「シラノ・ド・ベルジュラック」の千秋楽を配信にて観劇?しました!
うーん、やっぱりいい内容だなと思いつつ。
今回はこれまで書いた記事に比べるとかなりざっくりしているので、細かい感想が知りたい!という方はガッツリ感想を書いた下の2記事に目を通していただけると嬉しいです。
公演期間、短いんだよね…
千秋楽!となると、どうしても演者の熱がバリバリ入ってしまう…そんなイメージを持っていますが、今作では千秋楽だからこそ!というのは(アドリブはありましたが)強く感じませんでした。
多分公演期間が短いことも影響しているんだろうなと。
うろ覚えですが「エル・アルコンー鷹-」の千秋楽の舞台挨拶で、こっちゃん(礼真琴さん)が「やっと馴染んできたところで終わってしまった」みたいなことを言っていたので、もしかしたらこちらもそうだったのかな、と。
私が生で観た時はまだ3回目の公演だったのですが、その時にしてすでに完成度が高かった、と言える可能性があります。恐ろしいぜ。
プログラムを観ながらなのでわかりやすい(笑)
ライブ配信のいいところは、プログラムを観ながら観劇できることですね!
私は花組さんの下級生であればだいたいわかるのですが(次点で月組さん)、こういった別箱公演の場合、下級生もしっかりと出番があるので「この子は誰かな?」と思った時にすぐに調べられるのは、ライブ配信のいいところ!と感じています。
しかし、シラノの場合はプログラムの内容が非常に簡素で、かつお名前がとてもわかりづらい(名前がついているけど出てこないのもあるんじゃないかな)ので、結局誰が誰やねん!となりがちです(笑)。
フィナーレも今回はじっくり観れました
また、前回の観劇では衝撃が大きすぎたフィナーレも、今回はじっくり観られました。
時間としてはそこそこ取られている印象があります(場が多いからかな?)。
別箱にてフィナーレがあると、こんなに少ない人数でやってたんだなーと改めて感じることが多く、今回もそうでした。
とはいえ物足りないことはなく、男役娘役それぞれの群舞がしっかりあり、ちょっとだけ絡みもあり、そしてイシさん(轟悠さん)とほのかちゃん(小桜ほのかさん)のデュエダンで浄化される素晴らしい流れ。
フィナーレがプログラムに入っていなかったのでないと思っていたんですが、仮になかったとしたらシラノが死んでしまってロクサアヌも可哀想だな…という感じで終わってしまうから、こういう流れになったんですかね。
そう考えると、さすが宝塚って気がしますね……。
さすが愛されている題材だと改めて感じた一作
「シラノ・ド・ベルジュラック」は約100年前から演じ続けられている演目というだけあり、お話のテンポもよくドラマチックな一作だなと感じました。
またそれを演じるイシさんがよい!よいのです!
私はもとの演劇を知らないので、どれくらいのアレンジが施されているのかはわかりませんが、初回は本当に時間を忘れるといいますか、「もう休憩!?」「もう終わり!?」と感じるくらい世界にはまり込みました。
今回は大阪でしか上演できなかったので、東京方面の方にもぜひ観ていただきたかった……!という気持ちはあります。
やっぱり生は全然違うなと感じるので。
…といいつつ、私はもう今年の観劇が終わっております。月曜日の「アナスタシア」の配信が観劇納めになるので、最後まで楽しみたいな。
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