今日のひとこと(2020.010.27):最近初めてべーちゃん出演のCMを観ました。カワイイ!!

【雪組】人生とはなにか。「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」感想(ネタバレなし)

雪組
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昨日は今年初めての大劇場!雪組さんの「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」を観劇してきました。

まず、結論から言うとお話面白かったです!そして歌がめちゃくちゃ多い!
今のこのトップコンビにふさわしい歌いまくりな、そしてお正月公演にふさわしい派手なセットも多い華やかな舞台でした。

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全体的には「苦い」お話

お正月公演!派手!華やか!という印象は強いものの、そのストーリーの軸は非常に重く、そして「苦い」ものです。
画面としてはものすごく華やかなのですが、その中に流れるものはとても苦い、暗い、そんな感じです。

具体的な感想ではなくてアレなのですが、「人生とはなにか、幸せとはなにか」を考えさせられるような。
そういった皮肉な部分や、夢や希望が破れるようなものが散らばっているような。砂利道を裸足で歩くみたいな痛さを持った作品であるとも感じました。

ですので、人によっては好みが分かれる作品かとは思うのですが、演出の小池先生が公式ページで語られていたこと…

今作は、宝塚歌劇の作品としては、少し異色かもしれません。しかし、この作品の主人公を、望海風斗という円熟した男役が演じることで、宝塚で上演する意味が生まれてきます。その点では、望海の存在に集約された作品になりますが、今の雪組は、それを支えるに十分な実力を持っておりますので、味わい深い舞台をお見せできると思います。

ミュージカル『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』の見どころ<後編>

まさに「そう!これ!」といった感じでした。

確かに異色というか、いうてしまえば「別箱向き」っぽい内容ではあるんですけど、そんなの関係ない!と雪組の力量で押し出していったように見えました。
もちろん、それは成功していると思います。

ストーリーもわかりやすくて観やすい構成

この作品では主役であるヌードルスの「幼年期」「青年期」「壮年期」の3つの期間が出てきて、さらにクロスする部分があるのですが、非常にわかりやすく構成されていました。

最初は壮年期で導入し、そして過去を振り返るような形での幼年期、青年期のエピソード。そして最後に壮年期(現在)に戻り、話が展開されていく…という内容になっていて、その導入がとても自然だし「あれ?今どの時期?」と迷うこともありません。

小池先生は「ポーの一族」のときもそうですが、再構成してわかりやすく伝えるのが本当にお上手なんだなと思います。

キャラクターは癖がありまくりでまた良し

登場するキャラクターは、癖がありまくりで、なにか語ろうと思ったらネタバレの範疇に入ってしまうのでは…と思ってしまうほど(笑)。

個人的にはヌードルスは思ったよりもずっとまっすぐな人間で、そして最初の作品解説かなんかで書かれていた「破滅への道」はそんなになかったので、「あっ今回はだいもん(望海風斗さん)いうほど破滅してないやん!」と妙にほっとしました。

正直もっと悲惨なラストになるのかなと思っていたので、私の中ではビターエンドで終わって「平和やん!」となりました(笑)。だいもんに悲惨さを求めているわけではないんですけども…!

また、メインとして出ている女性はデボラ(真彩希帆さん)とキャロル(朝美絢さん)の二人ですが、この二人は男性陣に比べて非常にリアリストだなという印象を持ちました。
特にきぃちゃん(真彩希帆さん)はこういったタイプの女性を演じているイメージが強いですね。似合うというか演じさせたい気持ちになるのかな。

個人的に好きなのはあやなちゃん(綾凰華さん)演じた作曲家・演奏家のニック。
ずっとデボラの近くに居るビジネスパートナーでもあり、幼馴染として彼女を支える、個人的にはおいしいお役やな~と。妙に物事への理解が早いのもポイントです(笑)。

フィナーレは個人的にあの作品を思い出しました

余韻を残すラストから、つながるようにフィナーレへ。

フィナーレの中身も詳しい言及は避けたいところなのですが、私は構成の雰囲気や音楽のアレンジで「これ、ポーのフィナーレやん!!」と思ってしまいました。
もちろんポーのマネをしてる!とか言いたいわけではなく。

同じ演出家の先生ですし、作曲も太田先生がされてますし。でも私は突然の妄想アンテナが飛び出して、「ああ、同期の一本物でお正月公演で一緒だから近い構成にしてくれたの…?ええやん…」と満足しました。

もちろん雪組生の皆さんがバリバリ踊られていて、格好良かったですよ!
個人的には、今回で対談されるヒメさん(舞咲りんさん)ときゃびぃさん(早花まこさん)のお二人を従えただいもんにときめきました。
この学年になると、年上のお姉さまを侍らせることなんてなかなかできませんからね…!よき!

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