せっかく「Delight Holiday」のブルーレイを購入したのですが、なぜか「勿体無い」という気持ちが出てしまってまだみられていません…。
別に観たからといって減るものでもないのに!
1回つけると途中で止められない気がする、というのも理由かと思いますが(笑)。
さて、前回の新人公演トークから2記事分間があいてしまいましたが、先日のタカラヅカニュースで放送された「CASANOVA」の新人公演トーク Part2のまとめ&感想です。
前回の記事はこちら。
主演の二人と演じてどうだった?
「CASANOVA」は1本物でありながら、登場人物の絡む人が結構限られてもいます。
主演のカサノヴァとよく絡むのはやっぱりバルビ神父。というわけで、まのくん(愛乃一真さん)にどう?とほのかちゃん(聖乃あすかさん)が。
自分たちにしか出せないセリフのキャッチボールがあるから、それを目指そうとほってぃー(帆純まひろさん)に言われた、とまのくん。
「セリフのキャッチボールが大切だから、こっちも本気でセリフをぶつけるので、まのも本気でかかってきて!」と言われたそうです。
ベアトリーチェと多く絡むのはダニエラ。なので音くりちゃん(音くり寿さん)にも。
自分もダニエラという役自身も、ベアトリーチェに出会って成長し、彼女の幸せを一番に思うキャラクターであること。
そして、華ちゃん(華優希さん)とは同期だからこそ出せるあたたかい部分もあったけれど、同期だからこその壁もあった…と語っていました。
色々わかってるからこそ親しすぎる感じでもダメ…というところもありますもんね。
ほのかちゃん演じるコンデュルメルも絡みが多いキャラ。
ベアトリーチェは最初から思い通りにならないし、カサノヴァと結婚したいと言い出すしはらわた煮えくり返ってたそうです。
キレイな顔から出てくる「はらわた煮えくり返った」はなかなかのパワーワード。
歌について
今回は作曲がドーヴ・アチアさんということもあり覚えやすくどこか懐かしい、日本人にもサラッと入ってくる素敵な楽曲がたくさんあるよね、という話に。
馬車にて
中でもやっぱり珍しいのは馬車でのラップ!ということでそのお話も。
「私は無責任に『あっ』と『そうだ!』としか言ってないんですけど…」という音くりちゃんの談、べーちゃん(桜咲彩花さん)と一緒で笑えます。
まのくんのことを「持ち前のリズム感で…」と褒めていました。
まのくんも、こんなリズム感の曲が好きなので大好きだとニコニコと。可愛い。
獅子の背に乗れば
ボンジョルノのシーン、音くりちゃんは「お嬢様を追っかけてたらだいたい終わってる」とのことで…。
それよりも後ろのメンツが気になる!と。「後ろむいたらみんなすごい笑顔で…」
新人公演なのもあり、後ろにかーべくん(泉まいらさん)やいとちゃん(糸月雪羽さん)も登場して踊っているんですね。
いとちゃんはボンジョルノのシーンで同期の二人に絡めるのが嬉しい!と。
同期娘3人で出れたね~!と。可愛い。
映像をみた限りたまごちゃん(茉玲さや那さん)のお役かな。
私を愛して
コンデュルメル夫人のナンバー、ひっとん(舞空瞳さん)は「本役がなんといっても(男役の)鳳月杏さんということで…男役さんに本役さんとして学べる機会なんてそうそうないことではないんじゃないかと…」
二度と無いんじゃないかというくらい貴重な機会なので色々教えていただきたい、と言っていました。確かにそうよね…。
秩序のもとに
コンデュルメルとコンスタンティーノが歌う「秩序のもとに」。
言葉をはっきりさせながら、でもロックだからノリノリで、さらにお互いそれぞれの感情を表現しないといけないから大変!とのこと。
かーべくんは「同じ感情にならないように歌うように気をつけなければならなかった。本公演でこれまでそういったことを考える必要がなかったので大変だった」と、その苦労を語りました。
ほのかちゃんは他にも「稽古場で初めて聴いたときから『絶対に歌いたい!』と思っていたので、ショートバージョンでも蝶の翅を歌えて嬉しい!」と。あの曲格好いいですよね…私も好きです。
東京公演に向けて
最後に、出演者の皆さんの東京公演に向けての抱負でシメ!でした。
全部書くと長くなってしまうので(ここまでもそうなんですけど)、かなりはしょった感じで…。
ひっとん「メイクや色々使ったカツラにも挑戦しているので、そこにも注目してもらえたら。愛ゆえにこうなったことをしっかり出したい」
まのくん「まのにしか出せないようなバルビを出せるといいねと水美舞斗さんに言われたことが一番嬉しかった。(お話の)ラストに向けて身なりもキレイになっていくのでそこもよろしくおねがいします」
かーべくん「男役としての魅せ方を武器にしていけたらいいね、というアドバイスをもらった。東京ではもっとゾルチ夫人に一目惚れする衝撃を出したい。(新人公演では)カサノヴァ薬がないので…」
ほのかちゃん「感情の幅を広げるためにも色んな人を観察すると、お芝居にも出てくると思うとアドバイスをもらった。もっと細やかな感情を受け止められるようにし、お芝居をもっと深めていきたい」
いとちゃん「ドレスのさばき方や美しい所作など自分ではわからないことをすべて教えてもらった。ただ、本番では上手くできなくて、(花野)じゅりあさんからもキレイにみせようとしてるだけでエネルギーが足りないと言われたので、東京公演ではカサノヴァ薬がなくてもコンスタンティーノに好きになってもらえるくらい魅力的な女性になりたい」
音くりちゃん「ダニエラという役にとどまらず、桜咲彩花さんの持つお芝居心の素晴らしさや、セリフがないときの表現など学ぶことが沢山ある。1日も無駄にしないようにしたい。役も深めつつダニエラ自身の恋と冒険も表現したい」
こういった意気込み、抱負を聞くと、新人公演時代は本当に大変と聞きますがその分沢山勉強にもなるんだな…と感じます。
今回の新人公演トークを見て、次世代の花組も楽しみだな~!と思えました。
彼女たちがメインで活躍するにはあと2~3年ほど必要かもしれませんが、その時どのように輝いているのか、これからも期待せずにはいられません。
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