今日のひとこと(2021.10.10)今日からマドモアゼル・モーツァルト上演ですね!水曜日に観劇予定です。

【宙組】「Délicieux!」初日感想|恒例の華やかで盛りだくさんな内容。個人的にキツい場面もあった(ネタバレあり)

宙組
この記事は約8分で読めます。

お芝居「シャーロック・ホームズ」の感想に続いて、ショー「Délicieux!」の初日観劇感想です。

まずはじめにお伝えしたいこととして、私は基本的に(演出の)野口くんのショーはそんなに好みではありません。

その上で書く感想ですので、人によってはキツく感じてしまうところもあるかもしれませんのでご注意を!

お芝居感想 【宙組】「シャーロック・ホームズ」初日感想|程よくアレンジが効いた一作。雰囲気○!(ネタバレあり)

スポンサーリンク

基本の野口くん演出のショー。豪華で盛りだくさん。

まず全体的な印象としては、「安定の野口くんのショー」です。

プロローグから華やか、そして様々な要素を盛り盛りで入れてくる。

ラーメン!カツ丼!カレー!ハンバーグ!」と、メインディッシュをぼこぼこ口に運んでくるような内容なので、お好きな方は本当にお好きだと思います。

私はもっと緩急ある構成の方が好きなので、どうしても食傷気味になってしまうのですが……(花組「Beautiful Garden」でも同様の感想です。星組「The Entertainer!」は大好きなんだけどなー)。

今回は舞台がパリということもあり、おなじみのレビューナンバーも多く聴かれます。

始まりにちょっと「Sante!!」を思い出しちゃった自分がおります。曲もかぶってるからね……(あれもパリレビューだから)。

スポンサーリンク

ストーリー仕立てのプロローグは華やか!

プロローグはちょっとストーリー仕立て。

潤花ちゃん演じるラ・フルールがお腹をすかせて夜のパリで迷子になっていると、お菓子の精霊?たちが現れて…というところから始まります。

化身たちのお衣装は必見!!

この時のお菓子の精霊(プログラムによると「化身」)たちがとても個性的で衣装もかわいいのです!

特に、チョコの化身のすっしーさん(寿つかささん)が、どうみてもチャーリーとチョコレート工場になってる。

まっぷーさん(松風輝さん)はアイスの化身なのかな?ステッキくらいの長さの大きなスプーンをお持ちなのですが、非常に細かく作られていて、必見です!

潤花ちゃんの早変わり衣装、すごい!

謎の宝塚パワーでうらぶれたパティスリーが華やかなお店に変身!

まるで魔法のように、潤花ちゃんの茶色っぽい衣装も純白のドレスへと早変わり!!これは本当にすごいギミックでした!

言葉で説明するのが難しいのですが、出てきたときの衣装は、実は裏地部分。

茶色ベースの落ち着いた色味になっていて(イギリスみを感じた)、普通に可愛らしい衣装だな~と思って観ていました。

それが、肩部分かどこかで留めていたと思うんですけど、それを外すと本来の表地が出て、ロングのドレスになったんですよー!本当にすごい!かわいい!

ペンライトを使うときはコールがあります

また、今回の公演ではマカロンペンライトを使うシーンがあります。

プロローグの途中で演者の皆さんがペンライトを持って出てきますが、ダブルでした。

ペンライトを持って出てこられたらすぐに使うのかな?と皆さんソワソワされている感じでしたが、ちゃんとまかぜ(真風涼帆さん)が「皆様もご一緒に!」とコールをしてくれるので、ご安心ください。

ちなみに、使うシーンはここのみです。

もうちょっと使うところがあればよかったな~。

客席降りがあればまた違ったかもしれないですね

うう~~ん…と思った第2場

プログラムによると、第2場はマリー・アントワネット様のお茶会ということで。

当然(?)マリー様はキキちゃん(芹香斗亜さん)です。

タカスペのスカーレットを思い出したあなた、だいたい間違っていません。

様々なお菓子に扮した男役さんたちが出てきては、キキちゃんが様々な理由をつけて下がらせていく、かなりコミカルな場面です。

コミカルなのはいいんだけど、ちょっとコミカルすぎてイロモノ感が出てきてる気がして……。

私はキキちゃんにそこを求めてないなあ、と思ったのでちょっとマイナスでした。

アーネストのアルジャノンやオーシャンズ11のジョンソン先生なんかはめっちゃ好きなのですけど……

ご本人はお笑いが大好きで、人を笑わせるのも好きだろうけど、この方向は……いるのか?って感じ。

最後、まかぜ演じるフェルゼンがお菓子を持ってきて、めっちゃ美味しい~!からのキキちゃんがダルマ姿に変身するのですが、その必要ある???

まあ宝塚のショーはだいたい「その必要ある??」なポイントはありますし、キキちゃんの足がキレイだったのでそれはいいんですけども、なんで足を出させるの???と結構疑問でした。

普通にドレスで踊ってもよかったんじゃないのかなあ。

個人的に受け付けない第3場

そして次の第3場が本当に個人的に受け付けられないです。

好きな方には申し訳ないんですけど、本当にダメ。

ちょっと怪しいエロティックな雰囲気の場でして、野口くんいわく「耽美的な官能さ」を表現しているようなのですが、正直私には品のない場にしか見えませんでした。

宝塚はお芝居にもショーにも官能的な場面ってのはありますし、宙組さんは5組の中で今現在一番アダルティな魅力がある組でもあります。

なので大人っぽいセクシーな場面があるコト自体は全然否定しませんし、いいと思うのです。

だけどこれはちょっと、品を感じられなくて、見ていてゲッソリしました。

これをやらされる宙組生、かわいそうに……と思ってしまうくらい。

ちょっと構成や振り付けを変えてくれないかなあ……。

あと、潤花ちゃんの衣装がさくら(美園さくらさん)のミューサロのやつに似ていて。

衣装界では特別珍しいデザインではないのかもしれませんが、近い時期で似たようなものを着させるのはどうなのかなーとも思ってしまいました。

退団者フィーチャーはしっかりしてて、よき。

退団される方はしっかりフィーチャーされていて、そこはとってもよかったです!

特にららちゃん(遥羽ららさん)は1場面用意されていて、娘役さんだけでとってもキュートな銀橋渡りもあって。

じゅりちゃん(天彩峰里さん)とショーを通してニコイチで使われているんですが、ふたりとも可愛くて見ていてニッコリできました。

もちろん、エビちゃん(綾瀬あきなさん)など、他の退団者の方(じゅりちゃんは退団しないですけど…)の場面もしっかりあって○!でした。

シトラスを思い起こさせるようなシーンもあり、宙組らしさが出てましたね!

107期生のダンス、難しそうなのに頑張ってた!

今回お披露目となる107期生のラインダンス、とっても可愛かったです!

ケーキに乗ったマカロンとしての登場。これがまず華やかでかわいい!段差があるとみなさんのお顔もわかりやすい。

そのあと本舞台に降りてからのダンス……なのですが、素人目ながら結構たいへんな振り付けだったのでは?と。

思わず「がんばって!怪我しないように!!」と力を込めながら見ちゃったのですが、彼女たちはずっと笑顔でしっかり踊りきっていました。

全員で出られないのはとても残念ですが、最後まで誰も怪我なく踊りきってほしいなと思います。

皆さん美人さんばっかりで、今後の美人の期として有名になるかも……?と感じました。

整っている子が本当に多かったです!これからが楽しみですね。

顔のバランスがいい子ばっかりなのかな?お化粧もお上手でみなさんおきれいでした

男役群舞もっとして!!!

後半というか、終盤にある男役群舞。

燕尾の男役群舞はやっぱり素敵ですし、宝塚ならではですよね。

普通にこれは文句なんですけど、短いのでもっとしてください……。

1年半振りのショーなら、こういう基本的なところこそ改めて観たい!って思うのは私だけなのでしょうか。

他の場面で詰め込むなら、こういった「ここが観たいんだよポイント」にもっと時間を割いてほしいと思っちゃうんですよね。

しかも振りもちょっとライトな感じ(クラシカルではない)で、物足りない感が強かったです。

プロローグから第2場、3場としっかり尺を取っている割に、後半は1場面の尺が短く詰まってるのが続いたので、こういうとこでどっしりとしたものを見せてほしかったなという気持ちがありますね。

デュエダン……なの……?

燕尾からデュエダンに行くのですが、キキちゃんがその場に残り、歌います。

これも「Sante!!」を思いだしちゃいますね(立ち位置的に……)。

大階段に現れた潤花ちゃんを迎えてデュエットダンス……のはずなのですが、キキちゃんも一緒に踊るトリデンテダンス??に発展。

まあ、最初は3人で踊って途中からデュエダンになるっていうのはよくあるパターンだよなと思って観ていました。

で、途中まかぜと潤花ちゃんが銀橋に出るところでキキちゃんは引き。

銀橋に出てデュエダンか~と思っていたら終了

え…??

あまりにもこれは、潤花ちゃんが不憫では……?と思ってしまうのですが。

ホテル スヴィッツラ ハウス」のデュエダンのほうがよっぽどよかったよ!!!!

大劇場お披露目なんだからさ~~もうちょっとしてあげてよ~~~!!!!

ガチでびっくりしたデュエダンでした……トリデンテ売りしたいなら別でなんとかできるでしょ……

文句ばっかりになっちゃいましたが……

見返したら文句ばっかりになっちゃってるなあ、と自分でもビビっております。

ただ、自分のファンの組で、1年半振りのショーでこれ持ってこられたら正直……っていう部分があるのは確かですね。

相変わらずのぶっこみ盛り盛り野口くんってのはまあそんなもんかってなるんですよ。中村一徳先生のショーみたいなもんで。

(そういえば最近一徳先生のショーないなあと思ったら、次の花組さんでやるんですね)

プロローグは華やかだし、随所に出てくるお菓子の化身たちもすごく丁寧に作られていて、観ているだけでワクワクします。本当に造形がすごい!

107期生のダンスも可愛くて素敵でしたし、彼女たちが参加したカンカンも大人数で圧巻でした。

私にとっては、いいところとうーんなところの振れ幅がすっごい大きいショーでした。

普通のショーだと+20から-20くらいまでなのが、+100と-100がある、みたいな。

絢爛であることは間違いないだけに、惜しい!という気持ちが強く残る内容でした。

次回観に行く時に印象が変わっていればいいなあ。

コメント