台風という大きな災害の中、無事に昨日星組さんの「GOD OF STARS-食聖-/Éclair Brillant」千秋楽が行われました。
私はライブビューイングで観劇です!
宝塚大劇場の時もとっても楽しかったので今回も楽しいんやろうな~と思い、笑う準備をして映画館に行きました。
中継が終わったのはだいたい18時20分ごろ。めいっぱい楽しんで帰ってきました!
お芝居やショーの変化は…
ついつい探したくなるのが「お芝居やショーにおける宝塚と東京での変化」。
とはいえそんなにたくさんの回数を観たわけではないので大きな違いがあれば!というくらいで臨んだのですが、特別変更はなさそうな感じでした。
仮にあったとしても、お芝居はアドリブもバリバリ入りそうなのでどこまでが定められたものなのか全くわからず…!
小林寺のシーン、両サイドに映像が出なかったのは「出さなかった」の!?それとも本当にアクシデントで「出なかった」の!?と判断出来ませんでした(笑)。
お芝居とは直接関係ないのですが、プロローグで琴ちゃん(礼真琴さん)が孫悟空役で銀橋に出る時、みつるさん(華形ひかるさん)、せおっち(瀬央ゆりあさん)、くらっち(有沙瞳さん)、ひっとん(舞空瞳さん)が一緒に出るんですけど、これ次回本公演のメインキャストですよね…愛ちゃん(愛月ひかるさん)いないけど。
これもあってみつるさんを次回作も呼んだのか!?と勝手に鳥肌が立ったのでした。
ショーも当然久々。「みんな銀色っぽい衣装どこかで最近観たな~」なんてふと思い、そこで思い出したのが「クラシカル・ビジュー」でした。
そういえばあのショーも(宙組だからってのもありますが)宇宙っぽいテーマ(宝石というテーマを都合よく忘れる)だし、同期のまぁ様(朝夏まなとさん)の退団公演のショー…!これは…!!と一人で都合よく同期でお揃いコズミックショーいいよね妄想をしていたのでした。
実際、お花渡しもまぁ様でしたしね。絶対くると思ってました!ヘラオくんとペラオくん。
カメラワークに関しては前回よりめっちゃよかったです。
お芝居・ショーともにしっかり退団者の方々を多めにキャッチしてくれていて、たくさん観られてありがたかったです!
お芝居のプロローグでれんれん(如月蓮さん)が元気すぎて衣装のひらひらが顔にバチーン!てあたっているところも見れました。ありがとうございました。
やっぱり楽しいサヨナラショー
そして楽しいサヨナラショー!宝塚大劇場の時もそうだったけどやっぱり楽しい!!
ちょっと気になった部分がありましてですね、琴ちゃんがアデレイドの扮装で出てきた時、胸元が私の映画館では茶色く見えまして、それがどうもカツラに見えてしまいまして…。
胸の詰め物?としてカツラ詰めたのかなとか、そのカツラを胸元から取り出して紅さん(紅ゆずるさん)にかぶせるためのネタか!?などなど考えていたのですが、別にそんなことはなかったです。
あれ偶然そう見えた影やったのかな…気になってずっとそこばっかり見てしまいました。
そして紅子ちゃん!今回も飛ばしてましたね~!
台風に対する「バカヤロー!」は本当に。特に紅子ちゃんは言ってもいい立場!
宝塚のときに比べても非常にお口が回っていて、前楽があかんかった分テンションも高かったんやろな~と感じられるようなトークでした。
個人的に好きな部分は指揮者である佐々田愛一郎先生のお話。
スカピン新人公演の時の指揮者が佐々田先生で、当時紅さんは歌の入りがわからず、先生の「はいっ(と手を出す)」がないと歌うことが出来なかったとか。
先生に対して丁寧に感謝の言葉を述べられていました。
あと、途中かなり強い語気のところがあったんですが…なんだったかな、紅子はコーレスないとやってられへんねん!みたいな内容だったと思うのですけど(鳥頭)。
関西に住んでる人間からしたら「飛ばしてんな~!(笑)」くらいなのですが、あまり関西弁に慣れてない地域の方々からしたら怖がらへんやろか…と勝手に心配してしまったり。紅子ちゃんファンで怖がるような方はいないと思いますけど(笑)。
ご挨拶もろもろについて
ご挨拶…これは!これはれんれんが爆発した!!という感想で占められてしまいまいした。
れんれんがご挨拶で「人生から卒業」みたいなことを言ってしまって会場が大爆笑に。楽しい宝塚生活でした、といったニュアンスのことを言いたかったのだと思いますが、楽しい人生でした!みたいになっちゃって。
これがれんれんだよ…!最高だよ…!となりました。
星組で一番れんれんが好きなので、最後にかましてくれて嬉しいです。
カーテンコールでは「さゆみさんが卒業されるときいて、本当に寂しいなって…」と、紅さんの「あんたも卒業やんか」というツッコミを受けながらせつせつと話すれんれんも面白すぎて。しかも最後に「お先でした」とか言っちゃうところも、こう、なんというか天然というか…。いいキャラなんですよねぇ。
紅さんは相変わらず宝塚への愛をこちらもせつせつと語り。創始者である小林一三翁にもお礼を言ったり。
「諸先輩方が居るのに(宝塚の歴史みたいなこと言って)すみません」といって、このステージで最も先輩である汝鳥伶さんに「ゆうちゃんさん」と話を振ったらご本人は万里柚美組長とお話してて、汝鳥さんは「え?」って反応してたり…。
最後、緞帳で二人が出てきて「ほんとにって言いすぎですけどほんとにって言葉しか出てこないんです」と笑いを取ったあと、隣のあーちゃん(綺咲愛里さん)にお話を促したら彼女も「本当に…」と今いったとこやんけ!なこと言ったり。
観客のリクエスト「二人で最高で最大の投げキッスして!」に応えようと紅さんがあーちゃんにやるで!って言ったら、あーちゃんは「さゆみさんにすればいいんですか?」と大ボケをかましたり…と、本当に最後まで楽しかったです。
(このときの「それはまた後でやろ」って言う紅さんがまた素敵な旦那様感出ててよかったです!)
退団公演だからといって涙ではなく笑いで終わりたい、という紅さんの人情味がこれでもか!と出た千秋楽だったと思います。
絶対に忘れることがないであろう、楽しい楽しい時間でした。
最後になりましたが、退団者の皆様ご卒業おめでとうございます。次の道も素敵なものでありますように。
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