【月組】「桜嵐記/Dream Chaser」3回目観劇感想。やっぱりハンカチはいる。

月組
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昨日は現在の大劇場公演「桜嵐記/Dream Chaser」の3回目の観劇をしてきました。

ちょこちょこと変更されている部分も見受けられるものの、いや~、やっぱりお芝居もショーもクオリティが高いなあと思わされています。

しかもラッキーなことに、昨日は宝塚の殿堂にも行けたので、それについてもまた改めてかければと。

今回の記事はまとめた感想になっちゃっていますので、それぞれの感想を詳しく知りたい!という方はこちらからどうぞ。

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お芝居は入りの変更がちょこちょこ

お芝居「桜嵐記」については、ど頭の演出がちょこちょこ変更されています。

初日から2回目の観劇(5月20日)は、るみこさん(光月るうさん)が下手からせり上がってきて南北朝のお話→開演アナウンス→プロローグという流れでした。

2回目の観劇で、るみこさんからの「お願い」があり、最初の拍手はたまきち(珠城りょうさん)に最初にライトがあたったときまで取っておいてほしいとのことでした。

が、昨日(5月25日)に観劇したときは開演アナウンス(+佐々田先生のご紹介)→るみこさん登場、と演出が変更に。

ウエクミ先生の中で色々と思うところがあったのでしょうか?このへんは1観客にはわかりませんが……。

そういえば、「fff」でも開演アナウンスは途中からでしたね。

何度観ても同じところで泣きます。

しかしまあ、もう2回も見てるんだから慣れるでしょ……と自分でも思うのですが、やっぱり同じところで泣きますね。

四條畷の戦は本当に美しいシーンが多いので、ぜひ泣いてください。

戦装束のたまきちが出てきただけで泣けます。美しい。

初日はマスクを1枚殺しましたが、現在はティッシュ3枚で落ち着いています。ご参考になれば……。

地に足がついた作品だから、安心して見られる

今回、お芝居がもう非常に私に刺さっていまして、「どうしてこんなに刺さるんだろう?」と分析してみたところ。

  • 「滅びの美」がある(神々の土地、金色の砂漠的な)
  • ストーリーの内容が地に足ついたもの
  • 主人公像が主演に合っている
  • 日本物としての美しさ
  • 効果(散る花をイメージした演出が非常に多い)

などのキーワードが浮かびまして、こういう要素が自分にとって好きなものなんだな……と、ちょっと新たな発見をいたしました。

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ショーは変わらず見応えあり。だけど……

ショーも変わらず見応えがあって、目が足りない!という状況です。

特に第3場 ミロンガ。

ANJU先生の振り付けで、男役さんも娘役さんもめちゃくちゃ格好いい、お気に入り場面のひとつです。

後ろで踊っている子たちもすごくて、きちんとお顔を見たい~!!と頑張っているんですが、スピードに追いつけないまま終わることも(笑)。

1回目は「わ~!!」って感じで終わって(あと泣いて)、2回目は「お~、これって○○やな~」とちょっと色々見る余裕が出てきて、それからの3回目。

だけど全然足りなくて、家に帰ってからプログラムを見て「ここはこの子がやってたんや!」とか「この子ここに出てたんや!」なんてこともしばしばです。

場の数自体は少なくて、その分1つのシーンが長く取られているからしっかりと味わえる。

月組が得意とする「芝居」を、ショーの中でもじっくりと楽しむことが出来て、さすが座付きの演出家の先生はすごいなと感心するばかりです。

もっとこんな○○を見たかった!と思わされる作り

ただ、「もっとこんな○○を見たかったな~」と思わせるような、罪深い作りになっているとも思います。

具体的にはさくら(美園さくらさん)が男役を率いているシーンが1つほしかったな……。

格好よく娘役さんを率いているシーンは実はとても多いんですけど、男役さんとの絡みが少ないんですよね。

たまきち以外だとちなつちゃん(鳳月杏さん)とありちゃん(暁千星さん)くらい?おだちん(風間柚乃さん)もか。

れいこちゃん(月城かなとさん)と絡んでる記憶はあんまりないんですよね。

れいこちゃんはだいたいくらげちゃん(海乃美月さん)と組んでるので。

この二人は次世代トップコンビということで組むシーンも多いのでしょうが、いつものすぎて普通に感じますね(笑)。

でもその普通がいいんですよ、本当に……。

満足度が高くて本当に嬉しい一作!

満足度が本当に高い一作なので、毎回帰りは「面白かったなあ~」と、語彙力が低い状態になってしまうのが困るのですが、それくらい今回はお芝居もショーも刺さっております。

もともと月組のカラーが好きっていうのはあるんでしょうけども、すごく自分にフィットしている演目だってのが強いんだと思います。

そして改めてたまきちのスター性の高さを感じたり……。やっぱすごいなあのお人。

 

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