今日のひとこと(2021.10.10)今日からマドモアゼル・モーツァルト上演ですね!水曜日に観劇予定です。

【星組】「柳生忍法帖」感想(ネタバレあり)|明快なストーリーが○!多少ツッコミたくなるところもあるけどね

星組
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10月1日、新しい月のはじまりに星組さんの「柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!」を観てきました!

柳生忍法帖は山田風太郎さんの小説が原作とのことですが、私は残念ながら読んだことはなく。

ささやかな柳生十兵衛の知識のみで観劇したのですが、わかりづらいところもなく楽しめました。

とはいいつつ、ちょっと演出的に気になるな~という部分もあった感じですかね……。

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面白いストーリーで引き込まれる!

私はもともと時代劇やらが好きな人間ですので、「柳生忍法帖」のストーリーは非常に好みでした。

原作の小説も読んでみたいな!と思えるほど。

会津藩のお殿様が結構ムゴいことをしているので、胸くそ悪いなーと感じるところも多いのですが(笑)、作中でしっかり裁かれているのでスッキリ。

モヤモヤが残らないお話というのは、いいものです!

こっちゃんのコミカルな感じがよかった~

こっちゃん(礼真琴さん)の十兵衛も非常に似合っていました!

私の中ではかっこいいよりはかわいいよりの印象をもつ彼女ですが、声が太く低いので、ちょっと粗暴な役も似合いますね~。

強いけどもそこに奢らず、人懐っこい感じもとても好印象で、非の打ち所がない人!という感じでしたが、沢庵和尚や父とのやりとりなどのコミカルな部分でキュートさがだされていて、身近に感じられるのも個人的に○。

さすがの身体能力を駆使したアクションシーンも見応えがありました。

ラスボスの展開は「なるほどね~」と思わせる

ストーリーというか設定の話になりますが、天才剣士である柳生十兵衛であれば、ほとんどの武士は敵ではないはず。

しかし、愛ちゃん(愛月ひかるさん)演じる「芦屋銅伯」が天海と双子であり、かつ命(と寿命)を共有しているという設定により、「殺したくても殺せない」という背景をもったことで一気に強大な敵になっていて、なるほどな~!と感じさせられました。

正直、ポスターなどの先行画像を見た時には「なんでこんな妖術師のようなスタイルなの……?」と思っていましたが、108年も生きているなら納得!

金髪ですが、白髪っぽいイメージなのかな?それとも人を超えた力ゆえにその色になってしまったのかな?などなど、色々想像してしまいます。

るりはなちゃん、見せ場あってよき…!!

今回新人公演のヒロインを務めるるりはなちゃんこと、瑠璃花夏さん。

姉をさらわれてしまったために自分のやりたくないことをずっとやらされつづける小姓(なのかな?)「天丸」を演じています。

七本槍の肉壁にさせられて深手を負いながらも、姉のために城に戻らなければならない…と身体を引きずって行くという、なんとも胸が詰まる役どころ。

ですが、しっかり見せ場があってよかった!

ちなみにわたしは未だに鳳花るりなちゃんと間違えることがあります。お顔のタイプぜんぜん違うのにね……。要修行。

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個人的にツッコミどころもあるけどね…!!

この作品に限ったことではありませんが、ツッコミどころというか、気になる部分もあるっちゃあります。

尋常に勝負してくれるやん

あかちゃん(綺城ひか理さん)演じる七本槍のひとり「鷲ノ巣廉助」と、漣レイラさん演じるこちらも七本槍のひとり「具足丈之進」に、堀一族の女性たちが挑むシーン。

七本槍って冷酷!残虐非道!という触れ込みだった割に(割にって言っていいのかはわかりませんがw)、きちんとひとりずつ戦ってくれるのって優しくないですか!?

というか、なんで漣レイラさんはあかちゃんを見捨てた(手伝わなかった)の!?とちょっと思っちゃいましたよね。

卑怯に戦わないところはやはり武士だからなのかしら……?

尺の問題ですかねえ(身も蓋もない)

ひっとんの心の描写がもうちょっとほしいんだけどなあ

ひっとん(舞空瞳さん)演じる「ゆら」は、芦屋銅伯の娘。

神通力(霊力)を持つ芦屋一族の数少ない生き残りのひとりで、父の野望を果たすため、自分の心を殺しながらも従っている……という女性。

周りには残虐だったり、自分のことしか考えていないような男性ばかりの中、己の志に沿って、人の為に自分の命を投げ出すこともいとわない十兵衛に対して「この人は今まで見たことがない!」と心を震わせ、彼に恋するまでに至ります。

その事情はめちゃくちゃわかるし王道で素敵なのですが、あまりにも急に「好き!」というモードに入ったものですから、こちらとしてはちょっと面食らう感じ。

そもそもこれまでに十兵衛とゆらが出会ったのは江戸の一度きり。

(宝塚に限らず、舞台作品では一目惚れなんてそこかしこに転がっているイメージなので、会う回数や絡んだかどうかはそんなに問題とは思ってはいませんが)

ゆらの心情の変化が、観客に通じづらいままの展開はどうなのかしらね?という感じ。

私はプログラムであらすじ(ネタバレ)を見るようにしているので「このタイミングでゆらが動くんやなあ」と思えていましたが、プログラムを見ずに観劇された方はどう感じるのかな……とは思っちゃいます。

センタープレスがさ

愛ちゃんが二役を演じる、天海大僧正。

生身(?)で出てくるのは1シーンだけですが、そのときの服装がどうしても「センタープレスパンツやん」になってしまい、ちょっと笑ってしまいました。

私は仏道に詳しくないので、何かしらの儀式的な服装なのかもしれません。

しかし、突然のセンタープレスパンツにどうしても目が行ってしまいました。気になるやん!!!

1回でわかる明快なストーリーは個人的に○!

ストーリーはとてもわかりやすく、1回見ただけでわかりやすいのは好感触。

もともとのストーリーがしっかりしているからだと思います。

演出面においては、個人的にはちょっと間延びしてる部分もあるな……と感じるところも。

ダンスのみのシーンが結構長く取られているなと思う部分が数箇所あり、「この部分にお話の展開をもうちょっと入れられたんじゃないのかな?」といった考えが頭をよぎりました。

(本公演なのである程度しっかりと組子全員を出さなければならない、という意味で取られているダンスシーンであると考えると納得できますが)

沢庵和尚を演じるてんてん(天寿光希さん)とこっちゃんのかけあいはさすがの息の合わせ方ですし、千姫を演じた白妙なつさんのパワー?威光?も凄かったです。

様々なキラリと光る見どころがあった一作に感じますし、ファンタジー要素も多めに含まれているので、日本モノはあんまり……という方でも見やすいんじゃないかな?と思いました。

仇討ちから始まるってのも個人的に好きな展開

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