【星組】今年最後の珠玉の作品「龍の宮物語(2019.12.05 14:30)」感想1(ネタバレなし)

バウホール入り口星組
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ちょっと間が空いてしまいましたが、その間は観劇しておりました。

そのひとつが星組・瀬央ゆりあさん主演の「龍の宮物語」です。

観に行く前からTwitterなどでも絶賛の声が多くて「めっちゃ面白いんやろな~いや~これは楽しみ!!」とめちゃくちゃ期待のハードルを上げて行ったのですが、そんなハードルをゆうに飛び越えてしまった、そんな素晴らしい作品でした。

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伝奇ものの小説を読み終えたような気持ち 

この舞台を見終わった時、私はまるで伝奇ものの小説を1冊読み終えたような気持ちでした。

面白い本を読むとスッキリした読後感になるのですが、それと同じで、シンプルに「ああ、良かったな」と心の中に満足感が広がる、そんな感じです。

ここってこうなのかな?」「あそこはちょっと謎だな…」という、後に引く部分も残しつつ、「この作品を見た誰かと語りたい!!」と思わせるような。

1幕と2幕のバランスもとてもよかった

1本物の感想でよく観られるのが「1幕は面白いんだけど2幕がイマイチ」という感想。イマイチの内容は人と作品によって違いますが、「2幕は展開が急」とか「1幕と雰囲気が違って自分に合わない」とか様々。

個人的に、この作品は1幕と2幕のバランスもとても良かったと思います。

1幕では瀬央さん演じる清彦とヒロイン・玉姫との出会い。そして清彦にまつわる謎が散りばめられ、1幕の終わりで思わず「2幕が気になる~!!!」と言いたくなる内容になっています。

そして2幕ではその謎が明かされつつ、清彦と玉姫の関係もひとつの答えがでます。
上手いこと気持ちよくこちらに謎の答えを渡しつつ、清彦が劇中で言っているような「心臓を掴まれる」ような展開となり…2幕では多くの方が涙しているようでした。

1幕で持ってきたものを2幕できちんと消化させ、かつ焦るようなこともなく着地するべきところに着地する、そんな印象を受けた作品です。

少人数だからこそ出来る作品とも思える

うだうだ言ってきましたが、結局は「とてもおもしろかった!!」につきるこの作品ですが、その一方で「少人数の別箱だからこそ出来る(映える)作品でもあるなあ」とも思います。

といいますのも、大劇場ですと出演する人数も多く、スターシステムも相まってある程度番手順に出番がないといけません。もちろんそれはこの作品も該当するのですが、出演者が少ない分「本当に書きたいこと(見せたい部分)」をより強調して表現出来るのだろうな、と思いました。

人数が少ない分一人ひとりに見せ場があるし(下級生でも名前付きの役をもらえたりもしますし)、その分お話もシンプルで見やすい。別箱はいいなあと思わず言ってしまう部分ですが、それを今回はより強く感じました。
だからこそ、本公演の演出って大変なんだろうな…とも。

そして瀬央さんがとてもよかった

これはまた改めて書きたいんですけど、瀬央さんがとてもよかった!!!これは声を大にして言いたい!!!

瀬央さんをナメてたわけではありませんが、「ここまで素晴らしいとは…」とよすぎる意味で期待を裏切られました。なんてことだ!!本公演でもこんな役をさせてあげてくれ!!と言いたいくらいです。

本当に繊細で素晴らしい演技でした。ちょっとりおちゃん(明日海りおさん)まで彷彿とさせるような、押し留めていた感情が溢れる時など、本当に…素晴らしかったです…

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