【花組】一生忘れられないシュールな画を見た「A Fairy Tale-青い薔薇の精-/シャルム!」(2019.09.17 11時/15時)感想

花組
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人生で忘れられないシュールな画を見た「A Fairy Tale-青い薔薇の精-/シャルム!」(2019.09.17 11時/15時)感想

前回から1週間開けての観劇となりました。

新人公演直前の公演を観て、その後初だったのでどのように変わっているかな?と非常に楽しみだったんです。

しかも今回は久々のマチソワ!ということで、ちょっとまとめて書きたいなと思います。

もともと11時公演だけ観る予定だったのですが、某新聞に1面広告が出ていまして…17日15時の貸切公演を発売します!ということで、つい必死こいて買ってしまいました。

しかも発売日が8月24日だったんですよ。まさかの初日後

まあそんな話はさておいてですね、観劇してきましたのでその感想を。

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    表情の流れがとてもわかりやすくなった 

    これはエリュさんのお話なんですけど、表情のメリハリというか、エリュという精霊の感情の流れが非常にわかりやすくなったな~というのが第一印象です。

    薔薇が咲かなくなったウィングフィールドの庭で最初にハーヴィーを呼んだ時の表情は「ザ・人外」って感じで非常に…よいです…。

    逆にシャーロットと接する時はびっくりするくらい表情が豊かで人間味に溢れています。

     

    ハーヴィーに対しては、最初は人外モードだったのが少しずつ…具体的にはウォードの箱あたりからかな~と思っているのですが、そのあたりから表情が柔らかくなっているように感じます。

     

    どうしてもエリュさんばっかり観てしまうのでアレなのですが、全体的に表情や雰囲気がまとまっているというか、いい意味で落ち着いているような感じでした。

    一緒に観劇した母は「なめらかになった」と言っていて、なるほどな、と。

     

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    ショーではレジスタンスの場面にちょっと変化?

    ショー「シャルム!」では、レジスタンスの場面にちょっと変化があったように感じられます。

    ラスト、華ちゃん(華優希さん)が撃たれた後れいちゃん(柚香光さん)に抱きつくようにして死ぬんですよね。

    れいちゃんも突然のことなので支えきれなくて一緒に崩れ落ちるような感じになっているのですが、よりお芝居的な展開としてはドラマティックになっています。

    2回ともそうだったけど今後も続くのか、その日のことだけなのか気になる…!

     

    シャルムさんの日替わり

    11時公演のシャルムさんは、お歌を止めずに一息で歌い続けるところからスタート。

    客席からは拍手が出るものの、シャルムさんは「止めてよ~!」とカタフィルたちにご要望。

    さらに、どうやら客席にお友達がいた様子。

    凪七瑠海さん、凪七瑠海さんどこにいらっしゃいますか~?」と、カチャちゃんの姿を探していました。

    見つけて何か言うのかと思いきや、「あ、いらっしゃいましたね~!じゃ、歌います!」と歌っちゃいました。うーんフリーダム

     

    15時公演のシャルムさんは、貸し切りなのでそのネタをやるかな?と思いきや…

    カタフィルたちに「今日は火曜日ですね。フランス語で火曜日ってなんて言うか知ってる?」と後ろを向いて問いかけ。

    カタフィルたちは突然のことにえっ!?えっ!?と大混乱。「何かとりあえず言って!」って誰かが言っていたような(笑)。

    ほってぃー(帆純まひろさん)が「サンデー!」とかとんでもない爆弾をかましてきた

    ので、ついシャルムさんも「火曜日だよ!?」と突っ込んでしまった。

    多分ゆーなみくん(優波慧さん)であろう声で「チュズデー」というボケがあった後、シャルムさんは「まあ私もわからないんですけどね。では戻ります」とあっさり戻っていったのでした…。

     

    シュールな画のアフタートーク

    15時公演は貸切公演なので(何回言うねん)、終演後にトップコンビのお二人のちょっとしたトークがありました。

    りおちゃん(明日海りおさん)だけ、ってのは結構あると思うのですけど、華ちゃんも一緒って珍しくないですか!?

    なので非常に楽しみだったのですが、感想としてはとてもシュールだったので、おぼろげな記憶でレポートを残したいと思います

     

    終演後すぐに司会のお姉さんがいらっしゃって、幕が再びあがり二人が並んで礼を…まではうんうん!あるある!な光景だったのですが

    その後突然大きめのカゴ(お見舞いにある果物籠的な)を持ったスーツのお姉さん二人が下手からいらっしゃって、トップコンビの正面へ。つまり我々には後ろ姿をみせた状態ですね。

     

    今回の貸切公演の協賛会社(健康食品の会社でした)からトップコンビのお二人へプレゼント、ということなのですが、贈呈するまで結構時間があって(2分くらい?)、その間トップコンビはお姉さんと見つめ合わないといけないし話もしちゃいけない感じでなんとも言えない雰囲気が流れ…。

    贈呈された後もそのカゴずっと持って喋らないといけないみたいで、トップコンビは顔を見合わせながら困惑ニッコリしてて…なんだこの画…ってなりました。

    正直いってめっちゃおもしろかった

     

    インタビュー内容としては普通って言ったら失礼なんですけど、恒例といった感じのもの。りおちゃんが今回退団公演で、もう半分以上過ぎているけどお気持ちは?みたいな質問には「毎日が目まぐるしい。だけど私がめまぐるしかったらいけないので、1回1回の公演を大切にやっていきたい」と。

    華ちゃんは「明日海さんと同じで、1回1回の公演を大切につとめていきたい」。

     

    客席との一体感がすごかったけど、舞台上から客席は見えているのか?という質問には「今回のショーは場面が多く変わることもあり、お客様との一体感が非常に大切なショー。今回はちょっと階段を降りてお客様のところに行くのですが、笑顔で迎えてくださるので嬉しい」みたいな…かなりニュアンスですがこんなことをりおちゃんは言っていた気がします。

    司会のお姉さんが「(客席降りで)びっくりしすぎて固まっていた方もいましたね!」と言っていました。初見ならびっくりするよね。

    客席が見えるかについては「2階席のお客様の表情まで見えることもあるんですよ」と。本当にりおちゃんは2階席をよく見てくれます…。

    ほんとなの~?みたいな感じで客席がザワついたら「ほんとですよ!!(笑)

    華ちゃんは「なかなか客席を観る余裕がないことも多いのですが…」から始まりつつ(早着替えとか多いですもんね華ちゃん)「お客様と目が合った時は笑顔でいてくださって、逆にこちらが幸せやパワーをもらっています」と。

     

    司会のお姉さんがかなりグイグイいかれる方で、トップコンビのお二人には1年分の健康食品がプレゼントされたそうなのですが、それで頑張って舞台をつとめてください!みたいな、とりあえず協賛企業のやつ入れてけ!って感じがめっちゃ面白かったです。

    りおちゃんも「1年分の健康食品をいただきましたので、あと1年は健康に過ごせそうです」って言ってました。一生健康でいて!!!

    また、「これからもよりよい舞台を創るために頑張って参ります」とも言っていてですね…なんでしょうね…もう宝塚としての舞台は3ヶ月(実質2ヶ月ないくらい)しかないんですけど、これからも舞台に出てくれるのだろうかなんてちょっと夢を見たりしました。

    あと、「本日は、朝日レビューサークル様のかしこり…あっ!貸切公演に」って言ってて本当になごみました。

    こういった終演後に挨拶やインタビューがあるような貸切公演にず~~~っと当たっていなかったので、今回退団公演という機会にチャンスを掴めてよかったです。

     

    それに、健康食品がいっぱいつめこまれた果物籠をずっと持ったまま話し続けたりおちゃんの姿は非常にシュールで貴重だったので…一生の思い出になると思います。

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