昨日は月組さんの退団発表の記事を書きましたので、1日あいてしまいましたが…
前回の記事に引き続き、「ESTRELLAS」の感想です。
今回は前回の記事でも書きました、「素敵だなと思ったシーンや、自分にとって印象に残ったシーン(あるいは人)」についてになります。
余談ですが、以前「すみれシチューを食べるかどうか迷う」といった内容の記事を書くくらい、食べようかどうしようか迷っていたのですが…
上記写真の通り、すみれシチューは食べずに公演ランチをいただくことにしました。
シチューはほら、多分この1年くらいあるけど公演ランチは公演期間中しか食べられないから…
音波みのりさんは宝塚の宝と言える娘役だと思う
突然ですが、私は星組で一番好きな方は「音波みのり」さんです。
研14(4月から15)とは思えないあの初々しさ、瑞々しさ…あの美しさ。
毎回私は星組公演を観にいくとどうしてもはるこちゃんにオペラを奪われてしまうのですが、今回もそうでした。
特に好きなのは、中詰のお衣装で出てくる時の髪飾りです。
なんだあれ!額に斜めにかかってる!キラキラのやつ(語彙力)が!!それに合わせた髪型も可愛すぎる!何あれ!
と、一人で興奮しておりました。本当に可愛かった。
娘役さんだけのシーンのウィッグもとっても可愛かったです。ちょっと大人のウェーブヘアははるこちゃんに本当に似合います。
あーちゃん(綺咲愛里さん)を見る表情も可愛かった…。
はるこちゃんの好きなところは「控えめ」なところです。
それは特別彼女が自己主張していないというわけではなく、目立つくらいグイグイ押してくるわけではなく、だけどしっかりと自分のスタイルを確立している…そのように見える、見せてくれる彼女がとっても好きなのです。
昨日発表された「アルジェの男」の配役では、なんとヒロインのサビーヌ役!嬉しい…ありがたい…見れる気はしませんが、楽しみです!
かいちゃんの「お兄様」なところにときめく
ショーの前半、かいちゃん(七海ひろきさん)がメインでJ-POPを歌うシーン、2曲目(Flumpoolの「星に願いを」かな?)はくらっち(有沙瞳さん)とデュエットして、その後暗転して下手側にハケるじゃないですか。
その時もずっとくらっちの手を引いてハケていて「は~流石ひろきのお兄様やでで!!!」とときめきました。
ハケ方とかICHIGO-ICHIEでも見ちゃう!と皆さん話されていましたが、やっぱり見ますよね…。
銀橋で歌う3人の個性
このショーでは、記憶にある限り「3回」、舞台転換のために銀橋でほぼ背景もなしで歌うシーンがありました。
最初は琴ちゃん(礼真琴さん)。J-POPの時かな。
流石の歌唱力で背景なしでもグイグイ引っ張っていくようなスタイルが貫禄さえ感じられて「流石やな…」と思いました。
次はせおっち(瀬央ゆりあさん)。下手からせり上がっての1曲。パープルのスーツがよくお似合いで、歌も伸びやかで…
「真ん中に立つことで意識が変わる」とよく言われることですが、せおっちもさらに輝きを増したように思えました。ここ1年くらいで大きく成長し、スターの階段を駆け上がっているようにも見える彼女のこれからが楽しみです。
そして最後は紅さん(紅ゆずるさん)。
トップスターなので当然ですが、やはりスターオーラってあるものなんだな…と改めて思わせてくれました。惹きつける力の強さがすごいですね。
最後にニッと笑ってはけるところも素敵でした。キラキラしているんですけど、親しみやすい、こっちもニッと笑いたくなるような表情。
これが紅さんの魅力のひとつなんだろうな~と思いながら見ていました。
個人的に好きな組子さんが活躍して嬉しい
星組で一番好きなのははるこちゃんですが、もちろん他にも特に好きな、いわゆる「お気に入り」な方がいます。
この方々は個人的に星組の宝だと思っております。
どちらも95期なのですが、「ひろ香祐」さんと「紫りら」さんです。
ひろ香祐さんはお芝居も歌もダンスもお上手で、要所要所で使われている印象がありますが、今回特に素敵だと思ったのはダンスでした。
どこに居てもわかります!オペラを使ってなくても「あのダンスは多分そうだな」と確認したら、やっぱりそうだった、ということの多いこと。
あのおっとりとしたお顔からはちょっと想像できないくらいのキレ味のあるダンス、だけど決して嫌味ではない(大きな動きで目立とうとしているわけではない)ところが素敵です。
りらちゃんはやはりお歌が一番イメージが強いのですが、ダンスもお上手で。
今回はせおっちと組んで踊ることも多くて「同期ダンスかわいい~~」と思いながら見ていました。
あとはやはり髪飾りですね。中詰の時は赤い羽を使ったデザインが目立っていて、どこにいてもわかる(重要!!)のがいい感じです。
お芝居でも目立つ役どころでしたし、来年は研11ということで(は、早い…)星娘のお姉さんとして活躍していっていただきたいです。
りらちゃんは幸いなことに、客席降りで近くに来てくれたのでじっくり拝見させていただいたのですが、お顔の小さいこと…。想像よりも小さくて驚きました。皆さん小顔ですねぇ…。
客席降りの組子同士のやりとりに和む
今回は客席降りがお芝居で1回、ショーでは2回とめっちゃ降りていた印象がありますね。
いろんな方を近くで拝見できて楽しんでいたのですが、印象に残ったのが中詰での客席降りです。
私が座っていたのは下手側サブセンター(センター寄り)。
舞台側から極美慎くん、紫りらちゃん、 天華えまさんという順番で踊り歌われていました。
私はぴーすけ(天華えまさん)が一番近かったんですが、彼女はたくさんの人にニコニコと笑顔を振りまき、アクションしていました。
そしてやっぱり、思ったよりも顔が小さかった。
偶然かな?ぴーすけとりらちゃんの視線があい、二人が顔の横くらいの位置で手をつなぎながらキャッキャしつつ歌いはじめて、こちらはほっこり。仲良しっていいなー。
そしてそれを見つけて(?)しまった慎くんが、うらやましそうにちょっと崩した気をつけのような姿勢(伝わりますかね…)で左右に揺れつつ、歌いながら見守って…失礼ながらそれが愛らしくて。
そんな慎くんに気づいたりらちゃん、彼女の頬を両手で挟んであげていました。お姉さま…!!
もちろん慎くんもニッコニコ。
その後、「よっしゃー!」という声が聞こえてきそうな、腰を低めに落としたガッツポーズをみてこれまたほっこり。
こういった組子同士の愛らしいやりとりを見ることができて、とっても楽しかったです。
キラキラした人がたくさんいるなと感じたショー
具体的にどうこう書いていませんが、れんれん(如月蓮さん)やてんてん(天寿光希さん)などのベテラン上級生から下級生まで、キラキラした方がたくさんいるな~と感じました。
今回の公演で対談される瀬稀ゆりとさんや華鳥礼良さんなど(すみません、天翔さくらさんはお顔がわかりませんでした…)退団者にも焦点をあてたシーンがあるのも個人的に嬉しかったです。
これからもキラキラしていただきたい!とどの目線だよという感じですが、そう思わずにはいられないショーになっているな、と思いました。
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