ついに明日、りおちゃん(明日海りおさん)が退団されます。
本当にまだ実感がないんですけど、明日の自分は泣いているのか、泣いていないのか…。
私としては退団だからといって泣かなければいけないと思っていませんのでそこはいいのですが、Twitterなどで「悲しい、泣いている」といったつぶやきを見る度に「自分も泣けたらいいのにな~」と思うことはあります。
中二病ぽくてアレなのですが、感情を共有したいという思いです…多分。
あと、悲しいことってすぐに「悲しい!うわーん!!!」ってなることもあれば、最初はそうでもないのにだんだんとボディブローのように効いてきて、あるタイミングでダムが決壊するように「うわあああん!!」ってなることもあるじゃないですか。
私は今回の退団、後者が来そうな気がして怖いんですよね。一周遅れで哀しみが来そう。
そんな心境はさておき、11月21日と22日の2日に渡り、「タカラヅカニュース」内でりおちゃんのサヨナラインタビューが行われました。
聞き手はスカイ・レポーターズのきょんちゃん(航琉ひびきさん)とこりのちゃん(美花梨乃さん)の93期コンビ。
お二人とも柔らかい空気を出されているので、3人でほんわかした雰囲気のインタビューとなりました。
お話の内容としては花組にいたときの思い出や、きょんちゃんとこりのちゃん、それぞれとの思い出話。
きょんちゃんとりおちゃんは「ポーの一族」あたりから仲良くなったらしく、いつもエドガーなりおちゃんが、先生にご挨拶をしていたそうです。
「『おはようございまーす』って言ってたよね」なんて軽く再現してくれたのですが、この時の声がちゃんと少年声でね…可愛すぎた…。
それからも色々と近い立場での役が多く、「CASANOVA」では親子役。1回目の放送では「あかねさす紫の花」での話に行っていて、観ているこちらは「あれ?この二人と言えばCASANOVAちゃうの!?」と思っていたのでちゃんと話題に出ててホッとしました(笑)。
きょんちゃんからの質問で「どうしてそんなに役として自然にいれるのか」。きょんちゃんはその秘密が知りたくて、いつもお稽古場で真剣にりおちゃんが役作りしているのを見ていたそうで、りおちゃんもそれをわかっていて「一緒に役を創ってくれているような感じがしていた」とのこと。
また、「(演出の)先生がどのようにしたいかを感じ取って、気持ち悪い部分をなくしていく作業」とも言っていました。全然楽しい作業ではないしピリピリしてしまう的なことも言っていて、そのあたりも前に「ICHIGO-ICHIEリターンズ」で心配されてたところに繋がるのかな~とか思ったり…(自分の中に全部ぎゅっと溜め込んでいて辛くないか?と心配されていました)。
こりのちゃんとはやっぱり「ハンナのお花屋さん」との思い出が大きく、みんなでよく晩ごはんを一緒に食べていたそうです。
他の話をすればいいのに結局お芝居の話になってしまって、もっとこうすればいいよね…とダメ出し大会みたいになったとか。
こりのちゃんもりおちゃんのお芝居が大好きで、どうしてそんなに役になれるのか…とハンナの時もめっちゃくちゃ見ていたそうです(笑)。こんな美人さんにじっと見られるなんて羨ましい…。
そして、やはり娘役!といえる視点かなと思ったのが「感動したりして泣くのはよくあることだけど、(りおちゃんが)美しすぎて泣く」というところ。
美しすぎて泣くってのはめちゃくちゃわかります!そんな経験はないんですけど、美しいものって大きく心を動かされますよね。
私は花組の男役群舞がめちゃくちゃ好きなので、群舞の美しさに涙が出そうになることはよくあります。
そして「明日海さんは毎回史上最高を更新してくる」というところ。これもわかりまくりですよ!こりのちゃん!!
「ああ~今までで一番いいよね~~」を本当にさらっと更新してくるので驚きます。静止画はもちろん、動画でも更新してくるから「なんなの…」ってなります。
自身の退団についても「はじめてのことだらけで、やっと(退団の慌ただしさに)なれてきた」と語っていたりおちゃん。
これからの花組について「5年半ぶりに『お披露目』とか『新生花組』っていう言葉が出てくるのが楽しみ」と…。
ついつい涙してしまうきょんちゃんとこりのちゃんにつられるように、ふざけつつもちょっと目尻に涙が出てきてしまったりおちゃんがいじらしくて可愛かったです。
きょんちゃんは涙もろく情が厚い方だと思うので、組長さんラインに行って欲しいな~なんて密かに思っています。べーちゃん(桜咲彩花さん)が退団するときも稽古場レポートで泣いてたんですよね。
最後はスカステ最後だからと、スカイレポーターズの二人からお花の贈呈。
青い薔薇の中に、なんと初舞台の衣装を着た白猫ちゃんが立っていてめっちゃくちゃ凝ってるんです!これがほんと可愛い!
りおちゃんも「カイワレがついてる~」とご満悦。こりのちゃんが「(初舞台の衣装に)ついてたんですか?」と優しく聞いてたのがお姉さんぽくてよかったです!よかったです!!
ご挨拶?は完全なる明日海節で、「私がこの正しいタカラジェンヌとして出演するのはこれが最後なので、今後出演することがあれば偽ジェンヌということで…」。
偽ジェンヌでも全然構わないので、退団後もスカステで観られる機会があれば嬉しいなと思っています。
東京は天気が荒れ模様のようですが、どうか明日は晴れますように。
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