【星組】「VERDAD!!」8Kウルトラズーム配信モニター観劇感想(内容バレあり)

星組
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実はTCAのライブ配信企画に応募して、当選しておりました。

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私が当選したのは7月6日 15時30分公演の「8Kウルトラズームライブ配信」。

自分で好きなタイミングで好きな場所をズームできるという、なんとも面白い試み!

というわけで、当然しっかりと体験してまいりました。

公演内容よりも、8Kズーム配信の感想がメインになっておりますのでご注意ください!

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ズームして好きなところを観られるのはめっちゃいい!

カメラ(視点)はどセンからの1箇所のみ。

ですが、ズームをして好きな部分を観られるってのはめっちゃいいですね!

例えば真ん中でトップコンビが踊っていて横で誰かがシンガーを務めている場合、基本のカメラワークはトップコンビになりますよね。

でも、この形式ならすぐにシンガーさんは誰かな?って見に行ける感じです。

若手の子たちの顔もしっかりチェックできるので、「この子誰だろう?」と気になったらプログラムと照らし合わせて……なんてこともしやすそうです!

基本の視点(引き)に比べるとズームをした時の方がどうしても画質の劣化は感じますが、ステージの一番奥(遠いところ)にいる方に合わせてもしっかり表情までわかります。

この仕様というか、試み自体はめっちゃありがたいですね。他の組の公演でもみたいです。

カメラワークは完全「自分」なので、内容を知っている方がよさそう

当然ではあるんですが、カメラワークは完全に自分です。

なので例えば舞台の中央から二人出てきて、それが上手と下手に分かれていく……といった振り付けですと、自分でズームアウトして調整しなければなりません。

内容を知っていればうまく調整できそうですが、私の場合は初見でしたので、ちょっと目を離すと画面内に誰もいない、なんてこともありました(笑)。

音声の問題は仕方ないのかなあ

これは一般的なライブ中継(配信)でもありがちなのですが、MCと演奏中(?なんていうんでしょう)の音量差が結構気になりました。

MCの音がちょっと小さくて……。パフォーマンスに入ると「デカッ!!」って感じることがしばしば。

基本の音量をそっちに合わせているのかもしれませんね。

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アプリの操作性はまだまだ改善の余地がありそう……

アプリの操作性についても触れておきたいと思います。

今回私はスマートフォン(iPhone XS MAX)を使用しました。

最初はタブレット(iPad)で観ようかなとも思っていたのですが、公式ページなどをみるとタブレットよりはスマートフォンを対象としているようなので、モニターする以上想定している機器で観たほうがいいなと。

ズームインの操作性は個人的にあまりよくない

ピンチイン・ピンチアウトで拡大・縮小が可能なのですが、感度が高いのかちょっと触ったらぐぐーん!と拡大(縮小)されてしまって、「ちょっと敏感すぎでは??」と感じました。

設定でいじれたのかな。ちょっとそこまで調べていないのですが、感度調整があると良さそう。

そこそこ熱を持つ

結構発熱もあるな、と感じました。

Youtube動画を再生するよりもずっと熱くなりますね。

8Kの映像を受信しているわけで、データ量が相当多くなるのは想像がつきますが、もうちょっと発熱も抑えられたらいいなと感じます。

充電もその分そこそこ食ってました(音量を上げたせいもあると思いますが)。

1幕終了時で25%くらい減ってますね。

イヤホン未対応なのかな?

できるだけ音量を上げたくないので、イヤホンで聴こうかな~と思ったんですが、未対応なのかな?

接続はできたものの、イヤホン及び本体の両方から音が聴こえませんでした。

接続を切ったらまた本体スピーカーから音が出だしたので、そうなのかな?と。

こういった大容量の配信は外で観られる方はそうないかなとは思うものの、5G対応で外でいつでも8kを観られるようになるのであれば、イヤホンからも聴こえるようにしてほしいですね。

(なお、イヤホン接続時に他のアプリケーションから音が聴こえるのは確認済み)

ざっくり目の観劇感想

アプリや8Kズームの感想はここまでにして……。

ここからは、「VERDAD!!」本編のざっくり感想です。

思ったよりもクラシックな感じで始まった

正直もっと浮足立った感じなのかな?と思っていたんですが(笑)。

最初から燕尾のせり上がりで始まって、「レビュー」な宝塚を見せてくれた感じです。

星組さんが今年で88年目ということで昔の宝塚の楽曲(今でも聞き馴染みがある曲ばっかりですが)を中心とした構成。

公演解説にも書いてありましたが、思ったよりもクラシカルな印象を受けました。

お衣装もキレイではありますが、モノトーンを貴重としているのでとても落ち着いています。

フレッシュな組子も多い中、大人っぽく攻めた内容という感じ。

今後の星組は大人っぽくいきたいのかな??

瀬央じゅりあさん(って言ってたよね?)は笑う。

途中デカイのが出てきたな(失礼)と思っていたら、瀬央さんでした。

なんというか、男役を全く捨てていない女装って感じで面白かったです(笑)。

ちょっとした足の開き方とか普通に男役のままやん!!!

彼女らしさが出てて好感度○。可愛かったです。

その後のMCでも自分では見えないから恥ずかしくないという新しい視点をいただけました。

確かに、自分は鏡の前に立たない限り見えないから全く恥ずかしくないわ。強い。

厳重な礼真琴さんも笑う。

客席降り……ではありませんが、今回も中央の太い通路を使ったゴンドラの演出アリ。

初日映像でちょっと観ていたので存在していることは知っていたのですが、姿が見えないのにこっちゃん(礼真琴さん)の声だけ聴こえていて「途中から出てくるのかな?」と思っていたんですよ。

そしたら、突然画面右側から厳重にケースに入ったこっちゃんが出てきてちょっと笑いました。ごめんね。

多分現地で観たら違った感動があるはずなのに……初見の定点カメラではだめだったよ。

定点カメラの意外な弱点が見えてしまった

コンサートならではの日替わりモノもありそうですね

コンサートといえば日替わりMC(ミューサロやディナーショーもそうですけど)。

8Kのこの日はてんてん(天寿光希さん)でした!

8Kに耐えられる顔、超納得。

毎日一人なのでしょうか、それとも下級生だと複数人なのかな?「Delight Holiday」だと二人ずつくらいだった気がしますね……確かね。

偶然藤井大介先生も見に来られている回のようで、画伯の絵も見られました。もちろんズームしました。

コントシーンは、「Exciter!!」みを感じますね……。

トップをちょっとダメダメにするのは大介先生の趣味なんかな?

2幕は一気にカジュアルに!

2幕は1幕に比べるとぐっとカジュアルな印象。

「おー、宝塚のコンサートだ!」と思えるシーンがたくさんありました。

ちょっと意外だなと思ったのは、ディズニーコーナー?が結構短かったこと。

舞浜に来たらディズニーをやらなあかん!というわけではないですが、J-POP、ミュージカルナンバー、と詰め込むとどうしてもひとつの枠が短くなっちゃうよね。

個人的には「オペラ座の怪人」のデュエットがよきでした。「ファントム」じゃないところがいいですね……!!

(なにげに星組トップコンビの二人は暗い演目が似合うと思っていたりします)

りおちゃん(明日海りおさん)のジャケットをこっちゃんが着ていたのが印象的でした(似てるなーと思って確認したらそうっぽい!)。あのジャケットかわいいもんね。

ライブ配信と比べてまた楽しみたいですね

いやー、ズーム配信は個人的にはとってもよくて、ぜひ他の組でも実施してほしいくらいでした!

もちろん、アンケートにはしっかり回答してきましたよ。

テレビの方が見やすいなと思う部分もありますけど、1回目はライブ配信で、2回目はズームで……といった楽しみ方もできそうで、夢が広がります。

千秋楽のライブ配信も購入してあるので、次回は公演内容をじっくりと楽しみたいと思います!

いうてやっぱプロのカメラマンの方(スイッチャーの方も含めて)は見栄えよい撮り方をされるなあ……と自分で動かしていて感じたのでした

 

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