【花組】Delight Holiday 感想その3 プログラムに沿って振り返る:2【ネタバレあり】

花組
この記事は約6分で読めます。

先日に引き続き、花組公演「Delight Holiday」の感想を書いていきます。

前回は「楽園」まででしたので、今回は平成メドレーの「S4」からです!

※「S4→S5」「S5→S6」と誤記載していたので修正しました。

f:id:maronie:20181212110555j:plain

毎回リース写真(もともと自分用に撮影したものなので雑ですが…)。

 

スポンサーリンク

S4 Delight Stage

プリンセス・プリンセスの「Diamonds」から楽しく始まる平成メドレー。

元来の宝塚のショー的に言えば「中詰」的な場面といえるのではないでしょうか。

ここでは若手もベテランも等しく出番があり(流石にメインキャストとは違いますが…)、皆が楽しそうにイキイキと歌い踊るのを観ていると、こっちもとっても楽しくなります。

沢山素敵なシーンはあるのですが、その中でも個人的に気に入っている部分を…(思い出し順なので本来の順番とは異なる場合があります)

少女時代「Gee」

娘役さんたちが華やかに歌うこの曲、皆に似合っていてめっちゃ可愛かった~!!

初日映像で観て「ぎゃーカワイイー!!!」と、実際に観るのをめちゃめちゃ楽しみにしていた一曲です。

ワンフレーズだけで終わってしまってちょっと残念。もうちょっと歌って欲しかったー!!

氷川きよし「きよしのズンドコ節」

「あすかー!!!!!」

後ろのガチオタゆきちゃん(仙名彩世さん)がくそ可愛くて好きです。

和楽器バンド「千本桜」

くみさん(芽吹幸奈さん)に千本桜を歌わせるという発想、各所で絶賛されていましたが本当に采配 is GOD

GReeeeN「愛唄」

まいこつ(紅羽真希さん)と泉まいらくん!!!泉まいらくん!!!!美声!ありがてえ!

ちなゆきトークのときに「か のばしぼう べ」と自己紹介してたのがめっちゃ可愛かったです。かーべちゃん!

ポルノグラフィティ「サウダージ」

ド世代なのでまさかりおちゃん(明日海りおさん)が歌ってくれるとは思わず…。

しかもがっつり尺取って歌ってくれるので本当にありがたい…。
りおちゃんの声は聴きやすく艶があり(前回も似たようなこと書きましたね)、この切ない曲も素敵に歌われていてうっとりです。早口大変だけど。

安室奈美恵「HERO」

平成メドレー全一。

初日映像でもゆきちゃんがトロッコ乗ってくるとは知らなかったので(Twitterでもあんまり情報見ないようにしていたのもありますが)、乗って出てきた時から感極まる。

またこう、歌詞がゆきちゃんと重なるといいますか…。

あの白いペンライトが揺れる中トロッコに乗り歌う。

もうそれだけで涙が…というくらい感動的でした。心を揺さぶられました。

DA PUMP「U.S.A」

まあこれは書くしかないでしょ!皆かっこいい!キレキレ!

なのですが、最後の振り付けでなんでりおちゃんいつもちょっと困っている顔をしているのか…非常に気になります…(めっちゃカワイイんですよそれが)

他の子は無表情や澄まし顔なのに、なぜりおちゃんだけ眉間にシワを寄せてしまっているのか…「明日海りおファンは眉間のシワが好き」ということを把握しているので、ファンサービスなのか!?なんなの!?好き(結論)

ちなゆきのゲストとともに語る「明日海りおエピソード」

U.S.Aが終わるとMCタイム。

ちなつちゃん(鳳月杏さん)とゆきちゃんがMCとなり、日替わりで組子を呼び、自分とりおちゃんとのエピソードを語ってもらう…という時間です。

この日替わりエピソードについては自分が観劇した分について別記事で記載しようと思っていますので、細かい内容については割愛。

思ったよりもちなつちゃんがバッサリ切っていたり、ゆきちゃんがちょこまかちょこまかしていたりと、普段のイメージとはちょっと違う部分が楽しめてとっても好きなコーナーでした。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

S5 Delight World

りおちゃんの過去出演作品から1~2曲を歌うコーナー。

Aパターン:アリスの恋人、エリザベート(2曲)、共通曲2曲
Bパターン:春の海、ロミオとジュリエット(2曲)、共通曲2曲

となっており、共通曲2曲は
ハンナのお花屋さん「Home」と「Exciter!!」です。

幸いなことにどちらのパターンも観られたのですが、いやはや…本当に明日海りおという人はすごいな、という感想しか出てきません。

その役が瞬間的に憑依するとでも言ったらいいのでしょうか(ご本人は千秋楽で「魂をお借りする」と言ってましたね)、それを演じているというより「それに成ってしまう」んですよ本当に。

役、特に宝塚の場合はかつらや衣装、背景(セット)など複合したものによって作られている部分も多いのですが、それをりおちゃんは本人だけでやっちゃった感じ

なのであのメイクじゃなくてもエリザの楽曲を歌えばトートだし、ロミジュリの楽曲を歌えばロミオになっちゃうんです。やべえやつ(めっちゃ褒めてます)

本人の努力はもちろん多大にありますが、彼女自身の役・お芝居に対する才覚や、「芝居の月組」で育ってきた環境なども影響しているのかな…と思わずにはいられません。

わずかな声のトーン(質)、歌い方、目をはじめとした表情筋の使い方など…本当に細やかな作り方をしてそこに成っているのだなと改めて彼女の凄さに直面したのでした。

口惜しいのはBパターンを1回しか観られなかったこと!

個人的に神席だったのですが超下手だったので、正面近くから観てみたかったな…という欲があります。円盤に期待します。

りおちゃんの話に終始してしまいましたが、エリザ部分を歌っていたくみさん、ルドルフ部分を歌っていたゆうなみくん(優波慧さん)、ジュリエット部分を歌っていたみれいちゃん(城妃美伶さん)、そして死を演じていたちなつちゃんも等しく素晴らしかったです。

花組には実力者がめっちゃおる~~~!!!!

 

今回は短いですがここで。次回の「振り返り:3」で完結する予定です~。

コメント