すっかり梅雨の季節になってまいりました。
宝塚の公演も星組さんが終わり、すでに雪組さんが始まっているという始末。
そして私はあかねさすの感想も放置したままでございます…。
しかし!本日は6月1日に観劇しました、星組さんの本公演「ANOTER WORLD/Killer Rouge」の感想を書いていこうと思います。
公演期間の終わりも終わり、というタイミングの観劇となりました。5月は西に行くのに忙しかったので…。
一度しか観劇は叶いませんでしたが、とても楽しい時間を過ごせる、素敵な公演でした!
というわけで、書いていきます…が、今回の記事、私が描いたイラストがございます(Twitterに掲載したものです)。
似ていない等ございますので「ちょっと宝塚関係のイラストを見るのは苦手…」という方は、閲覧をお控え頂いたほうがよろしいかと思います。
加えて、微妙ではありますがネタバレもありますので、そのへん見たくない!という方もご注意下さい…。
ざっくりすぎる感想
Twitterに観てきた3日後くらいに描いたものです。ざっくりとした印象はこんな感じでした…。
とりあえずとっても賑やか!
この作品を一言で言うとしたら「賑やか」でした。
チョンパから始まって、尺が長めのオープニング。「あれ?日本物レビューを観に来たんだっけ?」という感じ。
体感時間がすごく長かったので「尺大丈夫なのか!?」と素人ながらに思うほどでした。でも、チョンパで全員がずらっと並んでいる姿は壮観で、思わず「おお~!」と思ってしまいますね!
ド派手なオープニングから一転、最初から飛ばしまくりの紅ゆずるさん演じる「康次郎」。
分量が多いセリフを早口で噛まずにしっかりと発声されていて、うーんさすが関西人!という感じ(謎の偏見)。また、こういうキャラが似合いますねえ…。
オープニングで「尺大丈夫なん?」と思ったのもなんのその。どんどんテンポは上がっていき、あれよあれよと言う間に三途の川も渡ってしまいました。
正直色々要素を詰め込みすぎていて、多少食傷気味に感じる部分もなかったとは言えません。
なんていうのかな、面白いんし「賑やか」で楽しいんだけど「とっちらかってる」ように感じてしまう部分もあったというか。
でもそういう部分もひっくるめてパワーで押し切っていって、「めでたしめでたし!!」って強引に締めくくる姿勢、嫌いじゃないよ。
観た後に「楽しかったし、なんかスッキリした!」と言えて、ビールののどごしのような感じの作品でした!(どういうこと…)
気になった方々など…
私星組さんは正直全然詳しくなくて、96~7期くらいまでしかわからないレベルなんですが、それでも気になった、好きな方々はばちばちっと観てきました!
天寿光希さん
てんてん!!今回もさすがの演じっぷりでしたね…。
最近は老け役も多いてんてんですが、今回はヤンチャな船頭さん…といった感じで(生前は漁師でしたっけか)、とっても魅力的でした!
弾けるような笑顔は昔から変わらず、品もあって本当に素敵で好きなジェンヌさんなので、もっと出番を!!(本音)
如月蓮さん
れんれん!先程の4コマにも描きましたが、出たときに「えっえっ…」ってめっちゃビビリました、どれほどかというと、一緒に観劇した母が思わず私の腕を叩いてくるくらいでした。
いやー、あれ本当になんで誰も教えてくれなかったの…でもそのかわり大衝撃でした…。役名は事前にわかっていましたが、あんなビジュアルとは…!!
思わずオペラをそこにロックオンして見てしまいました。
もともとれんれん大好きなのですが、あれほどとは。いや、これは爪痕を残したね…。
音波みのりさん
美しい ただ美しい 美しい(心の川柳)。
プログラムを事前に購入していたので、「どのあたりで出るのかな」と探したら全然出ていなくて、後ろの方で初めて出てきたので「あれ…」となりました…。
が!存在感はさすがです!
美しい、虞美人ということに説得力がある!しかもなんかキッツイ女だし!(キッツイ女が好きなので大歓喜)
最後は自分から縛られにいくところも可愛い。とても可愛い。
…なんか、星組さんは上級生の方が好きな傾向にあるようですね…。
華形ひかるさん
貧ちゃん~!!可愛い~~!!!あのもうなんとも情けない感じが「くらわんか」のままで、愛らしくてなんとも言えず…。
裁きの際、地獄に行きたくなくて黙っちゃうところも可愛いですね。悪気ないんだけどね。
最後はちゃんと福の神になれたことで、赤と金のちょっと福っぽいお衣装?をプラスして着ていてこれまた愛らしく。
思わず「貧ちゃん、よかったね~~!!」と謎の母親目線になってしまったのでした。
若手さんたちもすごいね!
もちろん次世代スターの方々もめちゃんこ頑張っていて、特にせおっち(瀬央ゆりあさん)が「喉つぶれへん?」と心配になるくらいがなってらっしゃって…。
あれパワーいるやろなあー、大変やろなあ…と感心してしまいました。
当然琴ちゃん(礼真琴さん)はさすがの実力でしたし(4コマにも書いてますね)、これからの星組さんを担っていくんだろうなあと感じられました。
くらっち(有沙瞳さん)は個人的に、ベルリンを観劇した頃に比べたらずっとずっと魅力が上がっていて、オーラが全然違う!と感じました…。
アテルイやドクトル・ジバゴで主演娘役を経験して、ぐっと自信がついたのかな?キラキラ感がすごかったです。
…というわけで、全くストーリーに触れていない備忘録でございました。
だってこれ、多分ストーリーを文章に書いても面白くないんだもの…演者が演じてぐっと面白くなるような感じなんやもん…
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