
▲キャトルのショーケース。うるわしい
相変わらず「CASANOVA」たのしー!な日々でございます。
今回ピックアップしたいのは、主役である「ジャコモ・カサノヴァ」と「コンデュルメル夫人」のお二人。
この二人は過去に関係があったことは夫人の歌の中(歌詞)で明かされていますが…。
これ以上は少々ネタバレになりますので、ネタバレはイヤ!という方はお控えください。(記事の最初の方は大丈夫です)
また、これまでのCASANOVA観劇の感想や前情報の話などはこちらにまとめていますので、よろしければどうぞ。
二人が劇中で絡むシーンは皆無といってもいい
ここは歌劇やタカラヅカニュースにてちなつちゃん(鳳月杏さん)も語っていたので、まだネタバレにはならない…はず。
そうなんです、カサノヴァと夫人が絡むシーンってないんです!
むしろ一緒にいるシーンさえほぼない!!
せいぜい2幕最初の仮面舞踏会と、物語のラスト付近のみ。
それ以外はお互いに存在は認識している(特にコンデュルメル夫人はカサノヴァに対して間接的な行動を取っています)ものの、顔を見合わせて二人で話して…というシーンはひとつもないんですよね。
コンデュルメル夫人とカサノヴァの関係
あくまでこれは夫人の歌詞の中で語られたのみとなっていますが、カサノヴァと夫人は一時的に恋人同士のような関係であったと思われます。
実際タカラヅカニュースの稽古場レポートBによれば、夫人は当時から夫とすれ違いが起こり心に空白を感じていたものの、カサノヴァと出会うことで一時的に救われた、というニュアンスのお話をちなつちゃんがしております。
また、劇中でもモーツァルトがオペラを完成させなければならないもののアイデアが出ず、カジノに入り浸る錬金術師のバルサモ(飛龍つかささん)の妻、セラフィーナ(華優希さん)に「楽になれる薬を…天国にいけるような…」とリクエストしたことで毒をもらってしまい、瀕死の状態に陥ってしまいます。
それを助けるためにカサノヴァが解毒剤を調合するのですが、その際に「昔知った知識」といった事を言うので、そのあたりも夫人と関係があったということを匂わせていますよね。
既にその時点でそのような(錬金術のような)ことに詳しいということであれば、既に夫と不仲である=黒魔術に傾倒した後であることがわかりますが…。
めっちゃそのシーンが観たい…
カサノヴァと夫人が恋人同士だった時の関係ってどんな感じなんでしょうね…。
夫人の本命はあくまで夫ですから、カサノヴァに心を全て奪われていたとは考えにくいですが(本編中であれだけの取引をしてでも夫の愛を確かめたい人ですし)、少しでも救われていたのは間違いないと思うんですよね。
でも…そんな日常的な(?)二人って…みてみたくないですか?私はとてもみたいのですが。
もちろん劇中で観られないというのは構成上わかっておりますが、GRAPHとか歌劇とかなんか企画とかで…何卒…何卒…と思わずにはいられません。
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