【月組】アドリブも毎回楽しめた!My楽が終わったので総括「WELCOME TO TAKARAZUKA / ピガール狂騒曲」(2020.10.23&26)

月組
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10月23日と26日の公演を観劇し、My楽を迎えた今回の月組公演。

2回分あわせてとなってしまいますが、これで生観劇は終わったということで(千秋楽は配信で見る予定です)、個人的な総括を書きたいと思います。

どの公演にも言えることではありますが、観劇するたびに新たな発見があり、やっぱり舞台っていいな~!と改めて感じましたし、ショーもお芝居もとても好きな公演だったのもあって、かなりのめり込みました。

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ショーはやっぱり綺麗、群舞は感動する

ショー「WELCOME TO TAKARAZUKA」について。

テーマ曲が耳に残るともっぱらの評判ですが(笑)、和物ならではの華やかさ、美しさを感じられる素敵な作品ですよね。セットも綺麗。

母が「洋物のショーは衣装が統一されるけれど、和物は色味や柄が細かく違ってもOKなのがいい」と言っていて、なるほどなと。

場面が少ない代わりに1つがとても長く作られていて、濃いのが大きな魅力だと感じます。

どのシーンも好きですが…ひとつ選ぶとしたらやはり「月」ですね。

あの人数(それでも全員ではないですが…)で美しいフォーメーションで踊るのは、やはり宝塚の真骨頂だと思いますし、黒×金色のコントラストがとっても美しい。

一体感がすごくて、とても大きな力を感じてめっちゃくちゃ感動しますね。

ナウオンで、ありちゃん(暁千星さん)が、実は三兄弟という設定でやっていると話していてほっこりしました。

フィナーレも好きで、特に松本悠里さんが新しいお着物で踊られるところがいいですね~!
「雪」では亡くなった男性を待っている女性でしたが、新しい道を選んだのかなとか、お着物の柄からみるに渡り鳥?を表して次の花のところへ行くのかな~とか色々と想像が膨らみます。

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お芝居はテンポがよくて、アドリブは濃い。

お芝居「ピガール狂騒曲」はそのテンポの良さが魅力。

コメディタッチなのでこちらも軽く(気楽に)観られますし、毎回変わるアドリブも大きな見どころではないでしょうか。

ナウオンでちなつちゃん(鳳月杏さん)が「自分がやればやるほど周りが引き立つ」的なことを言っていましたね。そのかい?あってか、ウィリーが空回りすればするほど面白いという…。

後半の笑いのほとんどは彼女が絡んでいるところなので、重要な役ですよね。

キャスト別感想でもこういったことは書いていきたいなと思います!

公演が進むにつれて、アドリブについてもどんどん濃く、みんなが自由にやっているように見えて、毎回の違いを楽しめるという点でも、何度でも観たくなります。

23日のアドリブ

23日のアドリブで覚えているところを列挙しますと…

れいこちゃん(月城かなとさん)のお願い~~~~のところで、「長くできた!」と喜んでいた
るみこさん(光月るうさん)に対して、「振りができるまで給料なし!
・チケットは完売していた(笑)
・後半の墓地シーンでからんちゃん(千海華蘭さん)が「10年後にここで決闘な!」と、ちなつちゃんと約束を交わしていた
・近道からちなつちゃんとるね(夢奈瑠音さん)が帰る際、「橋がかかっているな。二人で渡ろう」とるねの手を取って通行。花道前でデュエダンぽいポーズ(るねが娘役風)を取ってからハケ。

最後のアドリブは、るねが「いやあ(ファンの方々)すいません~!」って感じになってたのが面白かったです。このコンビいいですよね~。

あとこれはアドリブかわからないのですが、最後の最後でさくら(美園さくらさん)とれいこちゃんに突き飛ばされた?まゆぽん(輝月ゆうまさん)をじゅりちゃん(天紫珠李さん)って毎回足蹴にしてるんでしょうか。

初めて気づいたのがこの日で、「ミス、きみなかなかやね…!」と思ってしまいました(笑)。

 

26日のアドリブ

26日は…

・お願い~~~~はかなり長め。れいこちゃんもう最後は声でてなかった(笑)。
こっそりたまきち(珠城りょうさん)が4人組の後ろに隠れちゃって、れいこちゃんが「あれ?」とびっくり。
みんな(4人組)が「ここにいる!ここにいる!」とたまきちを押し出し、たまきちも「はい、います…」と定位置に(笑)。
・ハケるときは「なら明日から来なくていい!
・チケットを買いたいまゆぽん、ええ声で「4枚ぃ~~↑」(拍手!)
・墓地では、なんとちなつちゃんがからんちゃんを(背が低いので)見失い、「あれ?どこだ?
るねにもどこにいったんだ?と確かめている感じ。
その後、たまきちも「私もちょっと見失いかけました…」と、完全にからんちゃんいじり(笑)。
・「橋がかかっている。しかも2本も!」もうちょっと何か言っていたはずなんですが…!!

千秋楽や東京では、どんだけのアドリブが出てきてしまうのか、これから楽しみでなりません。

ここ最近の中で、一番好きなフィナーレ。

そしてフィナーレですが、正直ここ最近の作品の中で、一番好きなフィナーレです。

最初はありちゃんのせり上がりから、106期生のカワイイカワイイロケット。
衣装もとってもカワイイですし、一人ひとり顔がちゃんと見えるように工夫されている振り付けも愛に満ちていて、とっても好きです。

しっかりとしたフォーメーションダンスかつ、多少のアクロバットもあり…と大変そうではありますが、無茶な感じはないので、ケガなしで最後までいけそうかなと。
やっぱり最初で最後の機会なので、最後まで一緒にやりきってほしいなと思っているので…。

その後、たまきちを中心に娘役さんとの群舞!
たまきちはナウオンで「月組らしい」と言っていましたが、私の中では(明日海世代の)花組らしい印象を受けました。

ちょっとした振り付けとかも、なんとなくりおちゃん(明日海りおさん)を感じて…。やっぱりりおちゃんも月組育ちなんだなーと改めて思いましたし、たまきちがこういう感じも似合うなんて男らしくなって!という気持ちもあり。

そんなちょっとりおちゃんみを感じた群舞の次は、格好いい燕尾。
装飾もなく非常にシンプルな燕尾ながら、「これこれ!こういうのが観たかったの!」という気持ちを満たしてくれる素晴らしい振り付けでした。

正直この燕尾は本当に、私の中で2020年で一番といってもいいくらいです。

その後のデュエダンでは、あまりたまきちとさくらが絡まなくて「珍しい振り付けだな?」と思っていたのですが、ナウオンでその謎が溶けました。

たまきちが歌っている曲の内容が、そもそも別れた女性のことを歌っているもので、さくらはその思い出の中の女性(幻影的な)を表しているそう。

だからか~!!と腑に落ち、そう考えてみるとかなりお芝居みが強いんだなと。

さくらのドレスの色も可愛くて…。今回、さくらの衣装はどれも可愛くて見応えがあって大好きです!一番好きなのはメインのストライプです。体細すぎる~!!

そんなわけで、観ていない方はぜひ配信で!

と、これまで書き散らしてきましたが、お芝居もショーも満足度が高い作品なので、まだ観ていない方や、興味があったけど迷っていたという方は、ぜひ千秋楽の配信を観ていただきたいなと思います。

回し者状態ですが(笑)、3,500円(だったかな)の価値は絶対にある!と断言できますので…!

個人的に心残りな点は、今回2階席から観劇できなかったこと。
特にショー、月の場面で2階席から観たらどうなっていたんだろう…?とめちゃくちゃ気になっています。

配信でちょっと上から映してくれないかな…なんて期待しちゃいますが、どうでしょうね…。

 

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