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【歌劇2019年2月号】あと3日…花組 「CASANOVA」座談会で気になるポイントまとめ【内容バレあり】

歌劇2019年2月号CASANOVAまとめ

2月5日は歌劇(2019年2月号)の発売日です!

…あれ!?ついこの間だいもん(望海風斗さん)が表紙だった歌劇についての記事を書いたような覚えがあるんですが…

1ヶ月ってすぎるの早いですねぇ…。

 

さてさて、今月の歌劇には2月8日に初日を迎える花組公演「CASANOVA」の座談会が掲載されています!パフパフ!

詳しくそれぞれの役について解説してくださったり、演出家の先生もどのような気持ちで作ったとか、どのようなシーンにこだわったとか語ってくださるので予習にピッタリ!なのですが、舞台を観て「あっこれ歌劇で言ってたやつや」になりかねないレベルなのが難しいところです

ですがCASANOVAも初日に観劇するということもあり、少しでもたくさんの情報を持ち帰りたい…!ということで、座談会にもバッチリ目を通しました。

その上で改めて、自分が観劇する時に「ここを観ておこう」と思ったり「覚えておこう」と思ったポイントをまとめました

 

…って書いてたら星組トップコンビの退団ですか~~!!ひえー!!

 

 

カサノヴァの中にある「少年性」

稀代のプレイボーイであるカサノヴァ、それを演じるのはりおちゃん(明日海りおさん)。

演出家の生田先生は、カサノヴァの歴史×明日海りおから一種の「少年性」を見出したと語っておられます。

私の中では明日海りおからは少年性は外せないだろう、というくらい重要なファクターで、どうして彼女が好きなのかと聞かれると、彼女の中に見えるみずみずしい少年性にとてつもなく惹かれるからという回答を持っているくらいです。

あのビジュアル(美しい)では少年性というよりも大人の男性、青年の色気といったものが前面に出ていますが、その中に垣間見える少年性がプレイボーイであっても女性たちに許される理由だったのかもしれません。

…と妄想すると、確かにカサノヴァはりおちゃんに合っているのかも、と思いますね。

 

ベアトリーチェの中にある「少女」

ゆきちゃん(仙名彩世さん)が演じる、10年間いた修道院を出た女性、ベアトリーチェ。

彼女の中にも「少女性」がある、と生田先生は語っています。

10年間いた修道院から出ることで、彼女にとって全てが新鮮に、色鮮やかに見えるのだと。その感性は10代の少女である…ということですね。

世間を知らないゆえに大胆な行動に出ることもあるようで、ドタバタなゆきちゃんを観られるのが楽しみです。

カサノヴァとの恋愛を経て、最終的には母性を感じさせるヒロインになるとか…素晴らしいやん…。マリア様的な。

ゆきちゃんが座談会で「修道院から出たとたん、こんな素敵な方(=カサノヴァ)と出会えるなんて(笑)」と言ったら、りおちゃんが「10年間頑張ってきてよかったね」と返していて、とてつもなくみりゆきを感じたことを追記しておきます。

 

カサノヴァにとっての「トゥルーラブ」

カサノヴァはこれまでたくさんの女性と関係を持ってきたものの、ベアトリーチェを愛することでそれが「トゥルーラブ」だったことに気づく、という展開らしく。

いつものノリではベアトリーチェを落とすことが出来ず…という、なかなかくすぐられる展開もあるようです。

デュエットソングにもなっているということでかなり期待!

 

りおちゃんは今回の二人の役柄について「一番シンプルな間柄」と表現。

素直に恋に落ちて…というわけではないですが、着地点がシンプルでしょうね。

 

その他の出演者の方について

座談会に出席されていた他の方々の役などについても簡単に!

コンデュルメルは悪代官!?

れいちゃん(柚香光さん)演じるコンデュルメルは審問官。

彼の愛人であったゾルチ夫人がカサノヴァと関係を持ったことから激怒し、彼を投獄するというお話のきっかけになる人物の一人で、ラストまで(投獄したということが)影響するそう。

ちなつちゃん(鳳月杏さん)演じるコンデュルメル夫人とは似たもの同士ではないか、とれいちゃんは考えており、生田先生もそれを肯定しています。

似た者同士だからうまくやれると思って結婚したけど…現代でもあるあるな感じですね~。

あきらさん(瀬戸かずやさん)演じるコンスタンティーノとは悪代官と越後屋のような関係。それを思わせるようなナンバーもあるそうです。

 

ミケーレ伯爵は初日まで内緒!!

今回専科から特別出演されるハッチさん(夏美ようさん)演じるミケーレ伯爵。

カジノでカサノヴァと出会い、そこから行動を共にするそうなのですが、まだまだその動向や正体は内緒!だそうです。

初日まで待って!ということですので…待ちます!

 

バルビ神父はカサノヴァとカートゥーン!?

バルビ神父を演じるのはマイティー(水美舞斗さん)。

神父ながら女性に手を出すことで投獄され、4年もの間虐げられてきた中、カサノヴァの脱獄についていき…というキャラクター。

史実(回想録)ではカサノヴァと別れるまで喧嘩を繰り返していたそうで、今回の作品では生田先生いわく「カートゥーンアニメのようなイメージ」があるとのこと。

なぜか私の中では「トムとジェリー」になってしまったんですが。

りおちゃんは「旦那様って呼ばれ慣れてるのなんでだろうと思ったら、仮面のロマネスクがあったからだね!」と。あのコンビ好きだったので…嬉しいです!

 

ベアトリーチェを見守る伯父、フォスカリーニ総督

組長のさおりさん(高翔みず希さん)演じるのは、ベアトリーチェの伯父、フォスカリーニ。

自身に血縁者がいないことから、姪であるベアトリーチェを修道院を出るタイミングで養女にするという流れだそう。

最初は彼女への感情に関心がなかったものの、徐々に理解していくことによって関係性が変わってくる…とのことで。

さおりさんのお芝居は丁寧で温かさをすごく感じるので、ゆきちゃんとの関係がどう変わっていくのか楽しみです!

 

猪突猛進な女性、ダニエラ

ベアトリーチェの侍女であるダニエラを演じるのは、今回で退団が決まっているべーちゃん(桜咲彩花さん)。

べーちゃんはベアトリーチェのことを「ディズニープリンセスのような女性」と評していて、自身のことは「それについていくお供の動物」と表現していました。

生田先生いわく、ダニエラも猪突猛進な女性のようで、でもそこにおっちょこちょい、思い込みが激しいというスパイスも入っているという、なかなかに個性的なキャラクターになっています。

べーちゃんといえば良家の子女、というお嬢様感が強いですが、はっちゃけ役も楽しみです(BASARAではそこそこ…はっちゃけてましたが…)。

 

唯一カサノヴァを憎む役?コンデュルメル夫人

今回の作品で月組に組替が決まっているちなつちゃんが演じるのは、れいちゃん演じるコンデュルメルの奥さんであるコンデュルメル夫人。

この座談会でも生田先生は「魔女」というキーワードを出しています。

史実ではカサノヴァは非常に女性の扱いがうまく、彼を恨んでいる女性はいない…という話だったのですが、果たしてそうなのか?というところから生まれたのがこのキャラクターだそうです。

ちなつちゃんも稽古場レポートで言っていましたが「女性のドロドロっとした部分を出す役」だと。唯一カサノヴァを憎む女性として出てくるのがちなつちゃんとは…ええやん…。

コンデュルメルとの夫婦の絆を取り戻すという着地点もあるようなので、結構出番もあるのかな…?こちらについても楽しみです。

 

全ての原因!?ゾルチ夫人

今回の作品で退団が決まっている副組長、じゅりあさん(花野じゅりあさん)が演じるのがゾルチ夫人。

コンデュルメルの元愛人で、カサノヴァにちょっかいをかけられるという、思うに前世で非常に高い徳を積んでこられたに違いない美しい女性です。

じゅりあさんご自身は「多分自分が一番普通の人」と座談会で言っていましたが、生田先生に「それはない」とバッサリ。

未亡人だから愛人になってもいいじゃない!と反論されてました(笑)。

研20!でも相変わらずお美しいじゅりあさん。今回もさぞかしお美しいのだろうと…。

 

全員どこかが「変」なキャラクターを楽しみたい

生田先生は、座談会の中で「全員どこか個性的、というか変な人になるようにしたい」と語っていました。

どこかみんな難があって、近くにいたらうっとうしい!と思うのかもしれないけれど、それが集まると楽しくなる…と。

生田先生は非常に「幅広い層にエンターテイメントとして楽しんで欲しい」と思って作品を作られていることがよくわかります(公式にもありますね)。

わかりやすく、そして「楽しい!」という感想で帰って欲しい…と思っている生田先生。

CASANOVAがそんな作品になる予感は非常に感じますので、あとちょっとの初日まで、楽しみに待ちたいと思います。

 

 

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