緊急事態宣言が出された中、今後5月中に公演が再開できるかどうかが懸念点……
そう考えていた方も多いのではないか、と思います。
しかしそんな中、宝塚歌劇団は(少なくとも私にとっては)驚きの決断を発表しました。

なんと、私の稚拙な予想を軽々と通り越した、6月末までの休演の決定、およびスケジュールの見直しでした。
大決断、だけど英断だと思う
この決断は非常に大きなものがあると、多くの方は感じているでしょうし、裏事情なんてまったくわからない私にとっては、「きっといろいろと調整をした結果、これがベストだと思ったんだろうな」という感想くらいしかありません。
そして私はその決断を支持したいな、と思います。
正直気持ちとしては「6月末って最初に言っちゃうのはどうなんだろう?」というところもあります。もちろん今月いっぱいで急に収束することは考えづらいところではありますが、それでもこの先ほぼ3ヶ月間の休演。
宝塚という人が集まりやすい場所においては、一度収束を迎えたとしても、再度感染者が増えることがないように長めのストップをかけることが大事だと判断したのかもしれません。
途中からの再開は軋轢を生む可能性もあった…かも
また、途中からの再開は、いろいろと禍根…とまで言うと言葉がキツすぎるかもしれませんが、軋轢を生む可能性もあったのかなと考えます。
例えば仮に、5月12日あたりから再開したとすると、宝塚大劇場では花組の「はいからさんが通る」、東京宝塚劇場では「眩耀の谷」がまるまる休演したかたちです。
再開したことに対しての喜びの気持ちとは別に、「なんで花組と星組は休演なのに、他の組は両方上演できているんだ」と思う気持ちも出てくると思うんですよね。
もちろん仕方ないこと、それはわかっていても「もし公演があったら、観に行けていたのに…」という気持ちが出てしまうのは当然です。しかも両方ともお披露目公演ですからね。
なので、今回の決断で「アナスタシア」まで休演することによって、再度花組と星組からスタートというかたちで公演を再開できる体制を整えた、とも言えないでしょうか。
そうなると上演スケジュールが大幅に変わることになるんでしょうけど、それでもファンとしては、みなさんがお稽古を重ねてきたものを観たい!という気持ちは大きいと思いますので…。
退団・異動の皆さんのスケジュール変更もありがたい
また、今回の決断を「英断」と言えたのは、退団者の方々、および組替え・異動の方々のスケジュールが延期されたことも大きいです。
特に本来であれば今年中の退団が決まっていた望海風斗さん・真彩希帆さんのファンの方は、このタイミングで…!と悲しい思いをされていたと思います。
今回それが後ろにずれたことで、休演は悲しいけれどまだ彼女たちをしばらく観ていられる…!という希望(まさに希望コンビやな~)を与えてくれたと言えるのではないでしょうか。
ブログとしてはぼちぼちと…
そんな感じになると、ブログとしても公演の感想がかけなくなる(やってないからね!)のはちょっとどころではなく寂しいのですが…。
これまで書こうと思ってかけていなかった番組の感想とか、ぼちぼち書いていけたらいいかなーなんて思っています!
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