが宝塚だよな……」としんみり

宝塚駅で降りたときから「久々だ、これが宝塚だ~!」という気持ちでいたのですが、プロローグでみんなが…みんなといっても、これもきっと本来出てくる人数よりもかなり減っているのだと予想されますが、それでも一定以上の人数でわっと華やかにみんなで踊って歌う。

これが宝塚の大きな魅力だし、私はこの場所に帰ってきた!!!舞台が帰ってきた!!!」という感動がすごかったです。

正直ちょっとうるっときてしまいました。みんな、幕が上げられてよかったね……。

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配信で観たときよりもクオリティが上がっていました

こちらも当然、なお話ではありますが、スカステで観た初日や配信で観た2日目に比べると、全体的にクオリティが上がっているように感じられました。

彼女たちも約4ヶ月ぶりの舞台となりますし、最初は調子が戻らない部分もあったのだろうなと容易に想像がつきます。

公演再開から2週間ほど、だんだんとギアが入ってきているんだろうなと。比較するとこの日のお芝居のほうがかなりパワフルな印象がありました。

だいたいこの時期にメディア(ブルーレイ)用の撮影が行われるのですが、カメラが入っていませんでした。もうちょっと後に撮影するのかな?

やっぱり気になる小芝居!下級生たち!

舞台の醍醐味は主役やメインキャラクターの方々でもあるのですが、メインとは別の場面で行われる小芝居だと思っています。

みんなが思い思いのことをやっているのを観るのが久しぶりで楽しくて、視線があちこちに動いて忙しかったですね……。

今個人的に花組でアツいのが100期の活躍ぶりです。

今回北小路環役を演じたくりすちゃん(音くり寿さん)、藤枝蘭丸役を演じたほのかちゃん(聖乃あすかちゃん)を始めとして、今回新人公演で主役をつとめるはなこちゃん(一之瀬航季さん)、べちこちゃん(泉まいらさん)、いとちゃん(糸月雪羽さん)……。彼らは同期同士のシーンがとても多く、そして重要な役回りや舞台にスパイスを与える役割として大活躍していたなと感じています。

彼らもいつの間にか新人公演長の期。

しっかりと花組の核や幅の広さに貢献していることを感じられた1日でした。

もちろんもっと下の下級生たち、上級生たちの小芝居もしっかりチェックしていますよ!

メイド長の弥生役を演じていたこりのちゃん(美花梨乃さん)の園遊会でのお芝居は個人的にめっちゃ惹かれましたね……。

前回感じた青さはなく、熟してきた感じ

私は前回の公演は残念ながらチケットが取れず、スカステで放送を観た際にこのような感想を書きました。

正直言うとれいちゃん(柚香光さん)も華ちゃん(華優希さん)もまだまだ青く未熟さがあり、そこが役としていい味になっている部分もあったという感じなのですが、今回はそのような青さは感じられませんでした。

シナリオの追加や場面演出の刷新、大道具などセットなど違いを上げれば多くありますが、この3年の間に花組のクオリティがぐっと上がったのだろうなと感じざるを得ません。

以前よりも地に足がついた伊集院少尉と、感情表現がより豊かになった紅緒さんが彩る世界は、やはり生で観てこそ…なのかもしれない、と思ったくらいでした。

個人的には前回の演出の方が好きだなと思った部分はいくつかあります(初演の記憶は結構ウロですけど)。

と、今回はお芝居がどーとかこーとかよりも全体的にふんわりと見た感想になってしまいました。

久々の再開ですし、シーン別感想も書いてみようかな……とも思ったり。

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