【スカステ感想】「明日海さんは天才!」に笑った「ぽっぷあっぷTime CASANOVA」感想2(終)

花組
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今日は星組さんの大千秋楽ですね。

月日が経つのは早いもの…。私は遠征は花組しかしませんし、本公演については花組でさえも行かない(だいたいチケットないから行けない)のでどうしても大劇場での公演が終わると「終わり」な印象になってしまうのですが…

 

間に2週間程度の休憩が挟まるとはいえ、約3ヶ月走り続けるのはどの組のどの方であっても大変だと思います。皆さんゆっくり休んでほしいですね。

 

さて今日の記事は昨日の宣言通り、「ぽっぷあっぷTime」の感想の続きです。

だいたい後半部分の感想になります…前半部分の感想はこちらの記事をご覧ください。 

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みんなヴェネツィアに行ってる!

あかちゃん(綺城ひか理さん)とべーちゃん(桜咲彩花さん)がヴェネツィアに行ったのは有名な話(?)ですが、ほのかちゃん(聖乃あすかさん)も行く予定があるそう。

多分、大劇場での本公演が終わった後の東京公演の間のお休み中…なのかな?

なかなかケツカッチンなスケジュールになりそうですが…「とっても楽しみです」とニコニコ話していたほのかちゃんがとっても可愛かったです。

 

私はヴェネツィアに行ったことがないのですが、渡航経験があるあかちゃんにとっても、今回のセットはヴェネツィアを思い出させる部分が多くあるとか。

 

今回のセットは映像も上手く使われていますし、町並みを小さめのブロック?で表すのもとってもキュートでしたよね。

 

この番組では、唯一新人公演学年なのがほのかちゃんということもあり、ゆーなみさん(優波慧さん)から「新人公演やってみてどう?」という振りも。

それに対し「新人公演では(閣下役ということもあり)一歩引いて全体を観られるので新鮮で、改めて登場人物が個性豊かだな…と感じました」と語っていました。

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好きなシーン(場面)について

続いては好きなシーンについてのお話。

カサノヴァが脱獄するシーン

あかちゃんは、カサノヴァの脱獄シーンが好きだそう。

この時はあかちゃんもつかさ(飛龍つかささん)もほのかちゃんも官憲の一人となってカサノヴァを追いかけていますよね~。

テンポいい音楽とともに、コミカルに楽しめるシーンになっている印象です。

 

カサノヴァとバルビが塔の上に逃げて(天井を破壊して)いくために一度セットの裏に回る必要がありますが、そのシーンで官憲たちが歌いつつまるでロケットのように足を上げるのは、なんと生田先生の思いつきだそうで…。

 

(間があるので)足でもあげてみますか?」という流れから足を上げるタイミングや高さなどを調整していったそうです。すごい!

馬車のシーン

ほのかちゃんは馬車のシーンがお気に入り。

このシーンは嫌いなんて人はいないんじゃないのか?というくらい楽しいシーンですよね。

カサノヴァ&バルビを観るか、ベアトリーチェ&ダニエラを観るか…毎回迷ってしまってオペラが忙しいことこの上ありませんでした。

 

歌も振り付けもとっても可愛い!」とのことです。

プロローグ

みれいちゃん(城妃美伶さん)は「やっぱりプロローグ!」とのこと。

特にみれいちゃんはりおちゃん(明日海りおさん)とガッツリ絡みますが、その日によって「今日は大人っぽく」「今日はツンとした感じで」…など、ちょっとずつ変えているそうです。

(自分の演技を)細やかに変えても、明日海さんはきちんとそれに対して合わせて返してくださる」と言っていました。

 

加えて、ゆーなみさんも下級生も表情やら動き方やら毎日色々と工夫しているのがわかる、袖から観ていて「すごい、この子はこんな表情もできるんだ!」と驚くこともあるそうで。

カサノヴァ様に磨かれて、花娘ちゃんたちの輝きがもっと増すことを期待せずにはいられません!

冒頭の異端審問

つかさは1幕冒頭の異端審問のシーンがお気に入り。

瀬戸(かずや)さんや鳳月(杏)さんたちが前で踊っていらっしゃるところで、下級生は自由に芝居をすることができるんです。

コンデュルメルさんの『妻・恋人・母親・妹』などという(カサノヴァに取られた女性との関係性を語る)セリフがありますが、今日は恋人が取られたという設定にしよう!と決めてその日によって芝居をしています」とのこと。

そんなん全然知らなかった!後ろも観ないといけないのか!ほんと目がたりないやつ!!

 

また、このシーンの振り付けは「DUZZLE」の長谷川先生。

最初振り付けが歌のタイミングと上手く合わなくて大変だったけれど、段々とできるようになってきて「人間やれないことはないんだな」と思ったそうで…。

面白い振り付けですよねあのシーン。ぱっと思い出せるのはそれだけ印象が強いってことだと思います。

2幕ラストのデュエット前

ゆーなみさんが選んだのは、物語のラストもラスト、二人でカーニバルにでも行こうかね…という時にカサノヴァがぐっとベアトリーチェの腕を引いて、自身の首の後ろにかけるシーン。

 

これには同意の声がめっちゃ多くて笑いました。

稽古場で初めてそのシーンのお稽古をした時は、稽古場がわ~~~!!!っと盛り上がったらしくて。そういう組子ちゃんたちが稽古場でヒャー!ってなるの見てみたいですよね…。

 

ゆーなみさんは「将来この仕草ができる男役になりたいです」とのこと。
なかなかハードルが高そうですが(お芝居でもショーでもなかなかありませんよねああいう振り付け)…ぜひぜひ頑張ってほしいです!!

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テーマトーク

番組の後半に行われるテーマトーク。

こちらについて簡単に説明しますと、ボックスの中から無作為に出演者が選んだテーマについて語る、というまあそのまんまのコーナーです。

 

今回は

  • ヴェネツィアで観光したい場所
  • ドキッとした花男エピソード
  • 今回退団するゆきちゃん(仙名彩世さん)について
  • 宝塚で逆の性別役をするなら、どんな役をしたい?
  • 魔法がひとつだけ使えるとしたら、どんな魔法を使いたい?
  • 春と言えば?

と、結構数が多かったんですよね。
その中でも自分が面白いな、ええなーと思ったテーマについて感想を書いていきます。

ドキッとした花男エピソード

花男と言えばやはり娘役に対していつでも紳士?褒める?といったイメージが強いですよね。

ここは出演者唯一の花娘であるみれいちゃんからスタート。

毎日明日海さんにドキっとさせられてます。明日海さんは天才!

天才!!

あまりにも「天才!」と言い切ってしまうのが面白くて笑ってしまいました。潔すぎ!

 

あとは男役ばかりなのでそんなにエピソードもないかと思いきや…

あかちゃんはつかさと化粧前が隣だそうで、突然(からかうような感じではなく)素で「今日も可愛いね」と(つかさが)言ってくるそう。

娘役だけでなく男役に対しても言うつかさ…強い!!

 

ほのかちゃんもりおちゃんのお話。

カジノで、思わず前に出てしまったカサノヴァを止めるために出てくるアンリエット。その後二人は後ろのテーブルでイチャイチャし始めますが、その時にメディニはアンリエットのことが好きなのでチラっとそっちを見るんですよね。

その時にりおちゃんと目をあわせるそうなのですが、たまに「てへぺろ★」って感じの表情をされることがあるそうで…。

今日はどんな表情なのかな、と毎回気になります」とのこと。てへぺろ顔…見たい!

 

ゆーなみさんはパレードで、(コンデュルメル)閣下が礼をして顔を上げるときの表情にドキっとさせられるとのこと。

本当にトマシは閣下が好きだなあ!いつでも捨てられないように頑張ってるって言ってましたし…可愛い。

退団するゆきちゃんについて

今作で退団する ゆきちゃんについて、出演者それぞれが語りました。

 

「ポーの一族」の新人公演でシーラ役を演じたみれいちゃんは「ポーのときに何から何まで(ゆきちゃんに)教えてもらった。ご自身が様々なことを乗り越えたからこそ今がある、本当に素晴らしい人」と語り、花組の偉人!という結論に。

 

全員一致で偉人ってすごいことですよね…。もちろん全く異論ないんですけどね!

 

つかさは「毎回限界を突破される方、娘役さんながら男役としても見習うべき部分が多い、仙名さんと同じ舞台に立てて良かった」と語り、ほのかちゃんは「自分が初めて役を貰ったとき、仙名さんは母親役で。ご自身は(主演の)相手役さんなのに、何も分からなかった私に付き合って何度も練習に付き合ってくれて、母親のように包んでくれた」と話していました。

 

ゆーなみさんは震災の時のことにも触れ、目からは涙が…。ゆきちゃんがどれだけ慕われていたかよくわかります。流石自慢のかあさん!!

 

他のテーマも色々と面白かったのですが、あんまり今回の公演と直接関係ないのと、相変わらずまた長くなってしまったのでここまでとしたいと思います!

 

私は東京公演は千秋楽のライブビューイングでしか拝見できませんが、これから観劇を楽しまれる方は、細かいところも是非楽しんでいただければと思います!

本当に目が足りないんですよー!!

 

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