【花組】「元禄バロックロック/The Fascination!」千秋楽ライブ配信感想|無事完走めでたい!ゆめ様のご挨拶素敵すぎた。

花組
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昨日千秋楽を終えた花組公演「元禄バロックロック/The Fascination!」。

花組にとってはコロナが始まってから初めての休止期間なし、舞台へ出演する人数制限なし、新人公演あり、の、まだまだ以前のように……とは行かなくても、少しは以前を取り戻せた公演になったかと思います。

そんな思いを感じられるような公演のパワー!千秋楽は熱が入るものですが、今回はさらにこもっていたように感じました。

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お芝居の感想

お芝居「元禄バロックロック」は、1回見たら2回目で色々とチェックしたくなる部分が出てくる「遊び」が多く仕込まれていると感じています。

具体的には、キラ(星風まどかさん)が実は本当の時を戻せる時計を持っており、ポンコツなクロノスケ(柚香光さん)の時計は全く機能しておらず、すべてキラが戻していたという事実。

これ自体微笑ましいエピソードなのですが、それを知って改めて見直すと、賭場「ラッキーこいこい」で戻している時はもちろん、プロローグでスラレ(真鳳つぐみさん)の財布を取り戻すために時計を使ったときも、ちゃんとそこにはキラの姿がいるんですよね。

しかも後ろを向いているので、時計を使ったかはわからない!

こういう小憎い演出、個人的にはたまりません……!

配信で気づいたこと

配信は生で観劇する時とは、ちょっと音の聞こえ方が違うこともあります。

音がよりシャープに聴こえる気がするんですよね、私だけかもしれませんが。

そんな中気づいた(思った)のが、ひとこちゃん(永久輝せあさん)の声がキレイに通っていること。

これまでも悪い声とは思っていませんでしたけども、特別いい声だな~!って思うほどではなかったんですね。

でも、今回配信で観てたら、セリフの音がめちゃくちゃ聞き取りやすい。

雑味のない、クリアな音をポーンと出してくるので、これは強い武器になるなあと感じました。

正直、雪組から花組にきてから、「花組に来てよかったのかなあ?(雪組にいたほうがよかったのでは)」と思うところもあったのですが、次回別箱で爆発してくれるのでは?と密やかに楽しみにしています。

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ショーの感想

ショーは変わらず華やか!

最初のれいちゃんとまどかのお衣装こそ強めのピンクですが、それ以外は結構穏やかな色味で、上品に作ってあるよな……と改めて気づいたり。

しっかりと娘役さんの出番があるのも嬉しいところ。

私はりりかちゃん(華雅りりかさん)とうららちゃん(春妃うららさん)が銀橋を渡りつつ歌うところが特に好きです。ふたりとも花の女神フローラだよ……!!

そして毎回観るたびに思うのが、エトワールのみおんちゃん(咲乃深音さん)、もうちょっと差別化してあげてほしいなあってところ。

初見のときに「え!?みおんちゃん差別化されてなくない?あれ?ヤバ!」って思ったんですけど、他のショーで観察してみたら、お衣装自体は特別差別化されてないんですね。

(中にはちょっと装飾が豪華だったりとかはあるんですけど、衣装自体が違うってことはそうそうないです)

で、なんで差別化されてないって思ったんだろう?って考えた時。

たいていエトワールさんが出てくるときって、若い学年の子はロケットの衣装で大階段に立ってるわけで、そりゃ全然衣装が違うよねって話だったんですよ。

だけど今回はロケット衣装で出てきているわけではなくて、下級生まで同じ(近い)衣装で出てたから、みおんちゃんが埋もれているように見えちゃった……っていうだけだったんですよね。

それだと仕方ないなって思います。思いますが、わかってるならどうにか!

せっかくのエトワールなんだから、派手にしてあげて!!と思う後方親面ファンからのつぶやきでした。

ご挨拶、皆さんステキだったけど特にゆめ様素敵すぎた。

本編が終わったら、退団者のご挨拶。

今回退団するのは4名で、鞠花ゆめさん、真鳳つぐみさん、優波慧さん、雛リリカさん。

研10以上の方々で、今の花組の屋台骨な皆様が去ってしまうのは寂しいものがあります。

あと、専科にいどうされるさおりさん(高翔みず希さん)!!さおりさん寂しいよー!!

退団者の4人のうち、3人が思い出の作品として「ハンナのお花屋さん」をあげてくれたのが嬉しかったです。嬉しいなと思うと同時に、ああ、あの頃の世代の子たちなんだよなとも。

(ゆめ様はハンナ出てませんでしたからね…如月でメイド頭になられましたが!)

皆様それぞれ素敵なご挨拶だったんですが、やっぱりゆめ様……私ゆめ様大好きなので、もう素敵すぎてダメです。

まず声がめっちゃキレイ。高すぎず、低すぎず、とても聞きやすくすっと心に入ってくる。退団後はナレーターとかしていただきたいです。

お話する内容もとてもストーリーに溢れていまして、なんでしょうね、後ろにあるものがこちらにも伝わってくるような、とにかく良かった(語彙消滅)

個人的に意外だったのは、お花をまかぜ……いや、ゆりかちゃん!(真風涼帆さん)が持ってきたこと。仲良かったのかな?あまりそんなイメージがなかったので驚きでした。

今年の大劇場はこれで終わりですね……

花組の皆さんが「よいお年を!」と言ってくれましたように、宝塚大劇場での公演はこれでおしまい。

例年であれば「タカラヅカスペシャル」がありましたが、去年に続き今年もそれはナシ。

年末まではちょっと寂しい感じになってしまうのは否めませんが、スカステの年末~年始の番組を楽しみに過ごすことにいたします。

というか、元日生放送とかすごいよね……。

 

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