【月組】「出島小宇宙戦争」感想的妄想-ふと考える月の住人たちへの疑問点(ネタバレあり)

月組
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ネタバレが入った感想は14日に観劇した後に書きます!…とか言っておきながら、ふと布団の中で急に浮かんだ疑問が出てきたので、どういうことなんかなーと妄想考察してみようと思います。

今回の疑問点は「月の(都の)住人」に対するもの。

本編中でも明かされていないファンタジーな部分なので、バリバリ妄想していくぞ!という内容になっております。
また、めちゃくちゃ本編のネタバレを含みますのでご注意ください。

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月の住人は長命なのか、それとも不死なのか?

浮かんだ疑問は「月の住人は長命なのか、それとも不死なのか」です。

そもそもなぜこんな疑問を持ったのかといいますと、今回くらげちゃん(海乃美月さん)がすごく等身大の女性としてタキ(カグヤ)を演じているように思えたからです。

カゲヤス(鳳月杏さん)と出会い、彼の望遠鏡を奪っていく時のやりとりのキュートさは筆舌に尽くしがたいものがあり、「アンナ・カレーニナ」では心に情熱を秘めながらもしっとりした大人の女性を演じていたり、「夢現無双」ではすべてを見透かした、浮世離れした吉野大夫を演じていたり…と、学年よりも大人っぽい印象の役が多いくらげちゃんでしたが、今回はとても学年に合っているというか、そのままの可愛さが出ている気がしたんですよね。

キャスト別感想のようになっていますが(その時のネタがなくなる…)、そこでふと思い出したわけです。「あれ、そういえばタキもめちゃくちゃ年を取ってる人じゃないか!」と。

そこで思ったのが、最初の疑問です。

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個人的には「長命種」説を推したい

では、月の住人たちは長命なのか、それとも不死なのか?その妄想の結論として、私は「長命な種族」であると考えます。

月の住人がもともと地球人よりも長命な種族…例えば400年、500年生きるのが普通の種族であり、そしてタキくらいの見た目であれば、まだまだ現地人としては20歳そこそこくらいでしょうし、身体の成長に合わせたメンタルであれば、彼女の言動は年齢に見合った等身大であることは十分に考えられます。

しかし、不死の種族であれば「死」というものがないため、否応なく厭世的になりそうなイメージがありますし、もっと感情も冷めていそうな偏見があるんです。

月の住人に感情は不要、とツクヨミ様(梨花ますみさん)もおっしゃっていますが、「不要」と言っているだけで感情がないわけではありません。
不死の種族であれば、感情があったとしてもみんな感情自体が死んでいくのでは?と想像します。

代々受け継がれていく「カグヤ」と「女王」の存在

また月の住人が不死なのではなく長命であることは、代々受け継がれていくスパイの「カグヤ」という存在と、「月の女王」という存在も後押ししているように感じます。

みんな不老不死なのであれば、そもそも代替わりする必要がありません。

しかしかつてスパイ「カグヤ」として存在していた現月の女王ツクヨミという存在がおり、タキ自身が「カグヤは代々スパイとして命を受けたものが名乗る名前」と劇中でも話しています。

あとこれは非常にメタな見方で申し訳ないのですが、女王ツクヨミにみとさん(梨花ますみさん)が起用されていることからも、その速度は遅くとも年齢を重ねる種族であることは間違いないのでは?と感じるのです(アルテミスやセレネは幼いイメージがありますしね)。

不死ならば蓬莱の玉の枝は存在しなかったのではないか?

また、そもそも月の住人が不老不死であれば「蓬莱の玉の枝」そのものが存在しなかったのではないか?と強引な説を考えてみたいと思います。

もちろん環境によって育つ植物は変わりますので、月の住人がみな不老不死であっても蓬莱の玉の枝を手に入れる可能性は十分にありえます。

しかし月で利用方法(効能)が知れ渡っていることからしても、不老不死の種族ではない、と言えそうです(もともと不老不死の種族の場合、その効能を確かめる術がないため)。

まあだからといってなんやって話なんですが

まあ、長命であれ不老不死であれなんや、っていう話ではあるのですが、くらげちゃんがとてもかわいかったので、つい月の住人に思いを馳せてしまいました。

私自身こういった妄想の余白がある作品が大好きなので、いろいろと妄想ネタが浮かんでしまいますね。

ここまで書いて「歌劇の座談会とかで不老不死種族ですって書かれてたらどうしよう」と思って見直しましたが書かれていなかったので多分ネタとして扱って大丈夫だと思います。

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