ちょっと更新の間があいてしまいました。
昨日は贔屓を同じくする方と1日楽しく喋りまくっていまして…。
あれですね、高校の頃なんかは1日中友達と今思えば「何をそんなに話すことあるねん」ってくらい喋り続けていた思い出があるのですが、この年になって同じような気持ちになるとは思いませんでした。
今日はタカラヅカニュースで稽古場風景が放送され、かつFNS歌謡祭で雪組さんが出演…ということで、のばしのばしになっていた「壬生義士伝 / Music Revolution!」のショー「Music Revolution!」の全体的な感想を書きたいなと思っています。
初見時の感想は「一徳先生らしい構成だなあ」
初見時~…まあ現在も変わってはいないんですけど、構成が本当に「あ~一徳先生~!」って言いたくなる感じですよね。
大人数推し!ブライアン先生!変わった色使いの衣裳! みたいな感じ。あくまで個人的なイメージですけど。
一徳先生のショーって私にとってはは正直大きく心が動かされる方ではないので、「まあこんなもんちゃう?」って感じでした。
大人数であることの是非
というのも、多分私は一徳先生のショーの何が好みとそぐわないかというと「大人数を舞台に上げすぎ」なところなんです。
もちろんメイン演者だけを出せ!というわけではなくて、メイン演者とそれを彩る演者がちょっと居てくれればいい…という気持ちです。
その理由は明確で、私は板の上全部見たいからです。
人数が多いと誰がいるんだろ~!あ、あの子がいる!っていうよりも「めっちゃ人おる…」になっちゃうんですよね。
私は全体をぼわーっと見るよりも、後ろの子をちまちま観察したいタイプなので、この大人数推しが私にとって「否」なんです。
…とはいいつつも、2回、3回と観るとスルメといいますか「悪くないかもなあ」と思えるのが一徳先生の手腕と言えるのかもしれません。
また、大人数は私の好みでは「ナシ」ですが、宝塚歌劇団のレビュー・ショーという視点でいうと「アリ」だと思っています。
というのも、一般の舞台ですと80人近くが出演するものってそうありません。
受験後厳しくレッスンを受けて舞台人として毎日磨き上げている女性たちが大人数で歌い、踊るという大人数だから出せる「圧」はたしかにあります。
私は正直大人数が板にいると「宝塚に慣れていない人は誰を見ていいかわからんくなるのでは…」と思っているのですが、宝塚に慣れていない人は、大人数が板に乗っていようがいまいが誰を見ていいかわからない(かろうじてトップコンビと2番手くらいまではわかるだろうけど)可能性が高いな、とも思い直しまして。
そう考えると、大人数で歌って踊ってわ~!迫力ある~!!って方が「宝塚を観た!」という満足感が高いのかもしれない…と思いました。
好きなシーンは沢山ある
ほとんど大人数であることに文字数を割いた感じが否めませんが、シーンとして「格好いいな」「素敵だな」と思えるところは沢山あります!
それぞれひとことずつ…という感じではありますがつらつらっと。
第8場 Jazz Sensation!
咲ちゃん(彩風咲奈さん)を中心として、若手のあやなちゃん(綾凰華さん)とあがたくん(縣千さん)を中心としたJAZZの場面、いわゆるブライアン先生シーンですが素敵でした!ジャズ好き!
1シーンとしては長いと思うのですが、人数の変化などのテンポで飽きさせない構成になっていましたね。
第11場 Classic World
いわゆる中詰。衣裳を見た時に「あ~こりゃ一徳先生~」って感じの印象でした。なんというか、派手色フリルお好きな印象あるんですけど、私だけですかね?
Melodiaの中詰もピンクオレンジとかになってましたよね?派手だな?
客席降りもあって、皆さんカラフルなので華やか。
帰ってきた組子たちにハイタッチしているあーさ(朝美絢さん)が印象的でした。
第14場 Dance Revolution!
ひとこちゃん(永久輝せあさん)が錚々たるダンスメンバーを率いた、ひたすらのダンシングシーン。
所見でも度肝を抜かれました。踊りすぎ!!
あゆみさん(沙月愛奈さん)がメインで踊ってらして我歓喜。
この公演が「Music Revolution!」ならぬ「Dance Revolution!」って言われている理由がこのシーンだと思っています。
「みんなこのあと体力大丈夫なのかしら」と心配になるシーンでもあります。
第15場 Music is My Life
「おっ退団か?」と思わせる演出をぶっこんでくる。
でも89期の3人が絡むシーンがあったから…嬉しい…嬉しい…。
昨日お話しまくったお友達が「りおさん(明日海りおさん)もエターナルガーデンの2つ先の公演で退団したから、だいもん(望海風斗さん)も一緒なんじゃない?」と言っていて震えました。
とはいいつつ、私は次作で辞めると思っていましたので、寿命が伸びました(実際大劇場千秋楽のあと退団発表がなくてほっとしました)。
第18場 フィナーレ
きぃちゃん(真彩希帆さん)とカチャちゃん(凪七瑠海さん)の組み合わせが大人っぽくてよい~!!よき~!!!ってなりました。
カチャちゃん細いですが男役としての包容力がちゃんとあるので、しっかりと大人の男性なんですよね…さすがやな~。
きぃちゃんもセクシーな感じでとっても素敵です。私はきぃちゃんのこういう…何…モンロー系(絞り出した結果)みたいなのとっても好きです。
二人が可愛らしくはけたら男役群舞へ。やはり燕尾はいいですね~!
しかしだいもんを中央にしてみたいなのやめろ!退団公演みたいだから!!(過敏)
からの2回目の中詰…と言いたくなる大人数推しがあり、衣装替えをしてきたトップコンビのデュエダン。
このデュエダンめっちゃ好きです!Gato Bonito!のデュエダンも好きなんですけど(あれきぃちゃんのドレスが可愛すぎるんです)、デュエダンのストーリーとしてはこちらが好みですね。
だいもんがきぃちゃんを抱きしめるときのハの字眉毛がかわいいことかわいいこと。
なんだかんだ楽しんでいます
と、文句をいいつつもなんだかんだ楽しんでいます。
個人的には大人数が多いと場面のメリハリが出づらい感じがするので、もうちょっとメリハリつけてほしいな…という気持ちがあるんですが(まだ言ってる)、宝塚でしかできえないショーだから、と言われると「たしかにね」と納得出来る感じです。
クラシカルな雰囲気もあり、ジャズありクラシックありと音楽面も多彩なので、これから観に行かれる方は是非楽しんでいただきたいな…と思います!
コメント