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【OG】望海閣下ばくたん!!「エリザベート 25周年ガラ・コンサート(2021.05.03)」配信感想

出演舞台感想
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皆様観られたと思います、「エリザベート 宝塚25周年ガラ・コンサート」、スペシャルバージョン!

惜しくもライブ配信のみとなってしまいましたが、89期を中心とした夢の共演!という内容。

いや~色々と爆誕してくれた1日で、楽しかったのはもちろんですが、結構我が家ではツッコミを入れながら観ていたので腹筋も忙しかったです(笑)。

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だいもんトート、爆誕

このバージョンの一番の目玉は、現役時代には演じていなかったトートを、宝塚を卒業したばかりのだいもん(望海風斗さん)が演じる点でしょう。

正直、アニバーサリーバージョンだからスーツっぽいスタイルで歌うだけなのかなと思っていたんですが、一人だけフルコスチュームバージョンになっていてびっくりしました。

一般的なアニバーサリーバージョンでもトート様だけは扮装なのか……??

結構ルキーニはあっさりした作り方だった印象を受けてたんですけど、いやいやいや。

めっちゃトート様作り込んでるやん。

やるわねあやちゃん。

見た目からの印象は、かなり原初のトート様っぽいなって感じでした。

一路真輝さんや麻路さきさんのトートを踏襲しているようなイメージを受けます。

意外と?クールなトート像

あと、全体的に冷たそうな創りをしていたのが結構意外でしたね。

特に1幕はエリザベートにフラれたことで(笑)ハプスブルクをめちゃくちゃにしてやんよ~!!!って意気込みが強そうに見えました。

一番トートとしてエリザベートに対する感情の爆発が見えたのが、2幕のルドルフが亡くなった後の「愛と死の舞踏」だったので、ここに感情の頂点持ってくるの~??とちょっとビックリ。

4日公演はまた変わっているかもですね。どうなるかな~。

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ねねちゃんシシィは甘い印象

夢咲ねねちゃんのシシィは、かなり甘い印象。

持っている雰囲気が甘いというのでしょうか、甘え上手な感じ?声が可愛らしいのもあるのかな。

芯が立つというよりは、体全体で来るような強さがあって、面白いシシィ像だな~!と思いました。

2幕も演じるとなったら、どんな感じの演技になるんだろう?

しっかし、あの白いマーメイドドレスがめちゃくちゃ似合っていて素敵でしたわ……。

ちょっと月組DNAを感じるところも好き

個人的に好きなのは、フランツに最後通告を渡すところです。

あの時の横顔の美しさと演技がとっても素敵でした。

「あ、月組っぽい!」と勝手にDNAを感じたり……。

歌の中や間にお芝居が感じられて、月組っぽさある~!!って思ってました

月組DNAといえば、フランツとお見合いをする際のルキーニ役のとしちゃん(宇月颯さん)とのやりとりも可愛かったですねえ。

ねねちゃんシシィは、ルキーニが頑張って示してたものがなかなか見えなかったようですが(笑)。

りおちゃん(明日海りおさん)とは「ポーの一族」ぶりの共演(一緒に出ることはないけど……)ですが、同じ役をやることになるとは思わなかったやろうな……。

終演後にインスタを更新してくれていて、なんとも可愛い3人の写真が!89期きゃわー。

心配してたけどよかった、りおシシィ

そしてりおちゃんのシシィ……正直非常に心配しておりました。

フルコスチュームなら色々とカバーできるところ、アニバーサリーバージョンなのでそうもいかない。

見た目はまだしも、歌も男役とは全く別の部分を使うでしょうから、大変だろうなと思っていまして。

いやーでも、ファンの私がこう言うのもあれなのですが、ちゃんと高い声もスルリと出していて「やったぜ!」って感じでした。

贔屓から謎の勝利感を得るファン

地声とファルセットの境目付近の音はどちらで出すべきか迷っているのか、調整がしづらいのかはわかりませんが、ちょっと不安定なところも見られましたが、ファルセットで抜けてしまえば大丈夫みたいでしたね。

でも、ねねちゃんと比べるのはあれなのですが、やっぱり娘役さんではないですね(笑)。

りおちゃんがまだ下級生のころに娘役に転向していたらどうなっていたんだろう?と妄想を馳せることもありますが、なんだかんだで男役顔だったんだな、と。

ああ、そこで笑うのか……と思った病院訪問

りおちゃんは芝居を差し込んでくるのでやはり見逃せないのですが、私が見て「へえ!?」と思ったのは病院訪問のシーン。

自身をエリザベートだと思いこんでいるヴィンディッシュ嬢に向けて、自身の心が自由でないことを歌う非常に大事なシーンで、私が作中で好きなシーンの5指に入ります。

りおちゃんはその歌い出しで微笑むんですよね。

あんまりそこで笑うシシィを見たことがなかったので「そこで笑うの!?」とビックリして。

そこを見てから、彼女にとって皇后という立場は足かせでしかなく、心の自由を求めて旅を続けてもそれは得られない、それを手放せるのなら喜んで手放すわよ、という気持ちが出たものなのかな?と解釈を想像し始めるオタクに成り果てていました。

私はりおちゃんのそういうところが好きです。

あと、ラストでだいもんとりおちゃん両方衣装替えがあることもびっくらこきました。

半コスチュームバージョン……???

ばくたん!!

そんなこんなで(!?)だいもん閣下が爆誕したわけですが、まさかそんなところでりおちゃんが大幅に尺を取ってしまうとは思わず……。

ねねちゃんなんて感動の涙を流していたというのに!!!

1期上の先輩、麻尋えりかさん(麻尋しゅんさん)がブログにこのコトを取り上げてらして、2度笑いました。

だいみりの二人がお部屋にお写真を貼っていた先輩に……書かれてるよ……!!

麻尋えりか『【爆誕】広辞苑には(今のところ)載っていない』
皆さま、こんばんは!麻尋です(夜中の更新、本当に申し訳ありません)エリザベートTAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサートいよいよラストのスペシャ…

りおちゃんがしゃべる時、だいもんはすんごい心配して横で助けようとしてて(優しいよねえ)、ねねちゃんは慈愛の微笑みをたたえていて(多分月組からだから慣れてる)、大月さゆちゃんは大爆笑してるの、ほんま同期ってかんじ。

同期といえば、ルドルフが亡くなった時にトートがシシィを突き飛ばすシーンがあるじゃないですか(死は逃げ場ではない!のところ)。

あの時、だいもんが結構ないきおいでりおちゃん突き飛ばしてて笑いました。同期って感じ。

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