【月組】「WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲」キャスト別感想1(珠城・美園)

月組
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My楽も終わったので、ここからはキャスト別感想で進めていきたいと思います!

今回はトリデンテのお3人…の予定だったのですが、ちょっと長くなってしまったので、トップスターのお二人について書いていきたいと思います。

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珠城りょうさん

まずはトップスターのたまきち(珠城りょうさん)。

体格がいいので、和物もしっかり似合います。個人的には青天の方が好きなんですけども…!今回はなかったので、それはちょっと残念。

どうしてもたまきちのことを何か言おうとすると「安定感」という単語が頭に浮かびすぎてしまい、毎度同じことしか言ってないやん!という話になってしまうのが辛いところなのですが…。
何をしても「たまきちである」という確固たる安定感は、やっぱりたまきちの魅力なんですよねえ。

特殊な役柄も見事に演じきった、と思う。

さて、お芝居「ピガール狂騒曲」では、自身で多分初となる、女性と男性の2役を好演。

「ベルサイユのばら」のような特殊な演目でない限り、トップスターが女性を演じることはそうそうありませんので、かなり貴重な作品と言えるかもしれません。

そのため、メイクもちょっと女性よりといいますか、普段の男役メイクよりもやわらかい印象で、「男役なんだけど女性らしさが見える」という絶妙なラインだなと思いました。

立ち方、歩き方も細かく意識されていて、「ジャックはジャンヌという女の子である」という前提が刷り込まれているのもあるのでしょうが、それでもジャンヌの年頃(多分)の女の子としての振る舞いがとっても愛らしくて魅力的に見えました。

ジャンヌの兄であるヴィクトールとして登場するときは、いつものたまきち…といってはあれですが、安心感が強く、相変わらずスーツがお似合いの姿になっていて、うん。一粒で2度美味しいと言ってもいいなーと思います(笑)。

 

今後のアドリブにも期待したい!

また、今回はコメディということもあり色々と彼女もアドリブをやっていて。

真面目なイメージがあるので、ちょっとふざけてるだけでも意外性を感じてしまうところは、ギャップ的な魅力と言えるかもしれません。

本人曰く「真面目に思われるけど、意外とそうでもない」そうなので、枷を外して色々やってほしいなあと期待している部分もあります。東京で弾けてほしいな~。

次でやめるのが寂しい…

前の記事にも書いたのですが、フィナーレではちょっとりおちゃん(明日海りおさん)を思わせるような部分もあり、一人で感動してしまいました。
「りおちゃんに近づいたからいい」という意味ではなく、つながりを感じたんですよね。

しかし、もう次の本公演で彼女がいなくなってしまうのか…と思うと寂しさが尽きませんが、最後まで応援しつづけるつもりです!

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美園さくらさん

本当にどんどん綺麗になっていくなあ、というのがさくら(美園さくらさん)を観た感想です。

スタイルもいいしさ…金髪も似合うよね…。

みるみるうちに輝けるトップ娘役になった、と思う。

彼女に限らず、トップ娘役さんは最初はまだ学年が低いことも多いので出来上がっていないこともままありますが、目をみはるほどの速さで綺麗になっていきます。

さくらもそうで、最初から愛らしい子ではありましたが、今はぐっと綺麗になって強いオーラまで感じるようになりました。

今回の作品では様々な男性を虜にする立場でしたが、それが納得できる美しさや気高さが出ていることが本当にすごいなと思いますし、先程も書いたように「もっと見ていたいな…」という気分にさせられます。

だからこそ、さくらが退団してしまうことが残念でならないんですよね。
まだまだ彼女は輝けるし、もっと彼女の作品を観たい!そう思わせてくれる娘役さんです。

ついつい注目しちゃう衣装!

正直、和物はあのしゃべ化粧って似合うのかしら?と思っていたのですが、見てみたらあらあら似合うじゃない!ピンクの着物もとっても華やかで。

お衣装と言えば、ガブリエルのお衣装は外せませんね!
あのメインのストライプのドレスは本当に本当に可愛くて、でっかいスチール買おうかなって思うくらい(笑)。

もちろん他のお衣装、ムーラン・ルージュのステージに立つことを伝えるために来た時の黒いドレスも素敵ですし、ステージ衣装も好きです。赤でカワイイ!

フィナーレのドレスもめっちゃくちゃ可愛いし似合ってるし、なんでしょうね。
本当にさくらに対してはかなりべた褒めですね。

 

節回しにクセがある?私は好きです。

突然ですが、母はさくらの台詞回しがクセがある、とよく私に言います。

確かにそうなのかな?と思うこともあります。ちょっと海外ドラマっぽい感じ?あくまでイメージですけど。
私はそのクセがある言い回しがめちゃくちゃ好きだったりします。声が綺麗だから気にならないのかもしれませんが。
前作のエマや、今作のガブリエルについてはそのクセがいい方向に出ているような気がしますね。

たまきちはまあ、私は半分モンペなのであれなんですけど(笑)。

たまちゃぴとは違った、いいコンビですよね。

たまきちの相手役を長くつとめたちゃぴ(愛希れいかさん)。

たまちゃぴはめちゃくちゃ大好きなトップコンビで、ちゃぴが先に辞めてしまうことは任期的にも「そうだろうな」と思いましたが、次のトップ娘役さんは大変だろうな、とも思いました。同じ気持ちになった方も多かったんじゃないかなあ。

さくらはいうたらちゃぴちゃんとどうしても比較される立場で、その中で懸命につとめてきたであろうなということが「I AM FROM AUSTRIA」で開花しました。それこそ今作でガブリエルが「花は咲かせるものではなく、自らの力で咲くもの」と言ったように。

まあ、その前の作品がさくらのお披露目というよりはみやちゃん(美弥るりかさん)の退団の比重の方が大きかったため、なかなか彼女自身の力を発揮できなかった(遠慮していた)のかもしれません。

とはいえど、「クルンテープ」のデュエットダンスでもすでに相性の良さといいますか、並びの良さを感じていましたし、その後はたまちゃぴとは違う雰囲気を持つ、どちらかと言えばしっとりとした大人っぽいコンビとして大きな魅力を出してきたんじゃないかなと思います。

退団公演で書いてる記事かな?と我ながら思っていますが、なんだかんだ、たまさくコンビもめちゃくちゃ好きなので、もっとみたいよ~~~!!!ということが言いたいだけでした。

なんでしょうね、どうして退団を決めたひとはあんなにも輝いてしまうんだろう。

 

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