【OG】様々な熱を感じた素晴らしい1日「ポーの一族」大千秋楽(2021.0.28)ライブ配信感想

出演舞台感想
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2月28日、ついに「ポーの一族」が愛知・御園座で大千秋楽を迎えました。

1月から大阪で始まったこの公演も、ついに終演……。移動日などを全く考えず、単純に日付だけで言えば1ヶ月半ほどでしょうか。

宝塚の舞台期間からしたら短めではあるものの、一般的な舞台としては長い上演期間だったように思います。

私は生で観たのは大阪のみで、東京や名古屋はライブ配信のみでしたが、それでも気持ちだけは一緒だったので(笑)、ここまでこれたことが嬉しかったですね。

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すっかり馴染んだカンパニー。パワーにあふれていました

初見のときは「宝塚のと全然違う!!」と違和感もありましたが、すっかり現在のカンパニーにも馴染みました。

千秋楽だけあってか、全体的にパワーに溢れていて、観ている方にも熱が入りましたね、配信でも!

そして、毎度毎度カメラワークの腕が上がっているといいますか、みやすさが上がっていて満足度が高かったです。

客席からなかなか観られないアングルを入れてくれるのも、配信ならではの嬉しいポイントでしたね~(これは千秋楽に限ったことではないですが)。

内容について改めてこれこれだ!と言うことはありませんが、わがご贔屓からは相変わらず研ぎ澄まされた印象を受けました。

毎回千秋楽に向けて研いで削いでいくのは変わらないなと。

2幕、エドガーたちの部屋でアランを引き入れようとする時の顔がたまらん

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豪華すぎるカーテンコール

そしてカーテンコールですが……もう最初から千葉(雄大)くんが目に涙をためていて、本当に「おつかれさま~!!!」と言いたくなりましたね。

同じことを繰り返し繰り返しする舞台は映像とは全く違い、ずっとお芝居をし続け、歌い続けるのは体力的にも非常に大変なことだったと思います。

映像でしか得られないものもありますが、舞台というものでしか得られないものもありますので、それが彼の中で宝物になってくれたらいいなあと、密やかに思っています。

りおちゃん(明日海りおさん)もやっぱり感極まってましたね。

退団後また舞台ができること、エドガーと会えたこと、そしてこのような厳しい時期の中でも舞台を完走出来たこと……。

これまでの舞台とは違う緊張や気の配り方をしなければならない中、出演者及びスタッフの皆様の苦労はいかばかりか。

涙ながらに気持ちを伝えてくれる千葉くんを見守っているときのりおちゃんは、とってもお兄ちゃまでしたね。

横であーちゃんもポロッと泣いてしまっていて、ほっこりしました

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まさかまさかの、あの方!

そしてまさかの、演出の小池修一郎先生からのご挨拶も!

ご自身が「ポーの一族」の舞台を作るまでのことを改めて語られていたのですが、その中でりおちゃんにも触れ……。

「背もそんなに高くなく……」のところで、思わず客席からの笑いと、りおちゃんの「ん??」という顔が。そこ、現役時代気にしてたところだからさ!!!やめたげて!!

結構先生のお話が長かったのであまり覚えていないんですが、ここだけはしっかり覚えてました。

またDVDを観て復習することにします。

さらにさらに、あの方!

そしてそしてさらに、いらっしゃるだろうなとは思っておりましたが、原作の萩尾望都先生もいらっしゃっており、登壇してくださいました。

一応登壇は前提っぽかったですが(PCR検査をされたとのことでしたので)、登壇していただけるのは外部舞台ならではだなと思いますね。

千葉くんに「お疲れさまでした」とおっしゃったのにほっこりさせていただき。

りおちゃんには「また会わせてくれてありがとう」的なことをおっしゃっていて。

それがすごいなと思ってしまって。

余談ですが奇跡を観た感じなんですよ

漫画が原作である以上、私はそれをピラミッドの頂点とするタイプなんです。原作至上主義ってやつですね。

そして原作を描いた方は創造神ですね。その世界において。

今回の「ポーの一族」において、萩尾望都先生は創造神であり絶対神という位置づけになります、私の中で。

そんな方に「エドガーがいる」と、「また会わせてくれた」という言葉をいただけるってすごいことだなと。

イコールりおちゃんがすごいんだぞ!というわけではなく(すごいけどさ)、自分の心の世界で生きている人物が、自分と同じ次元に出てきてくれたと思わせてくれる人に出会えるってめっちゃくちゃ奇跡じゃないですか?

自分が生きている間に、自分の生み出した子供がそこに居てくれるような感覚。奇跡でしかないでしょ。そのことに改めて感動したというか、ああ、すげえな……すげえ場所に居合わせちまった……っていう気持ちになりました。

完全にオタクハートで書いてますねここ。

 

最後のエドアラトークも可愛かったね。

カーテンコール、何回あったのかしら……?4回?5回?

相変わらず手拍子煽ってたり(それに対応するファンの皆様よ……明日海ファンはさすがですね)。

小池先生と萩尾先生も再度登壇されるとは思わなくて、並んだ後に気づいて思わず変な声を出してしまったり(笑)、とそれぞれ見どころも多かったですね。

最後の1回前……3回目?くらい?には最後のエドガー&アラントークで。

ずっと「明日海さん」呼びだったのが最後に「みりおさん」呼びになったのが可愛かったですね~。でも「あーちゃんさん」は別に抵抗なかったんか。

またどこかで一緒の現場になれたらいいですよね。千葉くんも今後ミュージカルをもっと頑張りたい!と思っていくれているようですし、声がキレイなので歌の練習を本格的にしたら伸びるんじゃないかなと毎回言ってますが毎回そう思っております。

やっぱり舞台の彼女が一番好きです。

今は朝ドラや連続ドラマなど、露出という点で言えばかなり精力的に行われている状態、オタク的に言えば「供給がかなりある」状態なので贅沢な話なのですが……。

画面の中にいるりおちゃんも素敵ですが、やっぱり私は舞台にいる彼女が一番好きだなと改めて感じます。

映像をやめて舞台に絞れ!という気持ちは全くなく、映像にもバンバン出ていただいて……!!という感じですが(笑)、舞台も続けて出てほしいなという気持ちが強いですね。

多分、今後も出てくれるでしょうけども。

……そういえば、エリザのガラコンがさっくりと決まってましたね。舞台、出ますね……(ちょっと毛色違うけど)。

チケット取れるかが心配だけどね

と、話はそれましたが、ほんとうに「ポーの一族」関係者の皆様、おつかれさまでございました。素晴らしい舞台をありがとうございました!

千秋楽も終わったし、キャスト別感想を今更書くかなと考えています。おそ!

 

 

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