前回の続きで、今日も「MIYA COLLECTION」の感想、こちらはAct2について書いていきます!
まさに「The wonder」の名前に恥じない不思議な世界観でしたが、Act2はそれとは打って変わった、非常に明快な展開です。
MCもふんだんにあり、みやちゃん(美弥るりかさん)らしく観客を楽しませたい!という気持ちが伝わってくる内容でした。
前回の記事はこちら
最初はゲストコーナーから!
Act2はゲストコーナーからのスタート。
この日はミュージカル俳優の平方元基さんがゲストでした。
「サムシング・ロッテン!」と「マイ・フェア・レディ」にて拝見したことがあるのですが、ここまでユニークな方とは思わなかった……!!というくらい、MCは笑いの連続。
みやちゃんいわく「テーマパークのような方」。
表情も明るく声も非常に通る方で、背も高いのでなんというかパワーに溢れていましたね……。
緊張しているということで、汗を常にといっていいほど拭いてらっしゃるのが印象的です(笑)。
みやちゃんと舞台で共演し仲良くなったそうなのですが、お互いの最初の印象があんまり良くなくて、そこも笑えるポイントでしたね……。
(平方さんは「なんかぼそぼそっと挨拶してる!」で、みやちゃんは「なんか機嫌悪そう(怖そう)」という……)
非常にMC内容も自由で、話題がポンポン飛びまくりでしたね。
今年平方さんは歳男、かつ10周年?(確か)ということで記念イヤーだというお話もされていたり。
話のテンポ感がとてもよくて、久々にMCで涙を流しました。面白かったな~!

まさかの客イジりもあって、関西感あふれる(?)MCでしたよ……Act1の感慨はどこへ…!?
みやちゃんとのデュエットと、ソロ1曲を披露。
「楽屋でするような話(byみやちゃん)」からのパフォーマンスとなりましたが、さすがプロのお二人。
「笑ってしまいそう」と言っていても、バッチリ決めてくれました。
みやちゃんと平方さんのデュエット曲は、ミュージカル「ルドルフ ザ・ラストキス」より「それ以上の……」。
私はこのミュージカルは観たことがないのですが、宝塚でいうと「うたかたの恋」に該当するお話みたいですね。
恋愛色が強い歌詞のバラードで、みやちゃんも「こんな感じの歌って歌ったことない」。平方さんも「だからこれにしようと思ったの」とのこと。
男女デュエットでしたが、みやちゃん高い声(女性キー)も美しく歌っていて練習の成果がバッチリ……!!退団してから男性とのしっかりしたデュエットを聴いたのは初めてだったので、感慨深かったです。
その後、みやちゃんはハケて、平方さんがソロで松たか子さんの「明日、春が来たら」を披露。
盛り上げるのが非常に上手な方で、パフォーマンス能力の高さを知りました……板の上だけではわからないこと、沢山ありますねえ。
みやちゃんの衣装、めっちゃ可愛かった。
ゲストコーナーで着ていたみやちゃんの衣装がですね、めっちゃ可愛かったです。
なんていうのでしょうね、ちょっとV系(ヴィジュアル系)っぽいゴシックぽい感じで。
全身黒で、上着はジャケット風ながら丈が長く広がった感じになっていて腰から下の一部がシースルーで、とってもとっても可愛かったんですよ!
うろ覚えで描いてみましたが、実際はもっともっと可愛いです……。

出演者のパフォーマンスもしっかり。
続いてはずっと演奏を担当していたバンドのみなさんのパフォーマンス。
しっかりと出演部分が用意されているの、とってもいいですよね~!
このタイミングでバンドメンバーの紹介もされていた気がします。ちょっとうろ覚え。
その次はゆきちゃん(仙名彩世さん)が登場し、「ラ・マンチャの男」の曲を披露。めっちゃすごかったです。やっぱりゆきちゃんの歌声はよき……。
退団前よりも声が太くなったような気がします。より厚みが増したといいますか。
退団後、生でゆきちゃんを観るのは初めてだったので今回その機会に恵まれて本当に嬉しかったです。またミュージカルも観に行きたいなあ……。
その後、みやちゃんと二人で椎名林檎さんの曲をデュエットで。
元男役と娘役が並ぶ、それだけでどこかドキドキしてしまうのはきっと私だけではないはず。
相変わらずよく喋るゆきちゃん、かわいい。
その後みやちゃんとゆきちゃんのMCコーナーに。
ゆきちゃんのMCと言えば、やっぱり「Delight Holiday」を思い出してしまいますが、今回も変わらずよく喋っていました(笑)。
現役時代は全く絡みがなかったものの、みやちゃんいわく「一方的にゆきちゃんのファンで、花組公演を観る度にいいいなあ~!と思っていた」とのことで、今回の打診も(忙しいかも……)とダメ元で行ったそう。
ゆきちゃんは「みやさんなら出ますよ!」と快諾して今回の共演が実現したそうです。
今回のゆきちゃんネタ(!?)は、ヘアメイクをしてもらっている間にプログラムをじっくりと読んでいたら、(みやちゃんは)伏し目のカットが非常に多いことに気づき……。
全72カット中(だったかな、71かも)なんと36カットが伏し目だったそう!ゆきちゃん数えてるの、ちゃんと(笑)。
「伏し目カットはだれでもいい感じに撮れる」ということですが、そんなことないよね……。
他にも自粛中にミニチュアごはんを作ることにハマったゆきちゃんの話など、こちらも笑いと話題がつきないMCでした。
みやちゃんの「言い残したことある?」に間髪入れず「いっぱいありますよそんなの」と返したゆきちゃん、あっぱれ。

「昨日沢山喋りすぎて反省したのに、また沢山喋ってしまった……」と言っていたゆきちゃんが可愛かったです。意外と?弾丸トークですもんね。
アンコールではあの曲も!温かく幕を降ろしたAct2
ゆきちゃんがハケた後は、みやちゃん+ダンサーのみなさんでK-POP系の曲を2曲かな。
私はK-POP全然わからないので、どなたの曲かはわからなかったのですが……。
衣装もスポーティカジュアルな感じで踊りやすそう。K-POPはダンスもセットですもんね。
その後はダンサーさんの紹介があったり、今回延期した公演が再びできることの嬉しさや思い出などを語ってくれました。
ラストは公演グッズのTシャツを着て登場!
出演者の皆さん全員が着用されていたんですが、サイズによっていろんな着方を見せてくれて、さながらファッションスナップのようでした。
そして瓜生明希葉さんが制作されたみやちゃんのオリジナル楽曲「STORY」でシメ。
この曲は本来コール&レスポンスがあったのですが、今回それができないために手拍子のコーレスに。
ちょっとずつテンポが違うものの、それぞれはシンプルなものだったのですぐに真似できて、強い一体感を味わえる素敵な時間になりました。
アンコールでは思い出のあの曲
アンコールでは「アンナ・カレーニナ」より「Everything for Love」。
この公演唯一の宝塚の楽曲ながら、バンドアレンジされているので全く違った雰囲気に。
ヴァイオリンや管楽器ではなく、エレキギターやベースで紡がれたメロディで聴くのはとっても新鮮でした。

他の曲のバンドアレンジも聴いてみたくなりますね~
幕が降りても素敵な思い出をくれる心遣いがニクい!
アンコールは1曲で幕。
こればっかりはどうしても時間上仕方ないことなんでしょうね。
ですが、幕が降りたらそこには横顔のみやちゃん(白バラを添えて)と、観客へのメッセージが。
梅田芸術劇場は写真撮影が禁止なので画像を残すことは叶いませんでしたが、最後までこちらのことを考えて、楽しませてくれようとする心遣いが非常にニクかったです。
みやちゃんがファンに愛される理由のひとつでもありますよね、こういうところ!
新鮮で楽しめたので、もう1回くらい観たかったな~
と、ざーっと駆け足でしたが2回に渡って「MIYA COLLECTION」の感想でした。
Act1とAct2で大きく雰囲気が違う構成も面白かったですし、個人的にはAct1の雰囲気がとっても好きなので、もう1回くらい観たかったな~!と思わせてくれる公演でした。
他の日替わりゲストさんとどのようなMCをするのかも気になりますし、ゆきちゃんとのMCも気になる……MCばっかりかい!

ブルーレイも出るので、もうちょっと詳細が出たら予約しようか考えたい……!!
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