生観劇納めは12月12日の宙組さんでしたが、LVを含めての観劇納めは月組さんの「I AM FROM AUSTRIA」でした。
もちろん、現地には行けないのでライブビューイングですが…!
私は確か宝塚の千秋楽は東京遠征のために行けなかったので、2ヶ月ぶりくらい…?だったのですが、相変わらず楽しいお話でしたし、何より完成度がより高まっていて「やっぱり芝居の月組、好きやわ~」と思わせてくれました。
よりキャラクターが濃くなった!
まず感じたのは、皆それぞれキャラクターがより濃くなったことです。
特にれいこちゃん(月城かなとさん)演じるリチャードはかなり嫌らしくねちっこく、だけどどこか残る小物感がとってもいいバランスになっていて、絶対に宝塚の時より良くなった!と感じます。
相変わらずちなつちゃん(鳳月杏さん)演じるヴォルフガングもうさんくさすぎるし(褒めてます)、くらげちゃん(海乃美月さん)演じるロミーは、キュートな面がより強化されたように受け取りました。
前もキュートな部分はもちろんあったのですが、より鮮明になった感じ。
ありちゃん(暁千星さん)のパブロも宝塚の時より精悍に感じられて、皆レベルアップしているな~!と。
たまきちが真ん中である安心感
そして、その中でもより強く印象に残ったのは「たまきち(珠城りょうさん)が真ん中にいることの安心感」でした。
千秋楽だからなのか、そうでないのかはわかりませんが…個人的に、特に1幕は皆テンションが高いというか、ちょっと逸っているようにも感じられるところがありました。
しかしたまきちはそこで一緒に駆け出すようなことはせずに、むしろ自分はちょっと抑え気味にしてお芝居をよりニュートラルにしているように見えました。
お芝居に正解はないものですから、そこで一緒に駆け出してしまってもいいのだとは思いますが、私はそこでぐっと空気というか流れをニュートラルに行けるように調整しているたまきちに対していたく感動しまして、「大きくなったわね…」と思わず誰だよと言いたくなる言葉が胸に浮かんでしまいました。
その後も、とにかくオーラがすごかったなという印象が残っています。
今やトップ期間も(現トップの中で)最長となり…。月組も充実期に入ってきたのかな…と感じられました。
今回退団される月娘さんたちも可愛かった!
今回で残念ながら退団される叶羽時さん、陽海ありささん、椿ここさんのお3人も可愛かったです。
特に時ちゃんとありさちゃんはフィナーレでたまきちとダンスして銀橋もわたらせてもらえて…と、斎藤先生のにくい演出がありますよね。自分が娘役だったら絶対嬉しいやつ。
皆さんのご挨拶も三者三様で、意外にもここちゃん、肝が据わってて笑いました。ハート強い!
お三方へのエールを送るときのたまきちが「明るい」とか「輝かしい」を連発していて「語彙!!」と勝手に一人でウケました。
この作品はBlu-ray買うか結構迷っててまだ買っていないんですけど、今回LV観たら「やっぱりいいな~~」と思ったので…買おうかな…。まだちょっと悩みます!
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