タイトルから興奮してしまっていますが、タイトルどおり「エリザベート ガラ・コンサート」、14年花組バージョンを観劇してきました。
私がまだ宝塚の名前は知っていても観劇はしていなかった時代に上演されたこの作品、ブルーレイはそれこそ擦り切れるくらい観ました。
それを、その当時の形そのままではないとはいえ、再び観られるときがこようとは……!!
感動でいっぱいになってしまい、私情入りまくり感情のままに書いたものですが記録を残しておきたいと思います。
あのトート様が生でいるよ!!!!
とりあえず最初の感想はこれになっちゃうんですよね。
あの!!映像と写真で腐るほどみたトート様が!!生でいる!!!
当然2014年当時とは全く違うのだと思います。並べてみたい。
のですが、なんというか、エドガーにしてもそうですが、りおちゃん(明日海りおさん)は人でない存在になる時は急に時間を止めるといいますか、「そのもの」になってしまうのでブランクを感じさせないところがあるな……と感じます。
これもまれびとパワーなのでしょうか。
お衣装もそのままなので、マジで「トート様だァー!!!」と叫びたくなるくらい。叫んではいけません。
しかし、表情ひとつとってもすごくトート様で、2014年のころの「らしさ」を残しているところもあれば、そことはまた違ったアプローチをしているところもあって……これだからオタクはやめられないぜ!という気持ちにさせてくれます。
生の「夜のボート」だァー!!!!
そしてそして、こちらも本当に嬉しかったのが、みっちゃん(北翔海莉さん)のフランツと、らんちゃん(蘭乃はなさん)のシシィ。
どちらも大好きで、この二人の「夜のボート」が本当に好きすぎて!!(曲自体も大好きなんです)
みっちゃんのフランツは個人的にNo.1フランツですので、生で聴けたこともとっても嬉しかったです。だんだんと年齢を重ねていく中で声が低くなっていくのも素晴らしい。
らんちゃんも、「私だけに」までは幼さが残っているのですが、覚醒した後はちょっと芯が強く出るんですよね、歌に。
実はらんちゃんシシィは壮年期が一番好きでして、以前よりもぐっと深みが出た気がします……。年代によっての演じ分けがより明確になった感じかな?
まさか生で聴くことができるなんて思っていなかったので、本当に嬉しいです!嬉しいしか言えない、マジで。
もちろん他のメンバーも魅力的!!
ここまでですでにギャーギャー言っちゃってますが、もちろん!他のメンバーも魅力的です。
ルキーニ役・宇月颯さん
今回ルキーニ役をやっていたとしちゃん(宇月颯さん)。八面六臂の活躍でしたね!
彼女は何もかもうまいので、どのようなルキーニ像でくるかな?と期待していましたが、大満足でした!見た目もまさかのロングヘアー(というのかな?縛ってました)で。
2幕最初「キッチュ」の時には「トート閣下のお気に召す写真」として、客席に花組ポーズを要求(笑)。
こういった頭の回転のよさも、としちゃんの素敵なところだと思います!
カーテンコールで回しをしたのはちょっとビックリしました!(宝塚的な意識で、りおちゃんが言うものだと思っていたのでw)
最後までルキーニは回し役なんだなあ、と感じさせるいい演出ですね。

としちゃんのルキーニ、まじでよかった!!!
子ルド役・矢吹世奈さん
まさちゃん(矢吹世奈さん)かわいいからのかわいい!!
現役時代から好きで、退団も早く「なに~~もったいない……」と涙を流したものですが、再び会えてとっても嬉しいです。
当時よりもより繊細に演じられていて、時間の流れを感じると共に、じんわりと心が温かくなりました。
子ルドのときは「あ~前よりもちょっと女性っぽくなってるな~!」と感じたのですが思えばその前に他の役でも出ていて、その時はしっかり男役さんの顔でした。
やはりすごいな、タカラジェンヌ。
リヒテンシュタイン役・芽吹幸奈さん
かあちゃん!!かあちゃんじゃないか!!
リヒテンシュタインと言えば私の中でやっぱりくみさん(芽吹幸奈さん)。
くみさんは佇まいから品と優しさがいつも溢れていて、それがリヒテンシュタインとかっちりマッチするイメージなんです。
らんちゃんとの並びも好きだったので、こちらもまた観られて嬉しい組み合わせでした。
ルドルフ役・澄輝さやとさん
あっきーさん(澄輝さやとさん)のルドルフも映像で観たことしかありませんでした。
ロイヤルな雰囲気をお持ちなので、ルドルフにピッタリですよね。
退団後は非常に美しい女性になられていたので、ルドルフどうなるんだろう……?と思っていたら、めちゃくちゃ現役感あってビックリしました。タカラジェンヌはすごい。
身長が高い方なので、りおちゃんとの絡み、大丈夫かな……と勝手に心配に(笑)。
結構体を傾けてくださっていて、ありがとうございました……!!!
きっと、まぁ様(朝夏まなとさん)との時はもうちょっと角度がついてないんやろうな、と思いつつ(笑)。
ゾフィー役・純矢ちとせさん
めっちゃ気合入ってる!?と言いたくなるせーこちゃん(純矢ちとせさん)のゾフィー。
宝塚で演じた時よりも強弱を強めにつけて、ゾフィーの強さ・支配力をよりインパクト強く仕上げてきたような印象でした。
そして最後のりおちゃんのご挨拶の時、一番笑ってたのが彼女だった気がします(笑)。

同期感でてよき
本当に感動しかなかった……満たされた2時間35分
「憧れていたものが現実に!」という言葉がふさわしかった、今回の花組Verガラコン。
2014年からは環境が大きく変わり、それぞれの経験を経て今回のものが出来上がったんだなと思うと感慨深いですし、皆さんがパワーアップしていて見応え満載でした。
私ガラコンがどんな形式かを全然わかっていなかったのですが、ほぼすべての楽曲をやってくれるんですね。
エリザは楽曲でお話が進んでいくので、ほぼエリザやってる感じに……!!ありがたい、ありがたい。
1幕1時間10分、休憩25分、2幕1時間の合計2時間35分ですが、ご挨拶などが入るともうちょっと長くなる感じでしたね。
もし今後遠征などで来られる方の参考になればと思います。
花組Verの大阪公演は今日で終わりですが……そして、幸いなことに今日も劇場に足を運べます。
17時公演なので、12時公演の配信が都合上観られないのは残念ですが、花組Ver大阪千秋楽公演も楽しんできます!
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