昔はデジカメを使っていた時期もありましたが、最近写真を撮るときはもっぱらスマートフォンになりました。画質もいいし、手軽だし。
本体に保存しているのとは別に、万が一データが飛んでしまったときが心配なので「Googleフォト」にもスマートフォンで撮影した写真をバックアップ目的で保存しているのですが(自動保存できて便利なので、オススメです!)、googleフォトでは「1年前はあなたこんな写真を撮ってたよ」「2年前はこんな写真を撮ってたよ」と紹介してくれるちょっと楽しい機能があります。
昨日もgoogleフォトにアップロードしていたのですが、そのタイミングで「2年前にこんな写真を撮ってたよ」と映し出されたのは、「ポーの一族」を観劇した時の写真でした。
その時にはブログみたいなものもすでにやっていたんですが、ポーについてはなぜか場面ごとに振り返ってそれぞれを語るとかいう非常に謎なことをしておりまして。
この作品を観たときの思い出とかそういうのはあんまり書いてなかったな~と思うので、本当に昔の話で(しかも別に作品に関する感想はあんまりない)のですが、よろしければ読んでいただけると嬉しいです。
1月5日がMy初日でした
「ポーの一族」My初日は1月5日でした。3が日は色々とバタバタしていますし、それが終わってからのほうがいいかなと判断した結果だったと記憶しています。
とはいえ、まだまだ冬休みの期間ということもあり、この日はフェリエに公演ランチを食べに行ったのですが、ご家族連れが多くて「おお…いつもと違う…」と思ったのを今でも鮮明に覚えています。
デザートは薔薇のタルトで、この期間だけは特別に薔薇の紅茶も500円(だったかな?)で飲むことができたので、それを頼んだ記憶があります。
…が、たまたまお近くにカツカレーを頼まれたお客様がいらっしゃって、薔薇の香りがカレーの香りで消えてしまうという楽しい思い出を残してくれました(笑)。
まだ1回もフェリエでカツカレーは食べられていないのですが、いつか食べたい…!と思わせてくれた香りでした。カレーは正義。
舞台は本当に素晴らしくて、もちろんこれ以降の作品も素晴らしいものが多いのですが、このときは組全体の気迫がすごかった気がします。
大作であること、演出の小池先生がずっとあたためてきた作品…という背景もあるのかもしれませんが、透き通った硬さ(皆さんの演技がかたいというわけではありません)を感じていました。
だからこそ、ゆきちゃん(仙名彩世さん)もりおちゃん(明日海りおさん)もこの作品で退団を意識されたのかもしれませんね。
1月16日は殿堂に行っていました
2年前の1月16日は宝塚の殿堂に行っていたようです。衣装の写真が大量にあります(笑)。
今みると懐かしいと思うものばかりですが、まだたった2年しか経っていないとも言える…。
それでも、この作品のときにいた人たち、特にメインの方々は殆どもうその場所にはいないと考えると、2年という月日の重みといいますか、宝塚の代謝の速さを感じざるを得ません。
何回観ても飽きずに楽しかった思い出
これは何であっても、短期間で同じものを繰り返すとどうしても「飽き」というか「慣れ」が出てきてしまうところがあると思うのですが、「ポーの一族」は本当に何度観ても飽きずに楽しかった思い出が強いです。
というのも、この作品は盆がぐるぐる回って大人数が出てくることも多いので「この子こんなことしてる!」とか気づき始めると色々気になってしまうのも大きかったのですが(笑)。
これまでも組に関わらず「目が足りない~!!」という作品はとても多いですが、自分にとってはこの作品もそのひとつでした。
また、この作品はトップコンビの関係性がちょっと一般的なものではないケースで「なんでゆきちゃんがシーラなの」という声もありましたが、「ベルサイユのばら」や「風と共に去りぬ」のように、男役二人がメインとなる作品もありましたし、私はシーラはゆきちゃんでないと!と思うレベルの完成度を見せてくれたと思っているので全く不満はありません。
ゆきちゃんが退団する時の歌劇についての記事にも書いたのですが、ゆきちゃんに贈られた小池先生の言葉にも非常に納得しています。
またフィナーレが最高すぎた
本編もいいのですけどフィナーレがまた最高すぎて…この気持ちをわかってくださる方は多いと信じています!
ゆきちゃん、あきらくん(瀬戸かずやさん)、ちなちゃん(鳳月杏さん)の3人でのせり上がりから始まるフィナーレに美しさを感じない人なんているの!?いや、いない。
そこからのりおちゃんが娘役さんを侍らせての登場…そして男役群舞…という一連の流れも美しすぎて、本編で抑えていたれいちゃん(柚香光さん)やマイティー(水美舞斗さん)のハジケっぷりもとってもキュートだったのを覚えています。
特にれいちゃんはアラン役で色々抑圧されていたことでしょう(笑)。
あのデュエダンも大好きだし…衣装の色がまたよくて。「シーラの歌」のアレンジも大人っぽくて素敵でした。
本編全部はなかなか時間が…!という時でも、フィナーレ部分だけ再生して楽しんでいます!
花組ファン、宝塚ファンを増やしたであろう作品
この作品は、花組ファン及び宝塚ファンを増やしたであろう作品だとも思っています。
もちろんすべての作品に上記が言えることではありますが、これまでと比べたら爆発的に増えただろうな、と肌で感じられることが非常に多かったのがこの作品だったんですよね。
原作も超有名でコアなファンも多いものですし、原作ファンの方が少しでも楽しんでくださったなら嬉しいなと思っていましたが、この作品が対外的にも「明日海りお(及びその時代における花組)の代表作品」であることに首を傾げる人はいないだろうなと思います。
私自身は彼女の代表作は「STUDIO 54」「春の雪」「CASANOVA」「A Fairy Tale」かなと思っていますが(色々と趣味が入りすぎている)!
などなど、ぼやぼやと考えながら過ごしております。
雪組さんの感想も続けて書きたいのですが、もう1回観劇できるチャンスがあるのでそのときに改めて書きたいなとも…!
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