昨日、6月9日は月組公演の千秋楽!
退団者の皆様、ご卒業おめでとうございました。
もちろん現地には行けないので地元のライブビューイングに行ってきました。
今回の公演は新トップコンビのお披露目公演でもありながら、前トップ龍真咲さんの時代から月組を支えてきたといっても過言ではないみやちゃん(美弥るりかさん)の退団公演でもありました。
どちらかと言えばこちらがメインとなっていて、さくらちゃん(美園さくらちゃん)はちょっとかわいそうな部分もあるのですが…。
さらに、途中でケガのために現在3番手のれいこちゃん(月城かなとさん)が途中で休演。急遽代役を立ててのステージとなっていました。
そんなこんなで色々と大変だった今回の月組公演ですが、千秋楽はとってもあたたかくて素敵でした!
代役さんについて
私は観劇は大劇場のみで東京では見ておらず、当然代役の方々のステージは拝見していません。
前回公演「エリザベート」でも一時期みやちゃんの休演による代役でのステージがありましたが全く問題なく舞台が行われていたのを(聞いた限りですが)知っていたので、そういった面で不安はなく、むしろちょっと楽しみな部分もありました(もちろん、れいこちゃんが快復してくれるのが一番ですが)。
お芝居「夢現無双」でのれいこちゃんの代役はおだちん(風間柚乃さん)。
私はおだちんとれいこちゃんって印象が違って、れいこちゃんがおとなしめだとしたらおだちんが快活(ワイルド)って感じだったんですよ。
ですがLVで観たら「かなり近い!」と感じて驚きました。れいこちゃんが造形したキャラクターの印象を壊さないように演じているような感じで、ここまで寄せられるのか…!と。
素晴らしい役者魂でした。感服です!
対して、ショーでは個性が強く出ている印象でした。特にライキンドクーンではバリバリの若手IT社長が恋人のモデルを連れてきたぜ~~みたいなオラつき感があって一人でウケてました。
ショーの「クルンテープ」ではおだちんの他にれんこん(蓮つかささん)、るねちゃん(夢奈瑠音ちゃん)がシーンを分けて担当。
歌が多いシーンではれんこん、ダンスシーンではるねちゃんという印象を受けました。ライキンドクーンはお芝居色が強いからおだちんだったのかな?と思ったり。
個人的にれんこんの魅力は艶のある声なので、ソロがたくさん聴けて嬉しかったです!銀橋で歌い継ぎをソロでするれんこん…嬉しい!!
るねちゃんもありちゃんと並んでバランスがよくて、さすがのダンスも軽快でハマっていたと思います。本当に顔小さいな…。
サヨナラショーについて
当然構成は宝塚と同様。れいこちゃんの代わりにまゆぽん(輝月ゆうまさん)が参加してたのかな?同期だし仲もいいでしょうしアリ中のアリです。
でもテキーラのダンスのあと、AfOの曲を歌ってる時のみやちゃん、開襟がすごすぎて「もしかしてボタンとれちまったのかい!?」とちょっとだけハラハラしてました。宝塚の時もあんなもんだったかしら…。
そして相変わらずグラホからアンカレへの流れはもう…安っぽいですが神!と言いたくなる。何度でも。
ご挨拶などなど
退団者さんたちのご挨拶など、どれもこれも心があたたかくなるものばかり。
「自分が舞台に立つことで誰かを元気づけられることが出来たら」
選んだ言葉は違っても、皆さん必ずこの気持ちを伝えてくれていました。
また明日スカステで放送されるでしょうから、じっくり聴きたいと思います。
そしてやっぱりたまきち(珠城りょうさん)とみやちゃんの関係性が私はとっても大好きで。
正直自分の中での最強ワンツーなんですよね。
実直で誠実だけど、「遊び心」という意味ではちょっと物足りなさを感じてしまうたまきち。彼女の足りないものをガチっと持っていて、かつたまきちを優しく微笑みながら支えていたみやちゃん。
私は基本的にタイプが違うワンツーが好きなんですけど、今の月組のワンツーは別格でした。
学年的にもみやちゃんの方が上ですし、彼女のほうがトップになるべきだったと思っている方も多いと思いますし、そのような意見を何度も見ました。
ですが私はたまきちがトップで、2番手がみやちゃんでよかったなと思っています。そうでなかったらスイートハートみたいなキャラだって生まれなかったかもしれないし。
今回のお芝居での小次郎のセリフ、「私の高みまで上がってこい」ってこのワンツーだから入れられるんじゃないかなとも思っています。
学年は上だけどどこまでもたまきちをきちんと立てつづけるみやちゃんと、それに恐縮しつつも意外と?頑固にみやちゃんを前面に押し出してくるたまきち、このコンビが本当に大好きでした。これからも好きですけども。
なので、最後緞帳の前に二人で出てきてくれたときは本当に嬉しかったですし、そのときに限らず、たまきちが何か話しているときにみやちゃんがずっとたまきちの顔を見てニコニコしながらうなずいているのも本当に好きでした。
みやちゃんがたまきちに対して「(こうして横に並んでたら)相手役さんみたい」とニコニコしながらくっついていったり、「私の旦那が挨拶します」って言ったり…こういったことを自由に言えるのもみやちゃんだからこそだし、このワンツーだからこそだと思うんですよね。
私の中では、たまきちとみやちゃんはトップコンビみたいなもんでした。もちろん娘役さんをのけものに…という意味ではなく。
たまきちは両隣に嫁がいる、みたいな。
そんな二人の関係性がとても好きでした。
コメント
まろにー 、こんばんわ!
初めてコメントさせて頂きます、haruseと申します。
たまきちは両隣に嫁がいる…
名言ですね!
なんて、上手い事言って下さるのでしょう!
私も、まろにー様と一緒で、
珠様(すみません、私は珠様呼びなんです)と、美弥ちゃんは、お互いそれぞれが持ってないものを、持っていたからたまらなく魅力的だったと思います!
そして、このお二人の関係性にが、私もとても好きでした!
すみません、お名前の後の、さまを平仮名から、感じに変えたつもりが、消えていて、
呼び捨てになってしまってました!
haruseさん、こんばんは!
コメントありがとうございます!
共感していただけて嬉しいです!
たまきちとみやちゃんは、魅力がそれぞれはっきりと分かれていて、それがお互いのよさを相乗的に引き出している二人だったなあとずっと思っています!
だからこそ千秋楽で二人の信頼や絆が見えて、みやちゃんの卒業は寂しいですがすごく心がほっこりしました☺