【花組】水美舞斗さんSPライブ「Aqua Bella!!」ライブ配信感想。激しいけど温かい、人柄が出た公演でした

花組
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1月29日の金曜日に上演されたマイティー(水美舞斗さん)のスペシャルライブ「Aqua Bella!!」をライブ配信にて鑑賞いたしました!

夜の部は都合が合わず昼の部のみの鑑賞となりましたが、なんとも彼女らしいダンサブルな内容でしたね~。

最近見た中では一番動いていて(笑)、フレッシュなパワーをもらいました!

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出演者がとってもフレッシュ。改めて学年に驚く。

このSPライブの出演者はマイティー(研12)をはじめ、ほってぃー(帆純まひろさん、研8)、だいやくん(侑輝大弥さん、研5)、ことのちゃん(朝葉ことのさん、研4)、ゆゆちゃん(二葉ゆゆさん、研4)と、マイティー以外はかなりフレッシュな顔ぶれ。

なんと、研10以上がマイティーしかいないという。

むしろもう研12なの?といいたくなるレベルなんですけど……。

私の中で95期はずっと研9くらいのイメージがあるんですよね。

いやまじで……大きくなってまあ……

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他のDSよりもダンスが満載!流れと感想

Aqua Bella!!」の特徴は、他のDSに比べるとダンスの時間が多いことじゃないかな?と感じました。

歌か!?と思ったらダンスだー!ということが多く、とはいえ歌が足りないというわけでもなく。

やはりマイティーと言ったらあの超人的な身体能力ですので、惜しみなく体を使うところが見たい!というのがファンの気持ちでしょう。

実際、マイティーのダンスを見ると改めて「すげえな!」と感じる部分が多くて、もっと飛んで跳ねて!!と言いたくなりました(笑)。ホテルなので難しいですけどね…!!

ここからは、ライブのざっくりとした流れと感想を書いていきたいと思います。

最初は自身の初主演作品から。自己紹介はシンプル!

オープニングを飾るのは、自身の初主演作品「セニョール クルゼイロ!」から。

ああ、あの時は客席降りとかあったなあ……とか思い出しつつ(私はスカステ民ですが)。

それでもお客様たちの拍手があたたかく。やっぱり目の前でパフォーマンスできるのはいいよね。

マイティーはヒョウ柄の上下で「あっ大阪やな」ってなりました。いや大阪やからヒョウ柄にしたわけじゃないと思ってるけど。

スーツというよりはもっとスポーティーな、なんていうんでしょうね。ジャージまではいかないけど、動きやすそうなパンツスタイルでした。

4人の子たちはジャケットだけヒョウ柄で、中は真っ白!こういったDSで真っ白(かつ動きやすいカジュアルなスタイル)って珍しい気がします。

「Stand Up!」が終わったら自己紹介。

自己紹介の時の特別なテーマ(日替わりテーマみたいな)はないようで、意外と?シンプルでした。

頑張ってほってぃーが回しているのが可愛いです。

若い子、特にだいやくんのテンションが妙に高くて笑いました。

完全に若頭なスーツコーナー

挨拶&ちょっとしたトーク後、マイティーのソロ、尾崎豊さんの「I Love You」を挟んで、突然の(?)タンゴのリズム!

そこからなだれ込むようにマイティーを除く4人の若手たちによるタンゴショーが始まります。

宝塚のショーでもタンゴのシーンはよくありますが、いいですよね~!

私は踊りのことなんてさらさらわかりませんが、タンゴのシーンは毎回たぎるものがあります。

歌唱はほってぃーが担当なのですが、歌がうまくなっている……きがする!!

今のうちに弱点を直しておけば、研10を超えた時にきっと化けてくるはず……若手筆頭として頑張ってほしいですね。

途中で、ピンストライプのスーツに白いコートをまとったマイティーが参加。ああ、完全に若頭や。

このフォトブックの表紙感、ある。

ハットも絡めたダンスが続き(娘役さんのハット、よきよき!!)、歌唱もほってぃーからだいやくんへ。

だいやくんの歌はあまり聴く機会がなかったのですが(Delight Holidayでも歌っていましたがソロはワンフレーズ程度だったので、新人公演くらいかなあ)、安定していますね!声も聴きやすく、これからが楽しみです。

マイティー一人で娘役さん二人を一気にさばいたり(言い方)、男役らしさ、かっこよさが出まくりです。侍らせるのが本当に似合うわね。

最後は「Exiciter!!」。やっぱり花組ならこれ、したいのね。

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デュエットもソロも楽しいミュージカルコーナー

マイティーが一度ひっこみ、場面も暗転。

そこからはほってぃーのソロ「朝日の昇る前に(華麗なるギャツビー)」。名曲~~!!

この曲を歌うために歌の練習を頑張ったのかな……?なんて思ったり。

続いてのイントロは……!!まさかの「エメ(ロミオとジュリエット)」!!

上手から白メインの、裾にほわほわのマント?を着たマイティー、下手からは紫のドレスを着たゆゆちゃんが登場。

この時のマイティーの衣装がね、めっちゃくちゃ見覚えあるんですよ……なんだったかなあ……って言いながら結局思い出せてないです。
なにげにTCAのブロマイドのページも見ましたけど見つけられませんでした。でもめっちゃ見たことあるんですよね……。

エメを歌うのかと思ったら……歌わないんかい!!ダンスでした。

曲に載せてのデュエットダンス、リフトもあるよ!軸の安定感がすごいです。

そして最後だけ歌います。歌うんかい!!

続いてはお相手をことのちゃんに変え、「A Whole New World(アラジン)」。

これは……映画版の歌詞なのでしょうか?わかりません!でも大体訳詞って一緒だから皆同じかも!(雑)

そしてそして「闇が広がる(エリザベート)」。みんなトートやりたいよね。

お相手のルドルフはだいやくんです。ルドルフみあるな。

マイティーのトートは非常に力強く、だいやくんが細身なので闇に引っ張られてしまいそうでした。

かつての黒天使がトート閣下になるとは、なかなか熱いですねえ。

からの、まさかの「私だけに(エリザベート)」。シシィもやりたいんかい!!

まあ、シシィやりたい人多いですよね(タカラヅカスペシャル調べ)。

流石に高音はキツそうでしたが(娘役さんでもキツイキーのイメージがあります)、ちゃんと出せてたのは偉い!!

男役の発声と娘役の発声は違いますから、かなり大変だったんじゃないかなと。まあ、自分でシシィやりたいならやるしかないね!

最後は全員で「民衆の歌(レ・ミゼラブル)」。これも皆好きですよね。

トートからのシシィは欲張りすぎて笑いました

1回目のトークコーナー。コーナーあったんか……

ここで休憩という名のMCコーナーへ。

ここまでスーツコーナー、ミュージカルコーナーとご覧頂きましたが……」という声に初めて「ああ、コーナーの名前ついとったんか。ってスーツコーナーかい!」となりました。わかるけど!

ここもほってぃーの進行で進んでいきます。がんばれ!

スーツコーナーのインパクトが強くて内容がちょっと抜けているんですけど、マイティーにお世話になった話が展開されていました。

ことのちゃんはリフトの経験は今回が初めてで、なかなか上手く出来ないところにマイティーが助け舟。お手本を見せてくれたものの、動きが早すぎてわからんかった!というお話でした。

だいやくんは、全国ツアー(2017年 仮面のロマネスク/Exciter!!2017)に最下級生で出た時に、マイティーに男役とは!むしろ男とは!を教えていただいたというエピソードを披露。

むしろ男とは!を教えてもらったことにマイティーが難色を示していても、ほってぃーは「(男役より男ってのを教えてもらったこと)わかる~!!」と共感し、怒られて(?)ました(笑)。

ゆゆちゃんはド緊張していたのか何も喋れず……。

私も頭パーンとなることはあるので非常に気持ちはわかります!人前で話すの嫌いだし。

とはいえ、せっかく自分のことをお客様に知ってもらえる機会なので、なんでも言うだけいってもええんやで……!!

まだまだ下級生なので緊張したのでしょうね……

そう思うと、ハキハキ喋れる下級生はすごいのかも!?

 

ラテン・スパニッシュメドレーはあの曲も!

MCコーナーが終わったらラテン・スパニッシュメドレーという、マイティーの真骨頂!

バレンシアの熱い花」からスタート!男役陣はマタドール風、娘役陣はフラメンコドレス。どちらも黒ベースの格好いいお衣装です。

マイティーはその中に、真っ赤な衣装で登場!やはり情熱の赤やね。

そしてなんと「Apasionado!!」を披露!これ月組!!(組ごとの持ち物にうるさい厄介ファン)

大介先生だし、名曲だしでやっぱ歌いたいですよね~。

そして「Conga!!」。観ながら思ったんですけど、リアルタイムで出演してたのってマイティーくらいなのでは……。

最後はおなじみクンバンチェロをマイティーのソロで〆!これはタカラヅカニュースでやるって本人が言ってたのを「そういえばやるって言うてたな!」と思い出しました(つまり忘れてた)。

ショーはクライマックスへ

マイティーと入れ替わりに出てきた4人で「you raise me up」 。

プロローグ時の白い衣装が今、ここで!!

ボーカルはことのちゃんです。キレイで伸びやかな声……今後本公演でもぜひ聴きたいですね。

そしてマイティーも参加。4人とおそろいの白いカジュアルな衣装でBTSの「I NEED YOU」を歌った後、2回目のMCへ。

このMCは毎回テーマがあるらしく、この回は「メンバーみんなのいいところ」でした。

簡単にまとめると……

ゆゆちゃん:まっすぐで芯がある。同期のことのちゃんいわく「意外と陽気」
ことのちゃん:他人に対しての気遣い・思いやりがすごい。人間として尊敬する。繊細でピュア。
だいやくん:探究心が強く、男役としてのプライドをきちんと持っている。
ほってぃー:陽のオーラがある。物事を客観的に捉える力がある。ことのちゃんと非常に息があい、夫婦と言われていました。
マイティー:心遣いが細やかすぎる。非常にストイック。

また、このトークではだいやくんの個性が非常に光っておりまして、えらいいじられっぷりでした(笑)。

ほってぃーのことを「あったかい!」マイティーのことを「大きい!」と一言で表現するセンスよ……。

ただ、だいやくんはいじられながらも(?)、若い学年ながら歯を直していたり(人の歯ばっかり見る)と非常に意識が高い印象を持っているので今後も応援していきたいです。

ラストは恒例のオリジナル作詞曲コーナー「愛する君へ」。

なかなかキザなタイトルですが、ファンの方への感謝の歌かなあ……と聴いていて感じました。

アンコールはいきものがかりの「ありがとう」。

5人で挨拶をしての終了となりました!

最後の選曲がマイティーらしくてめっちゃほっこりしました

 

激しいかと思いきや温かい気持ちが残るライブでした

マイティーは「花男」という言葉がとっても似合う見た目とダンス、色気を持つ人だと私は思っています。

今回はその恵まれたスタイルや筋力からのキレッキレのダンスは非常に見応えがあり、男役として培ってきたものを見せてくれたように感じました。

演目も目まぐるしく、どちらかと言えば激しい内容のはずなのに、ラストに向かってどんどんその波は穏やかになっていき、最後は温かい気持ちで「おつかれさま!これからも応援するね!」という気持ちに。

これは、マイティー自身がもつ人柄の温かさが出ているんだろうなと感じました。

男役も12年目になり、今後は渋さや雰囲気で男らしさが出てくる学年になっていくことでしょう。

彼女がどう進化していくのか、今回共演した下級生の4人も含めて楽しみです。

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