【OG】「エリザベート 宝塚25周年スペシャルガラ・コンサート」千秋楽・前楽感想|いやあ、楽しい時間でしたね……。

出演舞台感想
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去る5月5日、「エリザベート 宝塚25周年スペシャルガラ・コンサート」(長)が大千秋楽を迎えました。

様々なバージョンが上演される中、最後を飾ったのがアニバーサリースペシャルバージョン。

残念ながら有観客での上演は叶わなかったものの、5月の3日、4日、5日と毎日のライブ配信で、我々を楽しませてくれました。

今回はその中で4日、5日分をまとめた感想です。

初日の感想を見たい方はこちらからどうぞ→【OG】望海閣下ばくたん!!「エリザベート 25周年ガラ・コンサート(2021.05.03)」配信感想

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ルドルフが七海ひろきさんとなり、89期度が増加。

4日、5日ではルドルフが澄輝さやとさんから七海ひろきさんに交代し、89期の濃度がさらに上昇。

かいちゃん(七海ひろきさん)のルドルフは大阪公演にて拝見済みで、その時も「強いルドルフやな……」と思っていましたが、この2日間も強かったですね。

正直、不安で壊れそうなことないやろ!!と思いながら見ていました(笑)

あのルドルフはどこか自分を客観視していて、感情よりも実を取りそうなタイプに見えますね……。

個人的には結構ハンガリーの王冠がほしそうに見えたところも興味深いポイントでした。

かいちゃん、めっちゃ笑うよね

かいちゃんルドルフは笑うのも特徴的だなと。

笑う、というと語弊があるかもしれませんが、随所随所で微笑みを入れてくるんですよね。それこそ死ぬときも。

死ぬことは救いでもあるので、そこの表現なのかな?と読みつつ……。

今まで見てきたルドルフの中で、一番笑顔があるかもしれません。

3日のあっきーさん(澄輝さやとさん)のルドルフが本当に不安で壊れそうだったから、そのギャップが新鮮といいますか、同じ役でもこうも作り方が違うんやな~と、面白いですね。

正直りおシシィもあっきーさんの時は包まれた手を抜くまでの時間、結構長かったしね……(笑)

(かいちゃんの時は結構あっさり抜いてて笑った)

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全体のクオリティでいえば5月4日版が好き

全体を見たクオリティでいえば、千秋楽の5月5日版よりも前楽の5月4日版の方が好きです。

というのも、5日はちょっとりおちゃん(明日海りおさん)の歌が不安定に感じたので……。

「声が出しづらいのかな?」と感じられる時が何度かあって、4日の方がスパンと出てたように思えたんですよね。

大月さゆさんととしちゃん(宇月颯さん)のハプニングなやりとりが可愛かったのも理由です!

さゆさんのブログでもそのことに触れられてたんですが、言い回しが粋でとっても素敵でした……→大月さゆさんのブログ

だいもんの呪文は千秋楽が一番すき。

とはいうものの、4日はだいもん(望海風斗さん)のおデコの呪文(勝手にそう言ってます)が完全に「の」だったので、デザイン的には千秋楽が一番好きですね……。

あれも「O」が気になるところですけどね。

しかしあの「の」、もしや我がご贔屓が描いてはおらんまいな……(思わず公式FCの会員ページで筆跡を確認した女A)。

カーテンコールだけで30分以上!

千秋楽、びっくらこいたのはカーテンコールだけで30分以上あったこと!

13時からの公演でしたので、大体15時40分くらいに終わるかと思いきや、実際終わったのは16時10分すぎだったような気がします(笑)。

最後ということもあり、各出演者の方々のコメントはもちろん、全日程に出演されたキャストさんたちの代表として、まゆみさん(綾月せりさん)のご挨拶、さらに演出の小池修一郎先生、小柳奈穂子先生の登壇もあり、ボリュームたっぷり。

個人的に記憶に残ったところをピックアップしていきます。

ライブ配信を作ってくれたどなたか……!!

まりんさん(悠真倫さん)が仰っていて、小池先生もそれに同意されていましたが、本当にライブ配信というものがあるから、こうやって我々も公演を観ることができたわけで。

上演できなくなってしまったら終わり、ではなく、別のアプローチで行える手段が一般化されてきたことは本当にありがたいことですよね(そして、少しでも費用の回収になれば……)。

観客がいなくても……

小柳先生が仰っていたことで、無観客としてやる公演ではあったけれど、稽古場とは全く空気が違っていたので、気持ちは届いていると。

後にだいもんもご挨拶で言っていた(ような気が気がします)が、こっちとしてはテレビのこちら側で応援することしかできない中、届いてますよ!と言ってくれるのはとても嬉しいものですね。

それでもやっぱり、舞台である以上生でみたいのですけど……。

そわそわあやちゃん

どうしても自分が0番に立っていて、横にりおちゃんが居るのが違和感なのか、4日、5日と「私がここに立ってていいのかなぁ」と言っちゃうあやちゃんぶり。

期間としてそんなに長いものではないはずなのに、「本役さんがここにいる」っていう意識になっちゃうのはさすが宝塚、なのでしょうか……??

ぶっちゃけただのだいもんの気質な気もするけど

毎回りおちゃんが「縦になろうか?」って打診するのも笑える。3日間で他の解決策はみつからなかったのか。

あやちゃんといえば、最後のパレードの時に彼女の両側をキャストが通っていくわけですが、頑張って全員の顔をみなくちゃ!!って感じで首を左右にぶんぶん振っているのが可愛いなと毎回思っておりました。

みんなが無事に走りきれて本当によかった!

ご挨拶でどなたが仰ったか忘れてしまったのですが、今回の公演は情勢がどうなるかわからない中で行われたものでした。

そのため、その日に出演予定がなくとも楽屋に待機して、何かあった時のために出演できるようにしていたと。

仕方がないといえることかもしれないんですが、そこまで細やかにしてくれて、こちらとしてはもうありがとう……ありがとう……としか言えません。

本当に無事に終わってよかった!

しばらくは出演者の皆様のTwitterやインスタなどを見ながら、余韻に浸ることにいたします。

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