本日は星組さんの梅田芸術劇場メインホール公演の千秋楽!
劇場にも足を運べればよかったのですが、チケットの都合でそれも叶わず、ライブ配信で楽しみました。
がっつりと画面を見られていたわけではないので、普段よりもふわふわな感想になってしまいますが、特にトップコンビの二人の新たな魅力が感じられたなと思いましたので、感想を残します。
演目の都合上、お芝居の感想が中心になるかと思います。
強烈な内容ながら面白かった「エル・アルコン-鷹-」
お芝居「エル・アルコン-鷹-」、面白かったです!
さすが自身のトップスターグッズのモチーフにしているだけある…!
私は原作のマンガは読んだことがないのですが、多分ある程度の長さのものをぎゅっとまとめているんじゃないかなと感じられました。
が、分かりづらいところはそんなになく、メインストーリーを追いやすかったのもよかったです。
こっちゃんの黒髪ロン毛は似合うんだなと。
いきなりなんだよって感じですが、こっちゃん(礼真琴さん)の黒髪ロングウェーブ似合うやん!!が最初の印象でした。
あんまりこれまでやってない髪型じゃないんかな…と勝手に思っているのですが、どうなんでしょう。
彼女は顔がどちらかと言えば幼い方なので、ロングの髪の毛ってともすれば少年ぽくなってしまうというか、どうなんかな~?と思っていたんですよね。
タカラヅカニュースでちらっと見たときは「おっ似合ってるやん!」と思ったくらいだったんですが、実際お芝居の中で見てみると「これはええやん!!」って感じでした。
思ったよりもめっちゃ悪い人だった。
そして、主人公ティリアンはあらすじや、原作者の先生のコメントからしても「相当悪いやつなんやな…」という印象は持っていたんですが、実際見たら想像よりもめっちゃ悪い人でした(笑)。
例えば「仮面のロマネスク」ではヴァルモンは自身の美貌やコミュ力でうまいこと貴族社会を渡っていき、友人の想い人にまで手をだしますが、そこまで悪い人間という印象はありません。
自身の野望のために周りをいとわない、というキャラクターはある程度いますけど、ティリアンほどの人はなかなかいないんじゃないかなと思うほどの悪人っぷり。
とはいえそこにある種の気持ちよさを感じるのは、彼が全く悪びれてないことですね。
ここまで突き抜けてしまうと逆に格好いい、みたいな。これは原作もそうなんでしょうね。
まあ、自分に迫ってきた女性を利用して殺すのはまだいいんですけど(よくないけど)、自身が幼い頃にお世話になっていた人までうまいこと?殺すのはやべえなって思いましたね。どういうことなの。
絡む女性陣が美しすぎる。
そしてティリアンに絡む女性陣が美しすぎてつらい。
ひっとん(舞空瞳さん)、くらっち(有沙瞳さん)、はるこさん(音波みのりさん)…。
この3人のうち前2人は抱いているなんて…礼真琴、罪な男なのである。
それぞれのお衣装もめっちゃ綺麗でしたね。もともと大劇場公演だったのも影響しているのかもしれませんが、見応えがありました。
ひっとんのメイン(ポスター)衣装も綺麗ですが、くらっちの衣装も好きです。
「Ray」は演出はあっさりめに。個人的にはこっちのが好み
大劇場のお披露目公演として上演されたショー「Ray」。
全国ツアー用にアレンジされているためか、映像などは抑えめになっており、より演者をしっかりと観られるショーになっていると感じます。
あの映像はたしかにすごかったですが、個人的には今回の全国ツアーバージョンのような方が好みです。
私は公演中止前に1回観劇したっきりなので、久々に観たな~という感じなのですが、いやー結構踊ってますね!
ひっとんもお披露目だからかソロのシーンが多くて嬉しいです(これは大劇場から変わってはないと思いますが)。
「シラノ・ド・ベルジュラック」組がいない中の公演ですが、若手の子もまんべんなく出ているような印象を受けましたね。
星組さんも若手の充実がよく見えていて、いい感じに組が育っているんだなあと感じさせられました。
めちゃくちゃのざっくりになりました。
見出し通り、ほんまにざっくりのざっくりになってしまいましたが、お芝居に関してはもうちょっと何か書けたら…と思っています。
最後まで観てから「なるほど、これはもう1回観たいな」と思わせるタイプの内容だったので、千秋楽映像をタカラヅカニュースで観てちょっと復習してもいいかな(笑)。
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